完全ノープラン艦これ与太話【ネイビー・アライヴ・インポッシブル】#1～#2

春魔解丼 @vespiking

「あぶない！」ＫＡＢＯＯＯＯＯＯＭ！！！工廠が爆発！巨大な『猫』が地下から現れる！その巨体たるや、ゆうに７ｍはあろうか！「遠征隊帰投時刻経過！遠征隊、戻りません！」「閉じています！門が！」「『猫』だッ！サーチライト照射！」おお……ナムアミダブツ！ナムアミダブツ！

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鎮守府本館をぐるりと取り囲む影のように、闇に紛れて……黒い『猫』が！おびただしい量の『猫』が地面を這っている！否！地面から……下から湧いて出てきているのだ！「しまった！地下か！」「交戦しますか！」「むりだ！数が多過ぎる！」「夕立、応答しません……！」「そんな！ぽいぽいまで……！」

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完全包囲！いかな最高戦力５隻とて、この数を相手に正面突破は自殺行為である！さらには６隻中最高の機動力を誇り、混戦における突撃に最も秀でた夕立は消息不明！最悪の状況である！「どうにか、この状況を切り抜けねば……」

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任務進捗を示す電光掲示板前で、大淀が機械的に、冷たく微笑む。「お疲れ様です。」

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【ネイビー・アライヴ・インポッシブル】 #2 終わり。 #3 に続く……のか？

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（なお、このエピソードンはフィクションであり、実際の鎮守府では無事遠征艦隊が帰投しました。あと、今日はまだ猫が出てないみたいなので、ごあんしんください。）