- Miriel_Serinde
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@rakudaisya (災難や救い、起こりうることや起こりえないことも)別に望んだわけではないのに、取り計らってくれてしまう神への、苛立ち通り越した絶望ですかね。
2014-01-15 01:13:56@Miriel_Serinde そうなんですよね・・・それを思ってしまうのです。あそこで、死にたかったんじゃないかなーと。そんなの許されないとわかっていても、なるべく苦しみ少ないあの段階で死ねることが一番幸せだったのではと。
2014-01-15 01:15:09@Miriel_Serinde 勝手に決めつけてはいけないのですが、マエズロスは絶望かなというのは個人的には思っています。フィンゴンの望みはどちらだったのかが知りたいなぁと思うのです。
2014-01-15 01:20:25@rakudaisya それでも神が生きろと言えば生きるしかない、んですよねー。あれで吹っ切れて、肉体の死が怖くなくなったのかもしれない。そしてより冷静沈着にシルマリル奪還と予言の成就へ突き進むマエズロス…という図もありかな
2014-01-15 01:20:25シルマリル一番最初に読んだ時に深みに堕ちたポイントが、モルゴスはフェアノオルには執着していたけれどもその息子にはそれほど興味を抱かず吊るすのみ、その後も息子たちが版図を広げても大した脅威とは見なさなかった、っていうところだった。モルゴスそしてヴァラアルにとっての火精息子達とは。
2014-01-15 01:23:19@rakudaisya 周囲の人間は無慈悲ですからねぇ。マエズロスの意思に関係なく、彼と共有できる時間が続くことを、心のどこかではしつこく欲するんじゃないでしょうか
2014-01-15 01:23:25@Miriel_Serinde そうなのーあれで、決まっちゃったんだなと思うと・・・自ら「悪を為すこと少なきうちに」幕を引こうと思っていたと思うのに思い切り幕落とされましたからね・・・終わるまで演じ切らなくてはいけなくなってしまいましたよね、みたいな・・・。
2014-01-15 01:31:59@Miriel_Serinde やっぱりあそこでの祈りの中には「ちゃんとマエズロスの願いを叶えて死なせてあげられますように」だけではなくて「でもできたら救えたら良いな」も入ってるのかな・・・そっちが優先されてしまったのが引っかかるのだ・・・。
2014-01-15 01:33:45・・・しつこい・・・すみません・・・フィンゴンにもマンウェにも罪はないです。ええ。私の心がねじくれまくっているだけで・・・。たわごとですよ。
2014-01-15 01:35:40@rakudaisya 無力ですねぇ。 あそこで生き延びても、いずれ悲惨に死ぬだろう自らの業を自覚できそうなお人だけに、あんな言葉ひとつ、神の一方的な気まぐれで如何ようにでもなる自分を、冷めた目で眺めそうで。 「肉に死に霊に生きることが救いである」の逆説的な表現だな、と
2014-01-15 01:39:25@rakudaisya フィンゴンも彼の死を望んでて、あの場に救いを欲する者がいなかったとしても、やっぱり救っちゃうんじゃないかな。神は。
2014-01-15 01:41:15「正義」を表象する「右」手を失わなければ助からない吊され方をされた時にモルゴスにはそのことを宣告されているだろうと思う。直接左右の意味なんて定義されていないだろうけれど、「助かることはその後地獄の生を生きることだ」というような感じで。「死ねば悪を為すこと少なくて済むだろう」とか。
2014-01-15 01:42:10だからあそこで死ねずに生き続けなければならなくなったということはその時点で、生きよ求めよ進め、生きて呪われた誓言の宿命を負え、と宣言されたも等しいな、と。それは「憐れみ」なんだろうか?と思ってしまうのです・・・。
2014-01-15 01:44:57ノルドオルにとってのヴァラがどういう重みだったのかというところでも変わってくる気がする。神の意思の無慈悲に泣く的ないわゆる神はイルーヴァアルであって、ヴァラは世界の諸力、仰ぎ見る長上の存在であって、エルダアルにとっては宗教的な神の概念とは違うのではないかと。
2014-01-15 01:58:23フェアノオルをして無理だと宣言されてしまっている以上、あの兄弟にはいついかにして死ぬか、しか基本は残されていないのだろうからなぁ・・・。マグロオルの最後の台詞はあそこまでやりきったからこそ言える、伶人が最後に持てる言葉の力の全てを振り絞った価値転換(詭弁)だろうと思うので。
2014-01-15 01:58:28