登場人物は転生してもいいルールなので、豊穣の海の清顕がラスコーリニコフ、本多がラズミーヒン 聡子はソーニャにもなりつつ、雪が見たくて馬車でデートにこぎつけに来るあたり、シベリア流刑の権化としても転生している #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:38:34分厚いけど分厚いなりに春夏秋冬らしい章のタイトルをつけられて、罪とYシャツと私と罰みたいな4部作だと世間で思われており、むしろ通しでの作品とはあんまり認識されていない #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:38:43ソーニャの前世は聡子なので、私もシベリアに行きますじゃなくて、流刑になるその日にシベリアにはもう雪は降ったでしょうかとか言いながら、どうしてもあなたと雪が見たいとわがままをお母さんに言って来たとか何とかいって馬車でかけつける #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:38:51ある日清顕が、美しい人間は美しくない残りの人間を抹殺してもいいどころかその義務があるという厨二病に囚われて、金貸しの老婆とその妹を斧で殺して来たことを本多に打ち明けると、本多は「僕は君の友だ」と叫んで抱擁し接吻をおこなう #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:39:01でもこれですら伸びましたしhttp://t.co/oDWaTjoWIT #稗田阿礼がスメルジャコフだった場合にありがちなこと @sulaymanhakiym 面白いからRTしたけどこのハッシュタグを他に誰が使うというのだろう。 #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:39:18カラマーゾフの兄弟、ではなく「フョードルの家」のように、兄弟ではなく家として血ののろいが描写される #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:39:27こうしているとまるで僕たちは恋をしているみたいですねだとか、どうして赤くなるんです?僕とこうしているのが恥ずかしいんでしょう!などという台詞は、「カラマーゾフさんこうして二人でいるときに僕たちを殺す透明な爆弾もがも」に変更 #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:39:36フョードルが死んだとたんに家宅捜査を行う警察が放った7匹のグレードデンとシェパードが家のなかにどやどやと乱入して来、女の香水の匂いではなく犬の匂いが満ちて「ああもう今までのようなフョードルの家じゃないんだ…」感 #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:39:57後半になり話がまとまんなくなると、自殺志願の青年の演説じゃなく、誰からも一目おかれていていまだに恥ずかしいパーティーへ出かける貴族のおばあさんの威厳でまとめる #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:40:07モークロエがマンハッタンのどこかの会員制の倶楽部の会員しかいけないビルのどこかのフロアにあり、かつ、主催者はすかんぴんの長男じゃなくて金持ちのメキシコ人 #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:40:14自殺志願者は、自分で自分の死を神のまえにこれが僕の結果だーーと叩きつけるその瞬間のために生きてるので、不慮の死で死んだりしないように身体を大切に鍛えている様を「自殺志願者って花嫁さんのように身体を大切にするのね」って言われる #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:41:47燃やしたり殺したりする直前には必ず「ようやくあなたと二人きりになれたよ」と犯人は言い放つ かつ その燃やしたり殺されたりするがわの物なり肉親なりは、犯人にとってもはや理想の美をたもっていないことが前提条件 #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:42:50三島由紀夫の主人公はみんな「僕を見抜いてくれ」って語りかけているような気がするんだ物語を通じて そこでアリョーシャ辺りも、リーズの手紙をみて笑ってしまった後あたりに、その辺のモブ坊主に「僕を見抜いてください」って言ってしまうね #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:46:21スメルジャコフが、動揺するイワンを招いておいて不遜にもベランダから手を振ってこっちへ来いみたいなことをやり、「まだ生きてたんですか?」と微笑んで言う #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:47:30恋がかなった美少女には容赦しないことでおなじみの三島由紀夫なので、リーズの車いすこそ後のリーズにとってただの凶器に 転がる車輪の描写が行われるだろう #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:48:26ソーニャのいかにも娼婦らしい派手な安香水が手について、自分がもし凶器を振るったなら、老婆を殺したのは娼婦だと思われるだろうかと、元大学生が思う描写 #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:50:50法学部を卒業するついでに、法律ってものすごくずうずうしい人を獲るような漁夫の投げた網みたいなんだけど、ところで英雄ならそんな網抜け出してもいいんじゃないのって思って、卒論ついでに書きあげたのが「罪と罰」 #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:53:19修士論文のつもりで書きあげたのがカラマーゾフの兄弟で、本当は神がいないなら全ては赦されるのかどうかを考えて博士後期課程で博士論文版の要するにアリョーシャが皇帝を殺す筋の論文をしたためるつもりだったけど審査委員の教員の寿命が切れ #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:54:43好きな子が自分の悪口を言っているのを聞きたい慾を満たすために、当時いざこざのあった恋人をモデルに挑発するように描いたのが「白痴」 恋人をモデルにしたのはナスターシャフリポブナで、でも実際は男性 #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 22:56:41という経緯から、本物のナスターシャにびびっているのでタイトルを「白痴」に >当時いざこざのあった恋人をモデルに挑発するように描いたのが「白痴」 恋人をモデルにしたのはナスターシャフリポブナで、でも実際は男性 #三島由紀夫原作のドストエフスキーにありがちなこと
2014-01-07 23:10:31