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manabu 'koss' kose
@kossQ
『凶悪』@新ピカ。いやあ面白かった。素材・原作の圧倒的な良さもあるだろうけど、構成の巧さがあった。両悪の巧さではない存在感。投げかけるテーマに気づくとうすら寒さに支配される。ただ、画作りをもうちょっと「映画的」にしてくれると文句なしなんだけど。この浅い色は意図的だとしてもだ。
2013-09-24 16:06:18
manabu 'koss' kose
@kossQ
『そして父になる』@新ピカ。取り違えって言葉だけで弱くなれる気がしたよ。一歩引きつつも目を逸らさない丁寧な演出の積み重ねが、静かな映画で大きく語るね。正直言うと両父の演技の居心地の悪さを若干感じはしたかな。
2013-10-01 20:59:34
manabu 'koss' kose
@kossQ
『ビザンチウム』@TOHOシャンテ。ボンヤリした詩のように進み、最後でちょろっと面白くなる。シアーシャ・ローナンは普通の美人になっちゃったなと思ってしまったけど、彼女をずっと映してるから間が持っている。他の主演作も微妙なのに彼女の評価は高いんだよね。そう言う素材なのだな。
2013-10-01 21:03:09
manabu 'koss' kose
@kossQ
『地獄でなぜ悪い』@バルト9。面白いと言える。映画の撮影が始まるあたりのワクワク感ったらないなー。始まっちゃうと、「あー。そうなのね」と(楽しませてもらうことを)諦めムード。劇中劇のうまいトリックであのまま楽しませて欲しかったなあ。監督はそんなまとめ方に興味ないんだろうけどね。
2013-10-01 21:10:17
manabu 'koss' kose
@kossQ
『怪盗グルーのミニオン危機一発 3D』@としまえん。細切れのエピソードで瞬発力狙いなのは分かるけど、アクションのタイミングが日本人にはちょっと違う感じで悶える。子供向きに見えて結構ハイコンテクストなネタ満載なのよね。
2013-10-15 23:34:38
manabu 'koss' kose
@kossQ
『レッド・ドーン』@バルト9。とりあえず悪いのは北朝鮮にしておけば角が立たないぞっと。大味でスケール感が小さいと言う批評はもっともだが「300」的なアツい展開は嫌いじゃないぞ。見終わってから「若き勇者たち」のリメイクだと知るのだった。
2013-10-15 23:37:24
manabu 'koss' kose
@kossQ
『ムード・インディゴ～うたかたの日々～』@バルト9。初っ端からの「これイカすでしょ」的ファンシーギミックに置いてけぼり気味になるも、これは恋愛のあれこれの表現だと理解し、次第にそれが恋愛に限らないと気づく頃には人生の灰色時代を迎える。歳相応になってもオドレイ・トトゥは可愛いのう。
2013-10-15 23:45:53
manabu 'koss' kose
@kossQ
『トランス』@TOHOシャンテ。素直に理解してしまうと意外性も少ないのだが、監督が「2回観ないと分からない」と言うように考えれば考えるほど引っかかる。けどもう1回は観ないのであった。彼の"趣味"は日本だと映像的に残念だね。西洋画の話が出るまで理解できなかった人がいる模様。
2013-10-15 23:52:31
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@kossQ
『陽だまりの彼女』@バルト9。珍しく原作既読。実は待ち遠しかった。良かった。上野樹里はピッタリでも松潤は違うんじゃ…でも考えてみたら原作の主人公って色が無いんだよね。ってことで大正解の松潤。三木監督は瑞々しく細やかに計算高く作るなあ。原作と違うラストは解釈の余地と余韻を残す。
2013-10-16 00:02:12
manabu 'koss' kose
@kossQ
『人類資金』@新ピカ。あちこち端折られたダイジェスト版のような分りにくさと明朗過ぎる説明セリフとのマリアージュ！ 志は高いし題材は面白いと思うのだが。森山未來は相変わらず芸達者であった。
2013-10-23 20:07:49
manabu 'koss' kose
@kossQ
『ゴースト・エージェント R.I.P.D. 3D』@新ピカ。モゴモゴしゃべるジェフ・ブリッジスが面白かった。くらいしか印象がない。続編作れそうな終わり方だけど興行成績を見ると難しいだろうな。
2013-10-23 20:15:34
manabu 'koss' kose
@kossQ
『ブロークン・シティ』@バルト9。豪華キャストによる、サクッとした社会派(風)サスペンス。話が転がり続けるし説明はごくあっさりなので若干置いてけぼり。でも探偵モノとしての空気感は割と心地良いし、可愛い助手とのアケスケで軽妙なやりとりは魅力的。続編があっても悪くないよ。
2013-11-05 22:52:17
manabu 'koss' kose
@kossQ
『グランド・イリュージョン』@新ピカ。冒頭の「何か面白いこと始まりそう！」と言う高揚感こそ持続しないものの、感情移入を犠牲にしてでも生み出されるテンポの良さが気持ち良い。盗みのトリックはルパン三世レベルのマンガ的なものなので、それを許せる人にはオススメ。
2013-11-05 23:02:37
manabu 'koss' kose
@kossQ
『劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語』@新ピカ。動きにしてもダンスなどのギミックにしても意欲作だと思う。無理やりイかせる様な前作をひっくり返して始まる構成についてもそう思う反面、やり過ぎと言うか転がすために転がしてる感に乗りきれず。話を理解すればいいのかもしれないが。
2013-11-05 23:09:12
manabu 'koss' kose
@kossQ
『死霊館』@新ピカ。最初っから怖面白い。古典的な悪霊ハウス映画だけど、丁寧なカメラワークが精神的チンさむを産み、何度も鳥肌が。結局は引っ張って引っ張ってヒャッと脅かす手法なのに、大音量のドーン！じゃなくて、ごく小さなギィィを持って来るところがもう違うね。
2013-11-11 14:22:08
manabu 'koss' kose
@kossQ
『清洲会議』@新ピカ。コメディ色は薄めの人間ドラマね。前作がとっちらかっててイマイチだった僕にはこっちのが良かった。登場人物のこのすぐ未来を想うとしんみりするが、人たらしの秀吉の魅力が爽やかに楽しい。爽やか過ぎてごくごく軽い口当たり。
2013-11-19 09:45:39
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@kossQ
『2ガンズ』@バルト9。米映画にありがちな、バディ x ドンパチ x 軽い陰謀もの。クライマックスは大味なのもご愛嬌。この手のお手軽・楽しい・派手目なのを豪華キャストで手堅く作るのもハリウッドだねえ。
2013-11-19 09:50:57
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@kossQ
『スティーブ・ジョブズ』@スカラ座。「ジョブスが居るときのアップル史」の再現ドラマだね。節目になるイベントを並べただけ。人間・ジョブズに迫ろうとかそんな魂胆はない。それが悪いかと言うと、ソフトで雰囲気あり気な画作りも相まってまあ許せる。尻切れに終わること以外は楽しんだのであった。
2013-11-19 09:56:19
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@kossQ
『フィルス』@シネマカリテ。笑える哀しさはちょっとコーエン兄弟に似てると思った。クズ人間なりの行動の理屈やつながりがもう少し明瞭だと素直にノレたんだが。マカヴォイはノリノリ。でも結末のグググ…と巻き取っていく感じはなかなかの快感。マカヴォイはもっとボコボコになって欲しいよね。
2013-11-19 10:05:53
manabu 'koss' kose
@kossQ
『悪の法則』@バルト9。話がどこに向かうのか、いやどんな話なのかさっぱり分らないまま進行するが、それが端正なスリルを産み出している。実のところ、画面に出て来ないあれこれが多すぎて不評ではあるけど、この端正さが心地よくて最後までイケてしまった。強烈な雰囲気映画とも言える。
2013-11-20 21:47:47
manabu 'koss' kose
@kossQ
『キャリー』@新ピカ。予告編でクロエはあの手の動きがダメと思ってたけど本編観たらダメなのは演出全般だった件。陰湿さも凄惨さもなく、シシー・スペイセクの顔の怖さもなく、あっジュリアン・ムーアは怖かった。あの手で持ち上げるようなサイコキネシスには既視感が………そうだ、ヨーダだ。
2013-11-29 15:28:06
manabu 'koss' kose
@kossQ
『キャプテン・フィリップス』@バルト9。いつも巧さが鼻につくトム・ハンクスだがこれは単純に旨かった。お涙頂戴にせずクールなまま終わり切るのはさすがグリーングラス。海賊も素晴らしかったね。実際のムセはあんなに話が分かるヤツだったんだろうか。
2013-12-16 23:33:41
manabu 'koss' kose
@kossQ
『かぐや姫の物語』@としまえん。まず、意外にも普通に竹取物語だった。現代的な価値観を入れつつも寓話の枠に収めてきてる巧さを感じた。当然ジブリ的説教は出てくるのだが最後にはそれをも否定しているような気がした。体感型なので劇場で観ようね。月からの一行の怖いこと怖いこと。
2013-12-16 23:40:15
manabu 'koss' kose
@kossQ
『利休にたずねよ』@バルト9。物語の転換点だけを拾って芝居的芝居でシンボリックに魅せようと言う試みなのだと理解し、おお其れは面白い。だったら画と台詞の質感に徹底的にこだわれよ、惜しいよこれではコントだよ。と思いながら後半に突入したら韓流ファンタジー？ぶっ飛んだね。
2013-12-16 23:49:04
manabu 'koss' kose
@kossQ
『ゼロ・グラビティ』3D@新ピカ。観たままの浮遊映像だけがこの浮遊感を作ってるのでは無いんだ。ふんだんな映像的比喩に彩られて、シンプルなのに示唆に富んだお話。常に転がりながらも緻密に制御されたスピード感。最後は一気に畳み掛けて力強く終わる。体感と同じ様に心理も持ってゆくのだ。
2013-12-17 00:17:12