ビットコイン、これであってるみたいですよ?
つまり「紙幣番号A123456789Zを持つ壱万円札」に相当する「コイン番号123456789番を持つビットコイン」という概念は bitcoin の仕組み上、その存在を必要しない。あってる?
2013-12-29 16:16:55存在するのは「アカウントAからアカウントBに 1 bitcoin が移動しました」という事実をビットコインネットワークの内部で共有するための領収書の通し番号だけなのか
2013-12-29 16:19:31だから、どの「ビットコインについて説明します」系の記事を読んでも「ビットコインというのはこれこれこういうデータ構造で・・・」みたいな説明がいっさい無く、「ビットコインの取引はこれこれこういう仕組みで行なわれます」しか説明しようが無いんだ。あってる?
2013-12-29 16:23:26bitcoin は「価値の移動」を仮想化/電子化したものである。というか、仮想化/電子化/ネットワーク化の上でのみ存在できる仕組みだ。なぜならば「AからBに 1 btc が移動しました」という事実の共有をビットコインを使用する全ての参加者で共有できないと意味がないから。
2013-12-29 16:26:33そうか、だから bitcoin には GENESIS BLOCK なんてものがあるのか。というか GENESIS BLOCK を作りさえすれば、誰でも/どんな組織でも「独自のビットコインネットワーク」を持てる。
2013-12-29 16:30:50bitcoin は「取引の完全なトレーサビリティを持つ」という特性を持つのではなく、「取引の完全なトレーサビリティ」こそがビットコインの本質なのか。
2013-12-29 16:34:27だから「ビットコインの採掘上限は2100万コインです」というのは bitcoin の上限でもなんでもない。「埋蔵量」としての例えの意味すらない。その気になれば 0.0000000000000000001 ビットコインの取引をすればいい。「取引した」という事実のみが重要なんだから。
2013-12-29 16:40:46つまり「国家が、その国家専用の bitcoin ネットワークを作って運用しても全く問題ない。」必要ならそのビットコインの単位に btc じゃなく "円" とつければいい。
2013-12-29 16:44:46で、この「ビットコインを取引したという事実の共有」をいかに堅牢にするか、もしくは破壊時の復帰容易性をいかに確保するか、が bitcoin ネットワーク参加者(のほぼ全体)による work of proof なわけか。
2013-12-29 16:53:17で、この「領収書」の通し番号には「領収書の通し番号として適切な番号を決める規則」があって、その規則が超面倒くさい。で、ビットコインネットワークの参加者のうち「採掘者」を兼任する参加者は、その「超面倒くさい規則」で「適切な領収書番号」を計算して決める競争をする。
2013-12-29 18:07:04「超面倒くさい規則」での「適切な bitcoin の領収書番号」を決める競争に勝った「採掘者」は「領収書にもし手数料が記載されていたら」この領収書の取引に手数料の分だけ参加したことになる(=手数料分のビットコインを受け取る)。
2013-12-29 18:16:27この領収書番号を決めるための「超面倒くさい規則」には「直前に決済された別の領収書の番号を元にしてこの領収書の番号を決めなさい!」という条項がある。となると「前の領収書」「前の前の領収書」「前の前の前・・・」となるが、この全ての領収書の共通のご先祖さまが GENESIS BLOCK
2013-12-29 20:09:36この全ての領収書の共通のご先祖さまが bitcoin の仕組みにおいて GENESIS BLOCK と呼称されるものなんだな。この GENESIS BLOCK は誰にでも作れる。誰にでも作れるけれど、その独自に作ったビットコインネットワークが信任を得て「価値を持つ」かどうかは?
2013-12-29 20:31:35ちゃんと論文になってた!だいたい自分の理解であってるみたいでちょっと安心。