日本はどのアメリカとトモダチになるべきなのか

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

NYタイムスに続きワシントンポストも特定秘密保護法案に否定的な記事を書いていたのは知らなかった。リベラルなNYタイムスだけでなく米政府寄りのWポストのこの記事は重い。日本語訳→ 前編 http://t.co/cbNu3Yz9aT 後編 http://t.co/VTyQWxK5gN

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

国連主導を謳う一方で米国追従できた日本、それが特定秘密保護法では国連からも米国からも民主主義を捨てるのかという強い疑いの目で見られている。→ http://t.co/CuVpoT8bDl http://t.co/PzPEaFRfWM http://t.co/5pECroTSnY

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

16日付のニューヨークタイムズが、特定秘密保護法案に関して、またきびしい社説 http://t.co/m2OXweUS4o を発表しています。 「日本の危険な時代錯誤」というタイトルのその社説を日本語訳してここにアップしました。→ http://t.co/u3a8XJTyXw

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

ニューヨークタイムズの最新の社説（日本語訳 http://t.co/u3a8XJTyXw )は、日本に対する警告というより、米国民に対する警告だという点で重要だと思う。これまで米国民は日本を米国と同じ民主主義国家だからという仲間意識で米国が日本と同盟関係にあることを許してきた。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

米国民が仲間意識で日本との同盟関係を後押しし、議会も承認してきたなら、NYタイムズの数回にわたる特定秘密保護法案批判、安倍政権批判は、その仲間意識の根底を揺るがしかねない。なぜなら社説は日本が民主主義国家でなくなり敵国だった戦前の姿に戻るかもしれないと警告しているから。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

NYタイムス、ワシントンポストの二大紙が日本の特定秘密保護法案に投げかける「疑いの目」は、アメリカの経済と政治のリーターたちに日本の政権は「極右」かもしれないという印象を一定の強さで与えたと思う。これはとても危険なことで、へたをすると米国民が日本を憎みだすきっかけとなりうる。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

米国民が日本に人権抑圧独裁国家だという印象を持てば、それは米国政府に「日本の民主化」（という名の内政干渉）への動きを許すことになる。日本政府はそういうことにならないように、日本の民主主義が健全に機能していることを全力をあげて国内外に示す必要がある。わかっているだろうか。安倍氏。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

世界は日本を見てる。報道の自由度世界52位、男女格差世界105位の国の代表が、日本は人権大国だみたいな話をすれば、すぐに笑われて「シャラップ」と言いたくなって、実際に言えばさらに眉をひそめられる。もうバカなひとりよがりはやめて素直に日本国憲法を額面通りに尊重した国にしようよ。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

IWJの矢吹晋氏へのインタビュー http://t.co/eOFUrhu8wO をごくごく簡単にまとめると、①米中は経済上の利害により戦争しない。米国は日米安保があっても尖閣に介入できない。自衛隊は米国の許可無しに動けない。②しかし米中は共通の利害から日中に危機を演出する。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

IWJの矢吹晋氏へのインタビュー http://t.co/eOFUrhu8wO をごくごく簡単にまとめると、③日本政府にとっての米国は「ジャパンハンドラー」を通した米国であり、米国民を代表した米議会の米国とは違う。④現在日本のマスコミは不自然に対中戦争危機を煽っている。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

IWJの矢吹晋氏へのインタビュー http://t.co/eOFUrhu8wO をごくごく簡単にまとめると、⑤しかし尖閣には棚上げ合意があり、そこに立ち戻れば日中危機は回避できる。⑥以上のことを矢吹氏は日米中の公開された外交文書と傍証にあたって検証し、確認できたものを元に述べた。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

IWJの矢吹晋氏へのインタビュー http://t.co/eOFUrhu8wO を強引に１ツィートでまとめると→「今の日中開戦前夜のような雰囲気は米ジャパンハンドラーと習近平の『火遊び』であり、安倍政権はその火遊びに悪ノリして改憲を目論んでいる。尖閣棚上げでで『火遊び』はしぼむ」

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米国民は中国をパートナーだと思い始めている。一方で核弾頭も大陸間ミサイルも持っている中国に対しては対ロシアと同様に国境付近で対峙する意味がない。日米安保は米国側から見ればいらないと思うのは当然だよね。→米世論「日米安保を維持」急減 http://t.co/3jAPUK9gSE

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

でも、アメリカ側から見ると国内生産してる大型製造業というのもあんまりない。米国ブランドの自動車も鉄鋼もコンピュータも民生機器はほとんど外国生産になって自国民に仕事を回せない。そんな中兵器だけは外注しないから生産ラインを国民に任せられる。だから兵器製造が公共事業になっている。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

米国製兵器は外注しないから製造コストが高い。高くても売るためには独占的に買ってくれる顧客が要る。本当は戦争で兵器をどんどん消費してくれる顧客が欲しいけど戦争すれば国は疲弊するから継続的に買ってくれない。そんな中日本は使わない最新兵器をどんどん買ってくれるいいお客さんだった。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

なので、軍産複合体が代表する米国は今でも最新兵器を日本にどんどん買ってくれるような環境づくりをしたい。でも、米国民を代表する米国は税金を大量に使う軍の海外駐留はもうやめたい。だから一方で東アジアに中国軍の脅威を煽りながら、自分は中国と仲良くして国防費を削減するみたいなことをする。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

ふつうの日本人から見たら、なんでアメリカは中国怖いぞと脅しながら自分は中国と仲良くしてるんだと不審に思うけど、それは米国の都合。でも米国側から見たらそんなに理不尽でもない。だって安保もやめて日本駐留米軍も縮小したいんだから。思いやり予算を含めた日本の基地負担も減るはずだし。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

要は、日本が独自に中国と戦争しないような平和外交をやり、米軍にはやりたいように縮小してもらって、場合によっては安保条約も終了して、専守防衛軍として米国から防衛に特化した最新兵器を買うという関係になることが、日本に取って整合性のある安全保障なんだけど、なぜかそれができない。

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

なぜ日本が世界も自国民も納得する整合性のある防衛政策ができないのか、僕にはさっぱりわからない。既得権を持っている人がいやがるとか、原爆を落とされ戦争に負け占領されて米軍ジープにガムやチョコレートをねだった過去が政治家や外務官僚の深層心理から払拭できないとか理由はあるんだろうけど…

kaz hagiwara（萩原 一彦） @reservologic

つまり軍産複合体の米国をアメリカ合衆国だと勘違いしていると米国民の米国民による本当のアメリカ合衆国から嫌われるということ。“@cnvvlty: 日米安保条約を「維持すべきだ」と答えた米国人は急落。１９９６年以降で最低　外務省調査 - http://t.co/3jAPUK9gSE”