「スリー・ダーティー・ナマモノ・ヴァーサス・トランスレーション・チーム#2」

忍殺×ドキばぐのクロスオーバー二次創作。実際安い。
0
アズニィ @az21friday

◆注意◆この二次創作はフィクションです。現実にはこの作品に出てくるキャラクターに良く似た人たちがいますが、それらとは一切関係がない。現実にはナマモノもニンジャもいない。いいね?◆安全を守りたい◆

2014-01-04 18:50:37
アズニィ @az21friday

◆磁気嵐◆あと、前回の更新で13番目のツイートが抜けていたが、あれはナンバリングミスであり、あの中に入るツイートはない。ただ、看過できないミスだったため、担当者は崖っぷちでハローしています。ごあんしんください◆訂正◆

2014-01-04 18:51:01
アズニィ @az21friday

◆黙◆これから50ツイートほど二次創作を呟く。TLを汚すゆえ、嫌な人は一時間ほどミュートorリムーブ重点な◆除◆

2014-01-04 18:52:20
アズニィ @az21friday

「スリー・ダーティー・ナマモノ・ヴァーサス・トランスレーション・チーム」#2

2014-01-04 18:53:09
アズニィ @az21friday

(あらすじ:ネオサイタマの娯楽を一手に担う暗黒メガコーポ、ハイール・ズノウ社。社長、ヒゲ・ツシーンは、新たな娯楽として翻訳小説をコンテンツに加えることを画策する。)

2014-01-04 18:54:09
アズニィ @az21friday

(そこに現れたるは、ハイール・ズノウ社に呼び出された二人のナマモノ。漫画家・ラクーンナマモノと編集者・チップスキャットは、オーガニック・スシを奢ってもらう約束をし、取材に向かった。)

2014-01-04 18:54:44
アズニィ @az21friday

(だが彼らを待ち受けていたのは……ログハウス!落とし穴!謎の少年!あんこく存在!そして……洞窟めいたアジト!こいつはニャンとも大変だ!彼らは、無事にこの取材を終わらせることができるのか!?)

2014-01-04 18:55:42
アズニィ @az21friday

地下への階段を、一人と二人のナマモノが進む。ロウソクに照らされた階段は薄暗く、湿っている。「ほ、本当にこんなところで小説を書いているのかい?」「なんだか牢屋に降りていくような雰囲気だニャー……」ラクーンナマモノとチップスキャットは、口々に不安を呟く。 1

2014-01-04 18:56:44
アズニィ @az21friday

「大丈夫です、ほんやくチームのみなさんはとても優しいですから」ボブは笑いながら言う。「そうだといいんだけどねぇ」階段を降りきるった彼らを、分かれ道が出迎えた。「………あれ?以前はこんな分かれ道はなかったような……」 2

2014-01-04 18:57:14
アズニィ @az21friday

「エッ、だ、大丈夫なのかい、ボブ!」「……とりあえず、左に行ってみましょう」「大丈夫かニャー……」薄暗い通路を進んだ先には、壁に同化した一枚のドア。「あ、開けなきゃダメかい?」「さっさとやるんだよ、ラクーンナマモノ=サン」 3

2014-01-04 18:58:05
アズニィ @az21friday

ドアを開いた先には……「……足の指………もう……ない……」「ギニャアアアアア……!」ナ、ナムアミダブツ!謎の人物が牢に繋がれ、無理やり絵を描かされている!なんたるマッポーめいた光景か!「……光る馬が……」「ひぃぃぃぃぃ……!」腰を抜かすラクーンナマモノ! 4

2014-01-04 18:58:55
アズニィ @az21friday

「な、なんだいこの座敷牢めいた施設は!」「でも、これ、どこかで見た光景だニャー…………あ」「……完全に〆切前の私じゃないかよ……!」「こうなりたくなきゃ〆切守れよ……!」血の涙を流す両者!ナムサン!これは漫画の道に生きる者特有のマッポーなのか! 5

2014-01-04 19:00:00
アズニィ @az21friday

「で、これはなんなんだい」「イラストレイショーンを担当するセンセイです」「これで絵を描けるのかニャー……」「彼はマンガも描いています。多忙なのでしょう」「微妙に答えになってない気がするねぇ……」「サイバネ……指」呻く謎の人物。 6

2014-01-04 19:01:05
アズニィ @az21friday

「さあ、外に出ましょう。先ほどの分かれ道を逆に行きます」ボブが戸を閉じる。「よく見ると、このドア、『研修』って書いてあるニャー」「……ここ、やっぱり実際ヤバイ場所なんじゃないかい?」「オレもそう思うニャー……」 7

2014-01-04 19:01:35
アズニィ @az21friday

ハイール・ズノウ社、社長室。その主たるヒゲ・ツシーンは、二人のナマモノによって割られた窓ガラスを張り直していた。「よし……これで大丈夫……と。まったくあいつら、ワシの仕事ばかり増やしよって……」 9

2014-01-04 19:02:31
アズニィ @az21friday

「様子を見に行きますか?ヒゲ=サン」社長室に座っていた青いハリネズミめいたナマモノがヒゲに進言した。「……仕事で手一杯な君に頼むのも悪いのじゃが、行ってくれるか?」「わかりました、ヒゲ=サン。音速で向かいましょう。代わりに、新作は大きめに特集してくださいよ」 10

2014-01-04 19:02:57
アズニィ @az21friday

「わかっておる。……あれでもワシの大事な部下じゃからな……。面倒見てやってくれい」ヒゲはそのナマモノに一礼した。そう、彼は……タスケル・アソビ社のゲーム開発者にして、「頼んだぞ、センターソニック=サン」力を持つナマモノなのである! 11

2014-01-04 19:04:41
アズニィ @az21friday

「アッギャッギャッギャッ」「アッギャッギャッギャッ」「アッギャッギャッギャッ」その頃!ほんやくチームアジトにいた一人と二人のナマモノは、サイバネ改造されたパンダたちに追われていた!「ヒィッ……なんなんだよこいつら!」「目が殺気立ってるニャー!」 13

2014-01-04 19:05:41
アズニィ @az21friday

「ハァーッ!ハァーッ!おかしい!こんなはずは!」ボブの呼吸が再びおかしくなる!だがこれは、全力で走っているからであり、あんこく存在とは関係ないようだ!「ボブーッ!どういうことだい!」「ほんやくチームはフレンドリーなんじゃなかったのかニャー!?」 14

2014-01-04 19:06:12
アズニィ @az21friday

「アッギャッギャッギャッ!」「アッギャッギャッギャッ!」彼らが言い争う間にも、パンダの爪は刻一刻と迫る!「ヒィーッ!もうダメだよッ!」「ギニャーッ!チクショウ、ヒゲの野郎ーッ!」二人が諦めかけた、その時! 15

2014-01-04 19:06:55