茂木健一郎（@kenichiromogi）さんの連続ツイート第1157回「みんなで、投票に行こう」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート第１１５７回をお届けします。文章は、その場で即興で書いています。本日は、東京都知事選挙について。

茂木健一郎 @kenichiromogi

みと（１）東京都選挙管理委員会のホームページを見ると、各種選挙の年代別投票率のデータがある。http://t.co/6HARvjaskk それで、今朝、二時間くらい前につぶやいた私のツイートを見て欲しいのだけれども、２０代、３０代の投票率が、あり得ないほど低い。

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みと（２）選挙によるけれども、２０代、３０代の一番投票しない年代の投票率は、６０代、７０代の一番投票する年代の投票率の、半分に近いくらい。これでは、若者の意見が政治に反映されないのも当然というか、若者たち自らが、政治に声を反映させることを避けてしまっている。

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みと（３）それで、今回の都知事選挙では、この年代別投票率のグラフを、年齢に関係なくフラットというか、２０代、３０代の投票率をぐんと上げて、東京都の選挙管理委員会をびっくりさせたら、素敵だと思う。そのことは、特定の候補を当選させる運動よりも、世の中を変えるのではないか。

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みと（４）偏差値入試もそうだし、新卒一括採用もそうだけれども、今の若者は、上の世代がつくった日本のダメなシステムのとばっちりを受けていると私は感じる。今５１歳になっている私自身にも、そのような悪癖を改善できないできたことについて、一端の責任があると感じている。

茂木健一郎 @kenichiromogi

みと（５）２０代、３０代の投票率が上がることによって、どの候補が有利になるのかは、ぼくは知らない。家入一真さん（@hbkr ）はその世代だが、２０代３０代が家入さんに投票する率が有意に高いのかどうかもわからない。だけど、どんな影響が出るにせよ、投票率が上がるのは良いことだと思う。

茂木健一郎 @kenichiromogi

みと（６）ぼくは、今回の選挙では、「政権交代な空気をつくる」という視点から、細川護煕さん（@morihirotokyo ）を応援したいという気持ちが強いし、また、家入一真さんにもシンパシーを感じる。一方、宇都宮健児さんも、舛添要一さんも、それぞれ立派な方である。

茂木健一郎 @kenichiromogi

みと（７）今回の選挙で、全身全霊で推せるのは、特定の候補というよりも、むしろ、２０代３０代の投票率を上げる、というアジェンダという気がする。その結果、誰が当選しやすくなるのかはわからないけれども、少なくとも、民意をまんべんなく反映したものになることは事実だろう。

茂木健一郎 @kenichiromogi

みと（８）２月９日の投票の結果、もし、２０代３０代の投票率が少しでも上がって、あの、東京の選管が発表する年代別の投票率のデーターが、フラットなグラフに近づいたとしたら、それは素敵なことだと思う。だから、ぼくは、今回の選挙では、このアジェンダを全面推ししたいと思います。

茂木健一郎 @kenichiromogi

みと（９）もし、ぼくの「２０代、３０代に投票を呼びかけて、年代別投票率のグラフを、フラットなかたちにできるだけ近づけよう」というアジェンダに共感していただける方は、今朝の私の「賛成の人は、ＲＴを！！！！！」というツイートを見つけて、ＲＴしてくださると、とても嬉しいです。

茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート第１１５７回「みんなで、投票に行こう」でした。