佐村河内守と新垣隆は絶妙のコンビ!?

毀誉褒貶にかかわらず名曲が残るとよいと思います。
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伝左衛門 @yumiharizuki12

今だからこそ佐村河内=新垣の交響曲「HIROSHIMA」を聴きたいという音楽ファンもいるんだから、レコード会社はその要求に応えるべきだ。

2014-02-11 10:14:00
大野木寛 @dadasiko

あいかわらずテレビでは佐村河内の話題が出ている。新垣さんには、ほんとうに申し訳ないが、新垣さんご本人が作曲したとして売ったら、CDはあそこまで売れなかったろう。われわれは物語を消費する。その物語が新垣さんにはない。

2014-02-11 15:55:10
伝左衛門 @yumiharizuki12

だからあらためて新垣さんが「詐欺師に利用された誠実で不幸な作曲家」という物語で売り出すんですよ。

2014-02-11 16:47:59
伝左衛門 @yumiharizuki12

大昔、ゼミの1年先輩で劇団をやっていた人がいた。その人は全くゼミに出て来ず、1回ぐらいしか見たことがなかったのだが、一流企業に就職した。先生は劇団の活動を聞いて、出席しなくても単位を与えるという特別扱いをしていたのだろう。なかなかイケメンで企業受けは良さそうな人だった。

2014-02-11 17:15:36
伝左衛門 @yumiharizuki12

人間の評価って、他人がするものでしょう。自分がいちばん力を入れているもので評価されず、全然やる気のない分野で大成功なんてことはけっこうありうる。

2014-02-11 17:22:05
伝左衛門 @yumiharizuki12

@Paul_Painleve 話題の新垣さんではないけれど、数学科の場合、職人として評価されるということがあるのではないですか。数学科の人って新垣さんみたいな人が多いのではないか、というイメージがあります。

2014-02-11 17:25:50
伝左衛門 @yumiharizuki12

下北沢本多劇場の創業者って、元は売れない劇団員で、バイトでラーメン屋で働いていたのだが、主人から見こまれ後を継いだ。店は大繁盛でチェーン展開までして、大金持ちになったところで、ラーメンチェーンを売却し、代金で本多劇場を開設。「青春時代の夢に恩返ししたかった」と言っていた。

2014-02-11 17:30:18
伝左衛門 @yumiharizuki12

佐村河内守「鬼武者」をようつべで鑑賞。「交響組曲第2番作品93」って書いてある。そんなにたくさん書いたのか!大河ドラマの音楽の豪華版みたいな感じ。NHKは来年の大河のテーマ曲(もう決まってそうだが)は新垣さんに依頼すべし。

2014-02-11 20:22:38
伝左衛門 @yumiharizuki12

ようつべでは肝心の佐村河内=新垣「交響曲第1番」は3楽章しか出て来ない。3楽章もなぜか全部は聴けない。ブルックナー、マーラー、リヒャルトのごった煮ではあるけれど壮麗壮大。3楽章構成と言うことはショスタコの4番をかなり意識していると推測。となるとますます第1楽章を聴いてみたいな。

2014-02-11 20:28:29
伝左衛門 @yumiharizuki12

「全聾の被爆2世が広島の犠牲者を追悼して作曲した」という物語にはちっとも心動かされなかった私も、「詐欺師が真面目な作曲家に金を渡して作らせた後期ロマン派風大交響曲」という物語には感動しますた。

2014-02-11 20:50:37
伝左衛門 @yumiharizuki12

ようつべには佐村河内「交響曲第1番」の広島初演の3楽章の音声が置いてあるが、秋山和慶の解釈は大友直人とちょっと違う。特にコラールのあたり。こういう解釈の違いを語れてこそクラシック。現代音楽の作曲家の皆さんはエラそうなこと言う前にこういうことをもっと考えてよ。

2014-02-11 21:12:08
伝左衛門 @yumiharizuki12

「マーラーのパクリだからダメ」とか言う人がいるけれど、そんなことは聴き手にとってはどうでもいいことで、100年後の聴衆はマーラーも佐村河内=新垣も、フラットに、だいたい同時代の音楽として聴くはずである。その頃には「手法が新しいかどうか」はどうでもいいことで、曲の評価には関係ない。

2014-02-11 21:30:34
伝左衛門 @yumiharizuki12

現代作曲家の課題は、いかにリピートされる曲を作るかだと正直思うのだが、違いますか。だいたいほとんどの現代曲が1回も演奏されないか、1回でお蔵入りという現状で、リピートされる曲を作るだけで大したもの。佐村河内=新垣は、余裕でその基準をクリアしている。

2014-02-11 21:36:20
伝左衛門 @yumiharizuki12

「マーラーと同じ」なんて批判はショスタコーヴィチの第4交響曲にも与えられたもの。そんな批判は聴き手にはどうでもいいこと。今のクラシックファンは、マーラーもショスタコも、名曲としてフラットに聴いている。

2014-02-11 21:39:24
伝左衛門 @yumiharizuki12

吉松隆の語るところによれば、すでに数年前から、佐村河内には、彼の音楽に心酔し他の作曲家を批判する取り巻きがいたそうである。音楽ファンというのは全聾とか被爆2世なんて物語では動かないはずだから、新垣隆の音楽を評価する人々が実質的に存在していたということだ。

2014-02-11 22:22:20
伝左衛門 @yumiharizuki12

佐村河内=新垣の交響曲第1番の第3楽章の金管コラール、どこかで聴いたことあるなと思い、思いつくままにヒンデミット「画家マチス」を聴いてみた。全然違うんだけど、雰囲気的にはここらあたりが近いのかな。もちろん、金管コラールと言えばいちばん有名なのはブル5ですが。

2014-02-11 22:24:55
伝左衛門 @yumiharizuki12

私がいちいち「佐村河内=新垣」という書き方をするのは、佐村河内がいなかったら新垣さんはこんな曲を書いていなかっただろうからだ。おそらく、作曲者には「大向こうをうならせる後期ロマン派風大交響曲を書いてみたい」という抑圧された欲望があり、それを解放したのが佐村河内だったと思う。

2014-02-11 22:46:31
伝左衛門 @yumiharizuki12

だいたいほとんどの現代音楽というのは10分から長くても30分。要するに、オーケストラのプログラム3本立ての最初の1曲か、せいぜい前半の曲として演奏してもらおうと思って書かれているわけ。その前提をひっくり返してこの曲だけで1公演、しかも全国を回ろうという芝居気を少し学んだらどうか。

2014-02-11 22:51:57
伝左衛門 @yumiharizuki12

@tmyk_ogw 知ってます。実は私の論はすべてこの人のエリート主義への批判なのですw

2014-02-11 22:54:40
伝左衛門 @yumiharizuki12

高橋大輔のスケート音楽に採用された「ヴァイオリンのためのソナチネ」はブラームスですよ。途中安易な書かれ方をしているのは、短いからこういうまとめ方なんでしょう。もうちょっと長いソナタを聴いてみたいと思わせる佳曲ではあります。

2014-02-11 22:59:32
伝左衛門 @yumiharizuki12

佐村河内と新垣さんの共同作業が18年も続いたのは、「現代作曲家はこういうものを書いてはいけない」という抑圧から解放されて、書きたいものを書いていたからだと思います。自分の名前を出すと恥ずかしくて生きていけないような後期ロマン派風の曲を書くことにこそ、新垣さんの適性があったのでは。

2014-02-11 23:04:38
伝左衛門 @yumiharizuki12

レコード会社や出版社としては著作権のはっきりしないもので商売するわけにはいかないだろう。望まれる展開は、真の作曲者が著作権を認めて、すべて新垣隆の曲として再び演奏されるようになることだろう。しかし、芸術至上主義の作曲家は、それこそすべての曲の破棄を言うかもしれないな。

2014-02-11 23:16:36
uncorrelated @uncorrelated

「佐村河内守」が噂されているようにペンネームであった場合、実は作者は二人だった!で終わる気がする。

2014-02-11 23:19:53
伝左衛門 @yumiharizuki12

この話、新垣隆と言う作曲家が「佐村河内守」という名義で書いていた、ということだけでも完結はするんだよな。しかし、表に出る看板として「日本のベートーヴェン」らしい見かけの「大作曲家」が必要だった。新垣さんの見てくれはショボすぎますものね。

2014-02-11 23:29:07
伝左衛門 @yumiharizuki12

宇野功芳さんじゃないけど、「芸術家には立派な名前が必要」ですよ。「新垣隆」は平凡だが、「佐村河内守」は立派な芸術家に聞こえる。二人は絶妙のコンビじゃなかったのかな。

2014-02-11 23:38:56