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開廷。被告人の名前と住所。検察「マルキョウに強盗に入ったが、店員に取り押さえられ、文化包丁で傷を負わせた」 被告人「事実に相違なし」
2010-10-20 13:18:58検察「パチンコで金に困って、包丁を準備しマルキョウに行き、出てきたアルバイト店員を脅したが、被害者に取り押さえられた。その際、包丁で全治一週間の傷を与えた」
2010-10-20 13:23:38検察「被告人は強盗に際し、若い男性を仲間にしようと思いつき、『オバサンのちょっとヤバいお手伝いしませんか』とメモを作成、ゲーセンに行ったが、誰にも声をかけられず、一人でマルキョウに行った」
2010-10-20 13:28:16検察「取り押さえられた際、被害者の右手人差し指に全治一週間の傷を…いえ『傷害』を負わせた」 あ、検察が言葉を言い直した。
2010-10-20 13:31:26弁護人「まず、深く反省している。強盗致傷と呼ぶには大げさで、被害者と示談をし賠償、次の仕事場を確保し仕事場の理解もあり、社会復帰する条件が整っている。」
2010-10-20 13:37:15弁護人「結果的に強盗の目的は遂げられず、金銭的被害は無い。被害者の傷は被告人が積極的に負わせたのではなく、店員が包丁を取り上げた際にはずみでついた。被害者も軽傷で、処罰感情がありません。」
2010-10-20 13:42:12法廷が再開してからも、このスーパーマーケット強盗の裁判実況は14:50頃まで。15:00からは(元々こっちを傍聴しにきた)性犯罪の実況中継。
2010-10-20 14:07:14さて、審理再開。まずは検察の証拠説明。実況検分の詳細。犯行現場は南福岡駅近くのマルキョウ・タカラ町支店。画面による関係者出入り口の「ドア」の詳細。階段や段差がcm単位で説明。
2010-10-20 14:16:18検察官は、包丁で傷害を負った被害者の、切槍(切り傷)の写真、診療録を提示。縫わない程度の傷で、1週間後の診察で完治していたことを説明。
2010-10-20 14:23:11検察官は、被害者の調書を読む。「一歩間違ったら死んでいたかと思うと、生きていて良かったと思う毎日。奨学金で大学に通い、家計のために小遣いは貰わず、アルバイトをしていました」
2010-10-20 14:26:15被害者の調書読み上げが続く。「以前のようにアルバイトの娘が「わっ」と驚かすイタズラかと思ったら、胸先にあったのは包丁だった。体が固まった。」
2010-10-20 14:29:33被害者の調書「相手が小柄で年配だったので、反撃した。犯人はあまり強くなく、店員仲間で取り押さえ、マスクをはぎ取った。犯人は『殺して殺して』と言ったが、包丁を手放そうとしなかったので、無理に取り上げた。気付いたら指から血が流れていた。どのタイミングで切れたかは不明」
2010-10-20 14:34:42被害者の調書「家族のみならず、お客様からも『無茶はしないで」と言われた。今は事務所に木刀をおき、用心している。きちんと処罰されて罪を償い、反省して欲しい」
2010-10-20 14:40:31続いて店員仲間の調書「警察官志望として強盗を取り押さえられたのは嬉しい。しかし、犯人に馬乗りになった際、包丁が上を向いていたら、死んでいたかもしれない。警察署で見た犯人は憮然してコーヒーを飲んでおり、反省していたようには見えなかった。」
2010-10-20 14:45:21別の店員仲間「今回は、先頭が若い大学生で、続く人は警官志望。だから取り押さえられたが、私が先頭だったら無理であったろう。犯人が女性だとは後で知って驚いた。所持金が20円だからといって、ヒトに刃物を向けて良いわけではない。処罰してほしい。」
2010-10-20 14:49:24検察官は、示談した被害者の「示談後の調書」を読み上げる。「示談書の文言『犯人が反省している場合、酌量ある処分で良い』というのは深く意識せずにサインしただけ。刑務所に入って欲しい」
2010-10-20 14:53:13