@masanochi でもね、ここで気候と気象は違う、と来るわけ。長期の現象は短期では測れない。でも、そのくせ、でっかいハリケーンが来ると、気候変動ががが!!というんだね。
2014-01-19 15:20:39IPCCのClimate Change 2013より.温度変化などの観測値(黒)をシミュレーションと比較.青は人間の活動を含まない,赤は含む計算 http://t.co/4lE9nzvGfn
2014-01-19 15:57:55https://t.co/wiDj0ExS1m のReport by Chaptersに章別ファイルとComplete Underlying Scientific/Technical Assessment一括ファイルがあり章別のほうが扱いやすいかと思います。@hayano
2014-01-19 15:59:51@temmusu_n 気温の変化やCO2の変化が連続ではないから、極小さい範囲、100年程度をとれば、上昇率は上がるように見えますが、コアのように1000年単位の変化をみれば、上昇率は下がるのではありませんか。
2014-01-19 16:23:09@hayano グリーンランドにノースが植民した10世紀頃、温暖化していましたが、寒冷化で彼らは絶滅します。わたし、このようなモデルをみていつも疑問に思うのですが、時間を逆転させて、過去との整合性はどのくらいとれるのでしょうか。
2014-01-19 16:44:29. @buvery DiamondのCollapseにも出てくる話 http://t.co/8c3LbIAmhV ですね.時間逆転の整合性の疑問は僕も持っています.
2014-01-19 16:50:42「時間逆転」の意味がよくわかりませんが、気象学系の気候研究者が自信をもっているのは大気成分や太陽光の強さの変化が地球のエネルギーをどう変えるかなのです。中世については原因項のうちCO2などは南極の氷でわかりますがエーロゾルと太陽については不確かです。@hayano @buvery
2014-01-19 16:56:20未来については太陽と火山の予想はできませんが人間社会についてはある程度の幅で予想ができます。そして予想されるCO2濃度の変化は中世から今までの変化よりもだいぶ大きい。だから未来の予想のほうが中世の検証よりは相対的には確かなのです。@hayano @buvery
2014-01-19 16:58:32@buvery 拡散などの散逸のある物理系の時間発展をすなおにモデル化しているので、残念ながら単純な時間逆転の計算はできません。
2014-01-19 17:10:11@masuda_ko_1 @hayano 太陽活動の指標は、黒点の数と、Be10ですが、後者はアイスコアから測定されています。(黒点は観察しないと分かりませんが、)1900年からの太陽活動は1400年以来もっとも活発に見えます。http://t.co/AEp7iA1Yol
2014-01-19 17:12:07はい。ベリリウム10から宇宙線の強さの変動が推定され、その原因は太陽だと考えられるので太陽活動の指標となっています。ただ太陽から電磁波(光)で来るエネルギーの流れの変化(あるいはその他の太陽から地球のエネルギーへの強制効果)への読みかえが不確かです。@buvery @hayano
2014-01-19 17:14:27@buvery 原因と考えられているものを与えながら時間順方向のシミュレーションをして、結果と考えられるものを観測と比較します。中世に関する実験もすることはしますが、検証で重視されるのは近代的観測のある時代です。初期条件については合理的推定の範囲でいろいろ変えてやってみます。
2014-01-19 17:20:02IPCC第5次報告書では故意に温暖化を演出しているように見えますhttp://t.co/NBa5NFeRWI RT @masuda_ko_1 地球温暖化と呼ばれる話題のキーワードは広く知られていても…科学的知見のどの部分がどのくらい確かなのかがうまく伝わっていない。
2014-01-19 18:48:08@masuda_ko_1 色々情報が少ないなか、将来予測をするのは大変だと思いますが、長期の過去も参照できず、不明な条件が多く、かつパラメータをあてて近代は値を合わせるということだと、短期なら必ず合う条件に最初からなっているということですね。
2014-01-19 18:48:33@masuda_ko_1 それは良いとして、長期(例:100年)の予測が合っているか合っていないかを判断する根拠は一体どういうものなのでしょうか。それが一番分からないところ。
2014-01-19 18:50:03@buvery 気候モデルの基本は物理法則であって経験式ではないので「過去(近代)のグローバル気候の観測値と合うようにモデルパラメータを決める」という構造ではありません。検証でくいちがいがあればモデルと観測データ編集との両方にわたって精度低下の原因を考えそれぞれの改良を試みます。
2014-01-19 18:59:02@buvery 「温暖化予測」はきびしく言うと「合う」かどうかが論じられるような「予測」ではありません。人間社会がどれだけ化石燃料を燃やすかについての予想(社会科学者の専門家判断)も含まれているので。もし人間社会の働きがこれこれであれば自然システムはどうふるまうかの数値実験です。
2014-01-19 19:04:04「隠蔽」といわれると悪意を想定した表現に聞こえますが、モデルにも観測にも年々変動があってその位相が合わないことは予想のうちなので、10年程度の平均値で比較するのが妥当だ、という判断なのです。@co2tw @hayano @buvery
2014-01-19 19:22:44「IPCCは将来のずっと大きな気候変化の可能性を故意に隠している」と怒っている人もいるのです。わたしはそれに賛成はしません。IPCCのいうことが完全に正しいとも思いませんが、第1部会に関する限り、今の世界の科学的知見の要約として大きくはずしているとは思いません。@co2tw
2014-01-19 19:27:41@masuda_ko_1 人間側の条件の変化は概ね測定できるので、それによる変化は問題ではありません。実際には100年先の予測まで出して、それによる高額な政策を要求しているのが現状です。別に無視して良いなら何の検証も要らないと思いますが、当たるも八卦当たらぬも八卦なのでしょうか。
2014-01-19 19:52:59@buvery 排出抑制政策に関する政策判断には、排出抑制をするかしないかで気候がどう違ってくるかの知識がほしいので、将来の排出シナリオを与えて自然システムのシミュレーションをやっています。自然システムのモデルの品質評価は、物理法則への忠実さと過去のシミュレーションとによります。
2014-01-19 20:01:13