「情報セキュリティ学術研究マップ」の案とその反応

ネットワークセキュリティ系の産学ギャップを解消しよう!という取組みの一環として、アカデミックに詳しくない産業の方々がアクセスしやすい研究課題マップをつくれないか?というところからスタートした企画。まだ動き出していない。
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@expl01t

Mapの話2: あと,ある研究がひとつのカテゴリに入るとは思えない点も問題.例えばPairingの高速化に関する研究だと,次世代公開鍵暗号にも高速実装にも分類されるわけで,それをどう表現するのかなんて至難の業.ひとつの結果を二つのカテゴリにそれぞれ分けるのがいいとも思えないし.

2010-10-27 01:36:14
@expl01t

Mapの話3: 時系列をどう表現するかも難しい.ある組織がその研究ばかりを未来永劫やっているとは思えない.時代に即して重点研究を移行させているのが現実.

2010-10-27 01:36:35
@expl01t

Mapの話4: サーベイする範囲に関してはCSS/SCISだけでは不十分でしょう.ひとつは国内会議を相手にしていない組織があるということ.S社とかそうだよね.もうひとつは特許です.特許だけ出して研究の場に登場しない組織もあります.S社(上記とは別)とかがそうですよね.

2010-10-27 01:36:52
@expl01t

Mapの話5: そうして行き着いたのが,分類することにコストをかけるよりも研究そのものにコストをかけるべきであること.マップを見せて「まだ隙間がある」ことを知らせてそこを深耕するのが美しい姿ではあるけれど,それはお金を獲得する段階に見せることであってマップの精度は問われない.

2010-10-27 01:37:14
@expl01t

Mapの話6: であればマップはざっくり作って本業である研究そのものにコストをかけるべきであるという,かなりドライな意見を持つ人間になってしまった.

2010-10-27 01:37:46
@expl01t

Mapの話7: どの組織も独自のマップを持っていると信じてる.それ自体がとても価値のあるものだから.もしかしたら明文化されずに個々人に蓄積されていて,人脈マップとともに脳に格納されているだけかもしれません.

2010-10-27 01:37:56
@expl01t

@akirakanaoka 今晩じゃなくていいですけどなんかレスもらえると返せる気がします.いま酔っ払ってて筆だけは進んでいる感じ.明日になったら,ゲッ!ってなりそうだけど,言いたいことは含めた感じ.がんもに出汁を煮含めた感じ.

2010-10-27 01:58:04
Akira Kanaoka (金岡 晃) @akirakanaoka

マップに関しちゃもっと目的をもう一度言ってみる。「産業サイドで、しかも学術のエリアをあんまり知らない人が、『こういうことの研究ってどこが/だれがやってるんだろう』という時に使えるモノ」です。目的を絞るといくつかの問題は放っておける気がしてます。

2010-10-27 02:49:38
自衛雄 @bootheca

まとめサイトみました。「ある研究がひとつのカテゴリに入るとは思えない点」の問題もWGで検討済みです。 RT @akirakanaoka: 「「情報セキュリティ学術研究マップ」の案とその反応」をトゥギャりました。 http://togetter.com/li/63166

2010-10-27 07:57:40
自衛雄 @bootheca

SPYSEE的な学術マップならば、SOMを使うまでもなく、引用文献の情報で作れてしまう⁈

2010-10-27 08:08:52
Akira Kanaoka (金岡 晃) @akirakanaoka

Web2.0的「永遠のβ版」で走りだそうと思ってます! RT @expl01t: Mapの話: 何度かやっていずれも失敗した経験がある.分類する人の精通度の違いから粒度が異なるのがひとつの問題点.どうしても荒い分野がでてきてしまいマップとしての不整合を招きがち.

2010-10-27 22:14:04
Akira Kanaoka (金岡 晃) @akirakanaoka

複数カテゴリが設定されて良いと思います。マップ用途が「産業側が「こんな研究している人/組織いる?」に答えるもの」だからです。カテゴリ検索がメインと。 RT @expl01t: Mapの話2: あと,ある研究がひとつのカテゴリに入るとは思えない点も問題.

2010-10-27 22:15:46
Akira Kanaoka (金岡 晃) @akirakanaoka

確かに難しいですね。検討外でした。検索結果じゃなくて各組織/人ページで出すようにする、感じですかね。 RT @expl01t: Mapの話3: 時系列をどう表現するかも難しい.ある組織がその研究ばかりを未来永劫やっているとは思えない.時代に即して重点研究を移行させているのが現実.

2010-10-27 22:17:31
Akira Kanaoka (金岡 晃) @akirakanaoka

確かにその通りだと思います。ただ探しだすと途端に負荷が高いと。どうやって(割と簡単に)拾い出すかイメージ付いていないです。 RT @expl01t: Mapの話4: サーベイ範囲はCSS/SCISだけでは不十分.ひとつは国内会議を相手にしていない組織、もうひとつは特許.

2010-10-27 22:23:15
Akira Kanaoka (金岡 晃) @akirakanaoka

それはちょっと僕の作りたいマップと趣旨が違います。僕自身の研究のためのマップではないので…。 RT @expl01t: Mapの話5: そうして行き着いたのが,分類することにコストをかけるよりも研究そのものにコストをかけるべきであること.

2010-10-27 22:24:32
Akira Kanaoka (金岡 晃) @akirakanaoka

どの「研究」組織も、ならわかります。ただ今回は対象をそういった部隊を持たない組織に強くアプローチしたい、というのがあります。 RT @expl01t: Mapの話7: どの組織も独自のマップを持っていると信じてる.それ自体がとても価値のあるものだから.

2010-10-27 22:25:58
Akira Kanaoka (金岡 晃) @akirakanaoka

JNSAで脆弱性定量化の検討WGが始まったときもそうだったけど、やはり重要キーワードに対するコンセンサスをきちんと取ることは必須でまずはそこにじっくり時間をかけないと(つかかかっちゃう)よね。「脆弱性」とか「リスク」とか。今回は「マップ」。マップに関しちゃ僕の説明が悪い可能性大。

2010-10-27 22:29:35