魔術・ギリシャ神話・ユングの四大論などなどを絡めた様々の語り

とある日の、Ripple1975氏との神話・オカルト方面での対話ツイート群をまとめました。 四大エレメントの解釈、知性と獣性、ギリシャ神話の女神から見る女性性の分類など、いささか話題は拡散しがちでしたが、何がしかの示唆を得られれば幸いです。
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Angeliqua@nap master @Ripple1975

最近、スピ系に物凄い抵抗感が出てきた。魔術はオカルトじゃないのかって? それは間違いではないけど、多くの人が知っているオカルトとは意外と違う。わたしたちは自ら行うことすら笑いのネタにする。そういう少し離れたスタンスを持つことを善しとしている。

2010-10-19 18:31:46
Angeliqua@nap master @Ripple1975

お気に入りの香水をつけ、大好きなスターサファイアのペンダントを首から提げ、赤道儀つき天体望遠鏡で天体を観察したり、夜釣りにいったり狩猟しては得物を捌いて料理をし、家では様々なものを作り、様々なものを測定する。これがわたしの生活。文系脳だとか理系脳だとかの区切りなんていらない。

2010-10-19 18:57:05
@bayluck

@Ripple1975 占星術的表現だと、すごく金星・土星な感じの生活イメージですね。正直すごく憧れます…が、自分のいるべき場所の風景はそこではないという奇妙な直観もあったり…。

2010-10-19 19:00:14
Angeliqua@nap master @Ripple1975

@bayluck ひとそれぞれですから、自分に合う生活が一番ですよ。わたしはどちらかというと本来は狩猟民族的。論理思考の人間ではなかったのです。カバラがそれを後から支えることになりましたが、本来は直感生物ですから。w

2010-10-19 19:02:55
@bayluck

@Ripple1975 ある意味ではケンタウロスってことですねw

2010-10-19 19:05:43
Angeliqua@nap master @Ripple1975

@bayluck そうかもしれません。が、アルテミス的性質も強いという問題もw

2010-10-19 19:07:03
@bayluck

@Ripple1975 確かにいささか、狩猟的側面が強いですねw うーん喩えは難しい。

2010-10-19 19:22:20
Angeliqua@nap master @Ripple1975

@bayluck 人間が誰でも潜在意識下に持つ狂気的性質まで自覚してるのですからアルテミス的なのですよ。現代人は否定したいそういう性質の数々はよくよく覗き込んでみればいくらでもあるわけで・・・。これを否定することは得策ではなく、制御することに意味があると思うのです。

2010-10-19 19:25:19
@bayluck

@Ripple1975 なるほど、月に関連するということなら獣人系でもありますね。一方でケンタウロスも上半身が人で下半身が馬という、知性と獣性の和合としての象徴でもありますし。

2010-10-19 19:38:46
@bayluck

@Ripple1975 獣人は頭・顔が上位にあって、獣性が上位にある存在ということで狂気的性質を主とする人間の様相、ケンタウロスは知性を主として獣性を統御下に置いた人間の象徴と言えるかなと。

2010-10-19 19:40:54
Angeliqua@nap master @Ripple1975

@bayluck 月に特徴的なのは「宇宙の機械性の幻視」でもありますから、そこからわたしは食物連鎖などを思い浮かべます。そこから地球の生命循環がとても精緻なものであると感じます。一方で、野蛮な特性も持っていますが。・・・

2010-10-19 19:42:03
Angeliqua@nap master @Ripple1975

@bayluck 人間の先祖がえり的性質ならミノタウロスが良い例でしょう。あれは自他共に殺戮する古い人間の異化作用的部分です。わたしが思うに、自我の目覚めの黎明期に起こった精神的部分なのでしょうね。

2010-10-19 19:43:49
@bayluck

@Ripple1975 宇宙の機械性…と聞くと、本能という言葉が思い浮かびますね。食物連鎖もある意味では本能に従った上で組み上がるシステムでもありますし…故に野蛮でもあると、そういうことですね。

2010-10-19 19:46:13
Angeliqua@nap master @Ripple1975

@bayluck 本能がその実体の一つです。知性が統御する限りそれは悪にはなり得ないのですがこの概念の中には誕生、発育、死の三位相も含まれています。すると、欲求というものがこれらの位相に応じた反射行動であるということがわかります。知性たる太陽が月を反射してというのが面白いですね。

2010-10-19 19:51:41
@bayluck

@Ripple1975 なるほど、確かに先祖帰りという表現はすんなり入ってきます。自我の目覚めにおける黎明期ということであれば、神話などで遊牧生活を営んでいる光景が描かれるのも直感的にピンと来ます。

2010-10-19 19:52:57
Angeliqua@nap master @Ripple1975

@bayluck 残念ながらミノタウロスは今でも神話の中の生き物ではありません。とある深層意識領域に降りるとそれがまだ存在していることに気づきます。わたしたちの精神は地層のように上積みしてきたので埋もれているだけなのです。悲しいことにかのミノタウロスに支配される人がたまにいます。

2010-10-19 19:57:07
@bayluck

@Ripple1975 ふむふむ、性欲・食欲・睡眠欲の3つですね。太陽を受けて月が輝くように、これらを統御する…ということでもあるのかなと。月の満ち引きと考え合わせると本当に興味深いですね。

2010-10-19 20:03:16
Angeliqua@nap master @Ripple1975

@bayluck 月の神話でしたら三位相なのですが、カバラ的解釈だとこれが四つに分裂しますね。この四大欲求はユング派では宗教的欲求も追加されます。生殖、生存、社会的、宗教的欲求かな? 五芒星は頂点に知性を示す霊を配するので、これで四大欲求を統御するってことですね。

2010-10-19 20:07:12
@bayluck

@Ripple1975 深層意識領域…その喩えで言えばラビュリントスですね。アリアドネの糸が必要ですなぁ…。

2010-10-19 20:07:34
@bayluck

@Ripple1975 その四大欲求をエレメントに求めると、生殖が地、生存が水、社会が風、宗教が火という感じでしょうか。これに霊性を配してペンタグラムになると、ふむふむ。

2010-10-19 20:12:33
Angeliqua@nap master @Ripple1975

@bayluck とはいえ、かの名前は本来アストリオスであったのですから、元々は光的性質であったというのが正しいのですが、いかんせん過渡期の精神ですからね。ともあれ、合理的知性の黎明期はいつでも手に負えない傲慢と暴走がお約束ということで・・・。

2010-10-19 20:12:41
Angeliqua@nap master @Ripple1975

@bayluck 四大分類ならそれが妥当でしょうね。生存欲求をどこに求めるかが少し微妙です。性欲を水、生存欲求を地と分類することもできます。けれど、風と火は紛れも無くその分類だと思います。

2010-10-19 20:14:42
@bayluck

@Ripple1975 アストリオスという名前からするに、星の女神アストライアの男性形っぽい印象が。地平線の向こうに沈んでいき輝きを失った星々がイメージされるかのよう。

2010-10-19 20:17:26
@bayluck

@Ripple1975 地と水は迷いました…性欲に絡む血・体液としての水、生命として形を成す器としての地、とも考えられますしね。

2010-10-19 20:23:19
Angeliqua@nap master @Ripple1975

@bayluck ギリシア語のアステルがその語源だとするのならそういうことになります。すると明けの明星だとするのならば金星的性質も見られます。けれどこの星にはルシファーやその他の神も帰属するので話がややこしくなります。この辺の話はティターン神族からオリュンポスへの変遷に顕著です。

2010-10-19 20:23:31