「ISO/IEC/IEEE29119勉強会」ツィートまとめ
ちなみに29119-2はBS7925をベースにしていると言われていますが、実際には大きく違います。特に29119の中心となるPart2は、コンビーナのStuart Reidがグローバル企業のテストプロセスのコンサルを行った時の経験を基にしていると言われています。 #29119
2014-01-09 20:11:4029119は、テストプロセスの中のそこかしこに(例えばアップデートしろ、みたいな)文書管理的なタスクが散りばめられています。 #29119
2014-01-09 20:13:21日本は文書管理プロセスと分けろというコメントを提出しましたが、却下されました。その代わり、文書管理プロセスをきちんと確立している組織は29119-2の文書管理的なタスクの代わりにそっちを使ってもよい、というテーラリングが許可されています。Pt.2の2.1.2。 #29119
2014-01-09 20:16:2729119-2のプロセス記述がプロセス評価時に使われるんだろうなぁ・・・でもその結果を見て「どこに手を付けると最も効果的なのか」がわかる、そしてそのあとはどのように段階を踏んで変えていくのが良いのかがわかる人は超少ないだろうなぁ #29119
2014-01-09 20:17:23IEEE829-2008はISO/IEC/IEEE29119-3に統合されることになっています。ですのでISO/IECの規格ですがISO/IEC/IEEEというトリプルネームになっています。 #29119
2014-01-09 20:17:38「組織におけるテストの目的、ゴール、原則、そしてスコープを記述した組織方針レベルの文書」を記述している企業は、テスト専業企業を含めて日本にどれくらいあるでしょうね。 #29119
2014-01-09 20:22:50ま、そんなに大仰なドキュメントをつくる必要はないんですがね。日本人は一般にドキュメントや文書と聞くと大層なものを想像してしまいますね。 #29119
2014-01-09 20:23:38組織のテスト目的、ゴール、原則、スコープをドキュメントに書くとよい、存在すればよい、ではなく、その内容と価値を組織のメンバーがしっかり理解していて、実効性がある状態で実践しつつ、常にその内容を見直していく・・・となれば成熟度が高いって言える気がします。(言い過ぎ) #29119
2014-01-09 20:28:24テスト条件という用語は、実のところ厳密に定義されているとは言い難い状況です。Part4におけるテスト条件の粒度を鑑みるとよく分かります。日本WG26はそこが気持ち悪いのですが、諸外国の委員ははあまり気にしてませんでした。 #29119
2014-01-09 20:28:4329119-3とIEEE829-2008との対応については、29119-3のAnnex Tに記載があります。829から29119-3に乗り換える組織は参考にするとよいと思います。 #29119
2014-01-09 20:34:52規格文書における用語遣いに関して、その規格だけしか読まないと字面に右往左往させられますが、違和感のある単語は多くの場合他の規格との整合性(ハーモナイゼーション)によってそのように決まられています。 #29119
2014-01-09 20:37:38V&Vの分類の図は、SC7全体から委員を募って作られるstudy groupによるものです。学術的な分類というよりも、WG間の縄張りといった政治的な分類という側面があります。 #29119
2014-01-09 20:39:40ちなみにWG26の委員には各国のISTQB関係者やISTQB資格取得者が多いので、29119とISTQBとの整合性は高いと思います。もちろん一致してはいないんですが。 #29119
2014-01-09 20:41:03ISTQBは元々英国のBCS SIGiSTが中心となって始めたISEBのテストの資格試験です。一方、29119は英国の国内規格であるBS7925がベースになっています。両方ともWG26のコンビーナであるStuart Reidが中心に進めました。なので相性がよい。 #29119
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