私を担当している死神に聞いた。「何人ぐらい担当してるの?」「何言ってるの?人間一人に一人の死神が付いてるのさ。だから人間は確実に死ぬんだ」 「私が死んだら死神さんは?」「お払い箱さ」「それって虚しくない?」死神を言いくるめてずっと長生きしている。@23novel #twremix
2014-01-09 00:14:10#twnovel かすかに玄関の方で音がしたので、扉を開けて見てみると、白いうさぎが一匹、ぴょこんとおじぎをして、走り去って行った。何が起こったのか意味がまったくわからなかったが、翌朝、起きてきた子供が、雪うさぎがいなくなったと泣きながら、べちゃべちゃに濡れた毛布を持ってきた。
2014-01-09 23:29:12かすかに玄関の方で音がしたので、扉を開けて見てみると、彼女が一人、ぴょこんとおじぎをして走り去って行った。何が起こったのか意味がまったくわからなかったが、翌朝、1階のポストを見てみるとうちの合鍵が入っていた。そういえば2週間前に喧嘩したんだっけ。@23novel #twremix
2014-01-09 23:40:49庭先で音がしたので扉を開けてみると、雪達磨が二体に増えていた。昨日は一体だったはずなのに。その翌日庭先を見ると、雪達磨が四体になっている。倍増していく雪達磨。いくら一体だと寂しいからといって集まられるのは困るので、元いた場所にお引き取りただいた。@23novel #twremix
2014-01-09 23:45:10「大変だ遅れちまう!」そう言いながらウサギがアリスの目の前を走って行きました。アリスは追いかけました。道の上に時計が落ちていました。あのウサギが持っていたものです。今度はタキシード。そしてズボン。木の根っこの穴の手前に小さな水たまりがありました。@23novel #twremix
2014-01-10 00:00:24#twnovel スキーをして、雪だるまを作って、雪合戦をして、犬ぞりで走って、カマクラを作って、かき氷を食べて、雪景色の中で温泉に入って、雪をこれでもかと満喫した。やっぱり雪は、私の最高傑作の一つだと思う。雪かきの大変さは知ってるけれど、やっぱりもう少しだけ降らせたいなぁ。
2014-01-09 23:43:40寝て、欠伸して、爪といで、寝て、ご飯食べて、寝て、おもちゃで遊んで、ご主人に愛想振りまいて、寝て、ちょっと散歩して、寝て、ご飯食べて、寝て、お腹出して、寝て。やっぱり猫は、私の最高傑作の被膣だと思う。犬好きには悪いけど、もう一匹増やしちゃおう。@23novel #twremix
2014-01-09 23:48:10@23novel #twremix 雪の美しさは自然の最高傑作の一つだよね。だけどこの雪のせいで、交通機関は昨日から麻痺してて雪まつりを見に行く約束は叶わなかった。雪の美しさを見に行くのをその雪に阻止されるなんて。久しぶりのデートだったのに。もしかして雪の精の焼きもちかな?
2014-01-10 00:02:01#twnovel 雪と炎は、実は、恋人同士です。お互いにないものに惹かれあっているようですが、イメージに合わないとひた隠しにされています。こんなことを書いた私は、そのうち消されてしまうかもしれません。真っ白になるか、燃えつきるか、その両方か、誰にも…(文章はここで終わっている)
2014-01-09 23:57:27僕と君は、実は、恋人同士です。僕は君に惹かれてるし、君も僕に惹かれているはず。でもイメージに合わないと思って隠してるんでしょ?そんな必要はないよ。君は僕がぴったりだし、僕以外にだれが…(声が遮られるのと同時に、何かを引っ叩く音がした)@23novel #twremix
2014-01-10 00:03:08#twremix @23novel 彼女と私は、実は、恋人同士です。前世から運命で惹かれあっているのですが、未だに結ばれることはありません。しかしこれは運命なのですから、彼女もいつかは私への愛に目覚め、そのうち結ばれるに決まって…(供述調書はここで終わっている)
2014-01-10 00:03:28着々と #ツイリミ学園 の七不思議が集まっている。私はそれを傍観していた。私にピッタリの傍観者という席。そこから眺める学園は、凄く、幸せそうだ。いいなあ。そう思ってもあと一歩が踏み出せない。 ところで。私も、ちゃんと七不思議について調べていた。七不思議は七つじゃない、らしい。
2014-01-10 19:23:36#ツイリミ学園 の七不思議。真音ちゃん(@catnap_7)は重大な事実を発見したらしい。「いったい、何が分かったの?」久しぶりに彼女に会うことが出来た僕はそれを尋ねる。すると、学園の図書館の古びた分厚い本を僕に見せて、彼女は嬉しそうに笑った。 #twremix
2014-01-10 21:48:15@amenote07 #twremix 「これを見て」私はるき王子に本を差し出した。問題の本を開く。「七不思議は名前であって、不思議が七つしかないわけではない。この学園は常に変化をしており、不可思議なことが常に生まれる。その七つを集めた時」と、この先は文字が乱れて読めなかった。
2014-01-10 21:54:12@catnap_7 そうか、なるほど。言いたかったのはこのことか。「もっとたくさんあるってことですね」「そういうこと」#ツイリミ学園 らしい七不思議だ。気になるのは、乱れて読めなくなった最後。「七つを集めた時…何が起こるんだろう」二人の好奇心がかき立てられる。#twremix
2014-01-10 22:02:46@amenote07 #twremix 「けどね」私はるき王子を見やる。るき王子は真面目な顔をしていた。「もしかしたら、これが、七つ目の不思議だったりしないかしら?」「え?」「七つ目の不思議は、不思議はまだまだありますよ。って」るき王子は、今度は、目を丸めていた。
2014-01-10 22:06:29@catnap_7 #ツイリミ学園 七不思議の七つ目。それは不思議はまだあるということだった。「僕たちの知らない不思議がこの学園には沢山あるってことですね」「そうね、楽しみになっちゃった」ぱたんと本を閉じて元の場所へ返す。次にこの学園の謎を見つけるのは…あなた? #twremix
2014-01-10 22:17:52