ゾーニング・ゼロ 第三話「OTOKO Hunter」

腐女子・ゴキ腐リ・某集団投稿の話を第三者視点で強引にブレンドミックスして抽出したネタ小説です。 サイバーパンク活劇小説『ニンジャスレイヤー』のマッポーめいた実際奥ゆかしい言葉遣いを意識しています。 ※この作品はフィクションです。実在の人物、団体、事件などには一切関係ありません。
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虫の人 @mushi_nohito

「出ておいで、チャラオ」ミーハが空に向かって口笛を吹くと、ビルの谷間から羽の生えたサングラスのオトコが羽ばたきながら降りてきた。オンナの生命力を吸い取る能力を持つオトコの亜人、チャラオだ。ミーハは彼の飼い主でもある。 #zoning_zero

2014-01-07 12:35:44
虫の人 @mushi_nohito

「前後、前後」チャラオは本能のまま、ミーハに前後を要求する。彼にとってオンナの生命力を吸い取る食事のことだ。しかしミーハはチャラオをたしなめると、背中にまたがった。「もう少しオトコ狩りをしてからね、アカチャン」 #zoning_zero

2014-01-07 12:35:57
虫の人 @mushi_nohito

チャラオはミーハの言葉に頷き大きな羽をはばたかせると、彼女を乗せて悠々とビルの谷間へと飛び去り、姿を消す。後に残ったのはゴミの山の中に散乱する、ジエニートの四散した肉片のみだった。 #zoning_zero

2014-01-07 12:36:06