あの子に薬を飲ませたら 【赤賀】
@semicco むっつり赤城さん むっつり赤城さん むっつり赤城さん むっつり赤城さん むっつり赤城さん あああああああああああああ
2013-12-23 20:24:18@semicco 服の上からでも形を面白いように変える加賀の胸に赤城は顔をうずめる。「ねえ加賀、どうして欲しいの?」声を必死に我慢している加賀は首を横に振るばかり。揺れるサイドテールすら震えているように見える。「言ってくれなきゃ何にもしませんよ。このまま寝てもいいんですから」
2013-12-23 20:30:16@sn0wr0se いや、とほとんど聞き取れないほど掠れた声で、加賀がまた首を振った。「ねぇ、どうしたの加賀。言ってくれないと分からないわ」赤城は小さく肩を竦める。「あなたが……、薬なんて……」加賀の手が、震えながら赤城の肩を掴む。痛いくらいだったけれども、なぜだかぞくぞくした。
2013-12-23 20:42:51@semicco 「私が何を入れたかわかっていてるのかしら。媚薬ではなくて、真実薬よ。加賀がそうなることを望んでいるの。ほら、素直になりなさい」加賀の力がさらに増す。骨が軋む。瞬間、加賀の熱く火照った唇が押し付けられた。口を割って舌が入り込んでくる。勢いばかりなのに、気持ちいい。
2013-12-23 20:49:02@sn0wr0se 「ん、んん、ん」むちゃくちゃな、まるで作法のなっていないキスだった。勢いを流しきれなくて、応えてやっている赤城の口の端から唾液が零れる。それを見咎めた加賀が、唇を離すなり、熱くなった舌でぺちゃぺちゃと零れた先を舐め始めた。顎をとらえる手が、ひどく熱い。
2013-12-23 20:53:14@semicco 加賀はそのまま赤城の服を脱がしにかかってきた。「加賀、どうしたの」その声に含まれた焦りを加賀は感じ取ったのだろう。見たことのない意地悪な笑みを浮かべた。「赤城さんが本当の私を知りたい、と望んだのでしょう?薬まで飲ませて。いけない子なのはどちらでしょうか」そんな。
2013-12-23 21:01:55@sn0wr0se ぞわり、と背筋が震えた。口数少なく、いつも落ち着いた風情で隣に佇む彼女の隠れた激情を垣間見たような、そんな心地になる。けれども、恐怖や驚きよりも、後ろめたい喜びが勝った。こんな加賀、絶対に他のひとは知らない。「あ、あ、加賀……」「それで?あなたは、満足かしら」
2013-12-23 21:08:03@semicco 「赤城さんは私のことをなんでもわかっていると思っているんでしょうけれど、私にだって秘密の一つや二つぐらいあります。ここまで追い込んで、知りませんよ」加賀は赤城の身体を床に縫い付ける。「今のあなたに布団なんてものは要らないわ。私のことを、もっと見ていてください」
2013-12-23 21:12:19@sn0wr0se やりすぎたかしらと反省する間にも、加賀の唇は食むように赤城の首筋を噛む。「赤城さんも敏感なのね」不意に伸ばされた舌の感覚にひく、と体を震わせると、加賀が楽しげに喉を鳴らす。「…あなたほどじゃ」腿を滑らせ、ぐい、とのし掛かる足を割りながら、赤城は悪態を吐いた。
2013-12-23 21:21:07@semicco 「赤城さんの手と違って、私の手は荒れていてごめんなさいね」唐突に暗い声で言われ、赤城は意味を一瞬では掴めなかった。すぐに自分の身をもって体感することになる。荒れた部分がちょうど、引っかかるのだ。胸にしかり、下の濡れそぼった部分にしかり。赤城の嬌声で部屋は満ちる。
2013-12-23 21:27:14@sn0wr0se 「赤城さん、赤城さん、あかぎっ……」ぽろぽろと零れる喘ぎの間に、加賀の赤城を呼ぶ声が聞こえる。はた、と瞑っていた目を開き、跨がる彼女を見ると、いつの間にか加賀の着衣は乱れていた。赤城を苛む一方で、空いた手で自らを慰めていたのだ。
2013-12-23 21:32:27@semicco 加賀は自分のいいところを赤城に教え込まれている。この調子だと数分ももたずにすぐに達してしまうだろう。彼女は体力は人一倍あるし、構わないか。まだどこかで冷静な頭で考え、美しい手だわ、と加賀が褒めてくれる指を加賀の秘所に伸ばす。「二人で居るのに一人でなんてしないで」
2013-12-23 21:36:26