妙高型のレズSS

作者:羊会長さん
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会長 @kaityo_hituzi_3

えー、導入として、那智はいつも気が弱い羽黒を姉として接してきたが、羽黒の時折見せる笑顔、その優しさに那智に持ってない何かを感じ取ったのか姉としての好きではなくいつの間にか女性として、恋の対象としての好きが芽生えてしまった設定でオナシャス

2014-02-06 00:39:10
会長 @kaityo_hituzi_3

那智「羽黒…なんだ、話とは。」 羽黒「お姉ちゃん…実は…私好きな人が出来ちゃったんです…」 那智「なっ…そ、そうか…提督なのか?」 羽黒「……いいえ…実は……女の人なんです…」 那智「っ…!(羽黒…まさか私が好きだと知っていて…!)そ、そうなのか…私が知ってる奴か?」

2014-02-06 00:39:34
会長 @kaityo_hituzi_3

羽黒黙って頷く。その後静寂が続く 那智(羽黒が好きな人…私が知ってる奴…まさか…私…なのか?) 羽黒「あっ、あの…お姉ちゃん、私どうすれば…」 那智「……」 羽黒「お姉ちゃん…」 その瞬間、羽黒を床に押し倒す 羽黒「きゃっ!何をするんです?!」

2014-02-06 00:43:15
会長 @kaityo_hituzi_3

那智「羽黒…お前の言いたいことはわかってる…そうか、そうなんだな…」 羽黒「な、なんですか…?!」 那智「まったく…気が弱いようで羽黒は悪い娘だなぁ、姉さんを困らせようと…」 羽黒「そ、そんなつもりは…ただ相談して欲しく…」 那智「私がお前を好きだと知っててか!」 羽黒「!?」

2014-02-06 00:45:28
会長 @kaityo_hituzi_3

那智、そのまま羽黒の服を脱がそうとする 羽黒「や、やめて!お姉ちゃん!やめてください!」 だが那智には聞こえなく、無残な姿に 那智「ふふ…久々に見たな…羽黒の裸は…小さい頃以来か…?」 羽黒「………」 那智「好きなら好きとちゃんと言わないか…困った妹だ…」 羽黒「……して……」

2014-02-06 00:48:18
会長 @kaityo_hituzi_3

那智「?」 羽黒「…るして……ゆるして…ください……おねえちゃん…(涙まじり)」 その瞬間我に返る那智 那智「(な…何をやっているんだ…私は…いくら好きでも無抵抗の者を襲って……人として…最低じゃないか…)す…すまない…忘れてくれ…」 そして那智は走って部屋を去る

2014-02-06 00:51:14
会長 @kaityo_hituzi_3

足柄「?なによ?あんなに急いで。羽黒の部屋から出てたようだけど。」 足柄、羽黒の部屋へ行く 足柄「ちょっと〜喧嘩でもしたの〜……羽黒!どうしたの!」 そこには恥部を隠さずに仰向けで顔を隠し泣いている羽黒があった 羽黒「ごめんなさい…おねえちゃん…ごめんなさい……」

2014-02-06 00:54:44
会長 @kaityo_hituzi_3

その後、3日が過ぎた。羽黒は普段通りに戻っているが那智はあの時のことを思ってか、羽黒を避けている。そして足柄は那智を自室へ呼んだ 那智「どうした、おまえから呼び出すなんて久々だな。」 足柄「えぇ、少し気になってることがあってね…」 那智「すまない、今急いでいるから手短に頼む」

2014-02-06 00:58:24
会長 @kaityo_hituzi_3

足柄「分かったわ、手短に済ませる。……貴女羽黒と何かあったでしょ…」 那智「っ…!なぜそう思った。」 足柄「ここ数日、貴女は羽黒を意図的に避けているわね。それに羽黒も表面的には明るく振舞っているけど心の中では怯えているの、いつもみたいな怯え方とは全く違う怯え方で…」

2014-02-06 01:01:29
会長 @kaityo_hituzi_3

那智「……」 足柄「ねぇ…何かあったの…?」 那智「…3日前だが、羽黒に旗艦としての心構えを教えてくれと言われてな…教えてやったら怯えてしまって、ハハッ…相変わらず怖がりな奴だ…」 足柄「…そう…心構えをねぇ…」 那智「あぁそうだ…すまない、そろそろ失礼するよ。」

2014-02-06 01:04:22
会長 @kaityo_hituzi_3

那智が退室しようとする 足柄「へぇ〜貴女の旗艦の心構えってのは、妹を裸同然の格好にしてまで怖がらせるようなものなのね〜」 那智「なっ…何を言って」 足柄「知っているわよ、貴女が羽黒に何をしたのか!」 その瞬間足柄は那智を床に突き落とした

2014-02-06 01:06:40
会長 @kaityo_hituzi_3

那智「貴様…何をするつもりだ!」 足柄「何をする気?決まってるじゃない。貴女が羽黒にしたことをそっくりそのままするだけよ!」 そう言って服を破る 那智「くっ…ふざけるな…」 足柄「ふざけるな?!よくそんなことが言えたわね!羽黒はそんなこと言ってた!?言わなかったわよねぇ!?」

2014-02-06 01:08:42
会長 @kaityo_hituzi_3

足柄「あの娘はねぇ!ただ話を聞いて欲しかっただけ!相談に乗って欲しかっただけなの!それを貴女、好きだからとか言っちゃってさ!あの娘の気持ちを踏みにじった!そんな奴にあの娘を好きになる資格なんてない!あの娘は私が守る!私があの娘の狼になるのよ!」 那智「足柄…貴様まさか…」

2014-02-06 01:11:01
会長 @kaityo_hituzi_3

那智「羽黒の事が…好きだったのか…?」

2014-02-06 01:11:30
会長 @kaityo_hituzi_3

そして一ヶ月の時が流れた 妙高「ごめんなさい、貴女達を呼んでしまって」 那智「気にしてはいないさ、久々に三人で飲むんだ、そう改めなくても。」 足柄「しかし姉さんどうしたの?羽黒には内緒って?まさか好きな人でも出来たんですか〜?」 那智「アホか」 妙高「実はその羽黒のことで…」

2014-02-06 01:24:16
会長 @kaityo_hituzi_3

那智足柄「……………」 妙高「…ということなんです…私こういう事始めてで…どうすれば良いか…」 那智(ま、まさか羽黒の好きな人が妙高姉さんだったなんて…) 足柄(そして姉さん自体は羽黒の事を妹としてしか見てなく、レズではないなんてね…)

2014-02-06 01:26:36
会長 @kaityo_hituzi_3

妙高「羽黒の気持ちは嬉しいのですが、こう…女性同士が好きになるのはちょっと…多分一過性のものだと思うし…あの娘の為にはならない筈ですし…」 足柄(恋敵がまさか姉さんだったなんて…私達、一体どうすればいいのよ…) 那智「……認めない…」 妙高「…え?」

2014-02-06 01:29:37
会長 @kaityo_hituzi_3

那智「…例え…妙高姉さんだとしても…それだけは…認めたくない…羽黒は…私が…」 妙高「貴女…まさか…」 足柄「貴女…いい加減にしなさいよ…!何が認められないですって!あの時の羽黒の気持ちを踏みにじったのは貴女でしょう!そんな…勝手過ぎるわよ…!」 妙高「貴女まで…」

2014-02-06 01:32:24
会長 @kaityo_hituzi_3

那智「わかってる…わかっているさ…そんなこと…」 足柄「だったら」 那智「それでも!私は羽黒が好きだ!大好きなんだよ!けどそんなこと言っても無駄なんだ…羽黒は妙高姉さんが好きで…足柄も羽黒が好きで…私は…羽黒の…あの娘の気持ちを踏みにじって…謝るにも赦されない…」

2014-02-06 01:35:16
会長 @kaityo_hituzi_3

那智「もう…私は姉妹の縁を切られても構わない…構わないがもし姉さんや足柄が許してくれるのであれば…もう一度…羽黒と2人になりたい…そして羽黒に謝りたい…それだけでいいんだ…」 足柄「貴女……あの娘の事をそこまで」 妙高「……その意思は本物ですか…?」

2014-02-06 01:38:26
会長 @kaityo_hituzi_3

那智「当たり前だ…」 妙高「そうですか…もういいですよ…」 その時、クローゼットが開かれた 足柄「嘘…」 那智「は…羽黒…」 羽黒「……お姉ちゃん…」 妙高「この前ね、相談されちゃったの。私は好きな人が居て、それはお姉ちゃん達みんなだって…」 足柄「え…それはどういうこと…?」

2014-02-06 01:42:16
会長 @kaityo_hituzi_3

羽黒「私…お姉ちゃん達がその…恋愛対象として好きになっちゃってて…けどそれっていけない事で…女の人を好きになるってだけでもダメなのに3人も好きになっちゃって…それであの時…」 那智「私に…相談した…ということか…?」

2014-02-06 01:44:51
会長 @kaityo_hituzi_3

羽黒「あの時お姉ちゃんに襲われて、お姉ちゃんは私の事を好きだと言ってくれて…けど本当はそんなことを言う私の事が嫌いなんじゃないかって思ってしまって…だから許してって…言ってしまって、お姉ちゃんの気持ちを傷つけてしまって…そしたら足柄お姉ちゃんがやってきちゃって…」

2014-02-06 01:47:32
会長 @kaityo_hituzi_3

足柄「あの時の貴女の泣いてたのは襲われたからじゃなくて那智姉さんの気持ちを傷つけてしまったからだったの…」 羽黒「…はい…そしたらお姉ちゃん達が喧嘩してしまって…あの時は本当に怖くて…私のせいでお姉ちゃん達が傷つけあって、私が女の人を好きになってしまうからだって…」

2014-02-06 01:50:41
会長 @kaityo_hituzi_3

妙高「そしてふさぎ込んでいる私が相談に乗ったの。貴女達、表面上は仲がいいように見えるけど、本当はトラブル抱えてるって思ってたから。」 足柄「流石姉さんね…」 那智「そんな風に見えていたのか…」 妙高「さて、羽黒、貴女に聞きたいことがあるわ。全てわかった今、貴女は誰が好きなの?」

2014-02-06 01:54:18