- crazy_cat8062
- 497
- 0
- 0
- 0
2013.01
twnovel ・書き出し・一文・締め
今思えば、物心ついたときから正反対の道を歩んできた。優等生と問題児、テストは三桁の差。だけど僕は、それが全て偽りの産物だと気付いていた。気付いていたからこそ、僕は何も出来なかった@__fickle: 最低最悪の愛すべき君へ送る。「泣きそうな顔で僕を見下しても、後戻りはできないよ」
2013-01-13 23:26:32最近思うことは、大人と子供の区別なんてあってないようなものなんじゃないかということ。「ネクタイどこだっけ?!」そういって朝から叫ぶ、26歳の兄。絶対に一人暮らしはできなさそうな兄と、一人でもやっていける自信のある19歳の私とでは何が違うんだろう#twnvday
2013-01-14 11:28:04雪は降っている時が一番きれいだ。朝になれば凍ってて滑りやすくて危険。次の日には茶色に変色していて汚くなる。それでも僕らが雪がきれいだと思うのは、きっとその圧倒的な白さなんだと思う。結果どうなると分かっていても、汚れた僕らはその白さを求め続ける @hsyku1011 #書き出し
2013-01-15 18:37:01僕はまたあの夢を見た。だけど今日は目覚めがいい。なんの夢かは覚えてないけど、確かとても気持ちの悪いもの。……でも今日は、なぜだか気分がいい。 「やめて……助けて……!!」逃げ惑う夢の中の彼女を、今日ついに殺すことができたことを、僕は覚えていない @DateBase76 #書き出し
2013-01-15 18:51:11今日は西部を制覇した。魔界ってのも、結構あっけないもんなんだな。昨日は北部を、明日は南部を制覇するよ。東部を制覇して、この大陸の全土を支配すれば現れるという終焉への扉を開けて、必ず君に会いに行くから。だからどうか、最果てで待っていて #書き出し @__fickle
2013-01-15 19:28:48今まで通りすぎるだけの、「同じ学科の人」という存在に過ぎなかったのに。偶然訪れた学校の裏庭で、彼はよくある少女漫画の不良主人公のように子猫を育てていた。急に現れた私に、一瞬だけ驚きを示して「なんだお前か…驚かせんなよな」なんて照れながら笑う君。今まさに私は恋に落ちた #締め
2013-01-15 21:34:53記憶が消せる魔法があるなら、俺は、あいつに使うと思う。あいつの中から、俺が消えるように。そうすればもう、あいつはあいつを責めなくていいから。あれから何年も過ぎたというのに、物理的に存在しなくなった俺に、まだ縛られている。自分で縛っている。俺の為を思うなら、笑ってろよ #書き出し
2013-01-15 23:49:05幸せとは、辛いの上に棒を一本乗せる作業なんです。僕たちがその作業をするそばから、人間たちは次から次へとせっかくのせた棒を落としていく。正直うんざりしています。でも、上司が「人間というのは、そういう哀しい生き物なんだよ」というので、今日もせっせと棒を乗せていきます #書き出し
2013-01-15 23:54:18終わってしまえば、きっと美しいままでいるんだろう。実際、戦いが終わったあとの君は、他の追随を許さないほど美しかった。綺麗な服で身を纏い、力強く光る瞳、陶磁器のような白い肌。彼女に向けられるのが軽蔑だとしても、今彼女の中には僕がいる。大戦を引き起こした代償は、それで十分 #書き出し
2013-01-16 06:59:12駅のホームの、反対側に君がいた気がして。そんなドラマみたいなこと、あるわけないのにね。僕があの時差しのべなかったから、君は今隣にいない。何度あの時のことを思い浮かべて、後悔しただろう。結局僕は、君の言った通りただの優柔不断な男だったんだ。君は今、僕の親友の隣で笑ってる #書き出し
2013-01-17 06:45:44愛してるって言おうと思った。最後のお別れくらい、素直になろうと思ったから。けど実際、君の顔を見て出てきた言葉はいつも通りの嫌味ばかりで。本当、自分が嫌になる。それでも、君が笑っていて、子供たちも笑っていて、だから。それでもいいかなと思った。笑顔で送ってくれてありがとう #書き出し
2013-01-21 15:26:01「磁石は好きだからくっついてるわけじゃない。でも俺は、お前が好きだから。好きだからくっついてるんだ。」そういって後ろから抱きついてくる、四つ下の彼。いつの間にかなつかれていて、不本意だが夢中にさせられた。「分かったから離せ、暑い、公衆面前はヤメロ」 #書き出し #BL注意
2013-01-23 22:58:35「不幸を満喫中です、探さないでください」そう書いた紙が机の上にあるのを見つけた。そういえば...昨日そんな話をしたっけ。不幸と幸せの割合は生まれたときから決まっている。だから不幸になればなるだけ、幸せが待っているんだと。ま、一週間もすれば帰ってくるだろう。 #書き出し
2013-01-30 07:02:01君の歌声に溺れる。初めて君の歌を聞いたとき、僕はそう錯覚した。たまたま聞いた路上ライブ。立ち止まって聞き入る人などほとんどいないのに、僕はそう感じた。どこまでも澄んだ声。果てしなく深い響き。君のその声に、いつの間にか僕は魅力されていったんだ #書き出し
2013-01-30 18:11:15twpoem
夢見ていたものは淡い幻想だった 追いかけてきたのは辛い現実だった 逃げたのは弱い自分だった 手を差しのべたのは他のだれでもない、 君だった #twpoem
2013-01-29 06:54:16君の瞳に吸い込まれそうで その無垢な純粋さが僕には痛すぎて 毎回顔を反らし続けた それでも君に伝わっていたことが とても嬉しくて 僕は静かに泪を流した #twpoem
2013-01-30 17:25:42