飲食業が規模拡大するのは税金を払いたくないから?

赤字でも新規出店するのは経済学的に理解できるかできないか。
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kaoruww @kaoruww

なんで外食店がこんなに安直にボコボコできるかというと、多少店が回ってくると税金払うようになり「利益を出して税金払うくらいならもう一件出して利益を消そう」となり、帳簿を見てる信金あたりが融資したがり、店に仕入れてる食材卸だの酒類卸が無料コンサルしますよとかであれよあれよという流れ。

2014-02-15 22:45:02
伝左衛門 @yumiharizuki12

つまり外食産業というのは、あえて意図的に利益の出ない経営というのをやっているんですな。これがサービス業の低付加価値のいち側面かなと。

2014-02-15 23:02:49
伝左衛門 @yumiharizuki12

しかし経済学の(へ)理屈が教えるのは、法人税など資本課税は投資の税引き後リターンを下げるので投資を抑制するのだが、飲食業で起こっているのは、税金がかかかるのでむしろ投資を増やす、という事態。これをどういうモデルで説明したらよいか、考えあぐねる。

2014-02-15 23:30:47
伝左衛門 @yumiharizuki12

飲食業に限らす、利益の出ない経営をいつまでも続ける業態は存在する、一番有名なのはアマゾン。「利益を出せ」と市場から言われて久しいが、相変わらず投資を続けて赤字経営が続いている。にもかかわらず株価は高い。おそらく実際に利益が出始めたら株価は下がるのである。経済学者はどう説明?

2014-02-15 23:45:40
伝左衛門 @yumiharizuki12

まあ簡単な説明は、投資のため赤字が続いている間は成長期待が強いので株価は高いが、投資が終わると成長期待が剥げ落ち株価は下がるということなんだろう。しかし、新古典派モデルだと、投資家の期待が合理的である限り、投資が終わったら株価が下がるということはないはず。

2014-02-15 23:52:09
uncorrelated @uncorrelated

投資が外部投資家へのシグナルになる理論があるかも知れませんね。

2014-02-15 23:53:46
ナイト @knight_04

法人税は利益への課税だから、利益出して税金取られるぐらいなら投資したほうがマシって感じるんだよね。これが将来の利益を拡大するってのとは多分ちょっと違うんだろう。投資して将来の利益が増えるなら、増税関係なく投資するわけで。

2014-02-15 23:53:59
伝左衛門 @yumiharizuki12

アマゾンはともかく、そのへんの外食チェーンの(風雲児とか言われる)成り上がりオーナーが、「利益が増える投資機会があるから」投資しているとは思えんな。やはり税金を払いたくないから投資していると考えた方が現実的に思える。てことは増税した方が投資が増えていいかもw

2014-02-16 00:06:54
伝左衛門 @yumiharizuki12

投資理論では、限界収益が限界費用に等しくなるところまで投資するんだから、新規出店の純リターンはゼロです。しかし、既存店には利益が出ているはず。これをすべて打ち消すまで投資するということは新規出店はすべて赤字ということ。どういう経済行動なのか、経済学の言葉では説明しづらい。

2014-02-16 00:10:44
伝左衛門 @yumiharizuki12

経済学の投資理論が想定するのは、株主がきちんと監視していて常に「利益を出せ」と圧力をかけている世界。現実の飲食業では非公開会社が多く(?)「オレの金を好きに使って何が悪い?」という世界。経営者は自分の効用を上げる支出を経費で落とせる場合が多いので、過大投資も問題にならないかと。

2014-02-16 00:25:23
@tabi_geininn

@yumiharizuki12 一店舗あたり費用が一定として、同収益が店舗数nに対して逓減、というのが実世界では当てはまらない、ということでしょうか。既存店を含めたPLでなく、新規店のみのPLがトントンになった段階で、追加出店を止めるというのが解釈かと思われます。

2014-02-16 00:25:57
伝左衛門 @yumiharizuki12

@nekomu3104 「新規店のみのPLがトントンになった段階で、追加出店を止める」それなら経済学と同じですよ。おそらく「税金払うのが嫌だから全体の利益が全然出ないところまで投資する」というイメージはやや過剰で、そこまでやっている経営者は少ないのでしょう。

2014-02-16 00:38:01