#リプしたやつらにサーヴァント的なステータス、スキルをつけてみる

大葉＠スービエ @zYiky9KVqk

理由やキャス子の心情をそこそこ把握していたやぬには、キャラ心情的にも能力的にもキャス子を責めることはできなかった。 色々諦めかけたところで、通りかかったルートゾーン。 しかし存在はかなり曖昧だ　#リプ聖杯

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「アサシンさん、どうしたんですか？！」 「マスターが、…交通事故で…」 「そうですか…。あ、それじゃあちょうどいいですし、テニスでもしませんか？ 私の宝具で魔力補充もできるんですよ」 #リプ聖杯

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やぬの宝具。それは固有結界「球技場・庭球の王子様（プリンスオブテニスフィールド）」 結界内でテニスのルールにさえ引きこんでしまえばある程度の物理、魔術法則を無視した現象も起こすことができるというもの。 テニスをすれば魔力回復、という現象も可能らしい　#リプ聖杯

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ぶりゅーわと丸太はミレニア城屋上で睨み合っていた。 マスター殺しの責任を果たすといって、ぶりゅーわは丸太との決闘を受けたのだ。 「さっそく始めるか。もたもたする事もない……一瞬でカタをつけよう」 「ああ…ライダー同士、武器は乗り物か？」 #リプ聖杯

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その言葉に、ぶりゅーわは腰のホルダーから鉄球を引き抜くッ！ 「当然！『鉄球』だッ！祖先から受け継ぐ『鉄球』ッ！それが流儀ィィッ！！」 鉄球を振りかざすぶりゅーわに、丸太は46cm三連装砲を向けるッ！ 撃ち出される砲撃と、振りかざされた鉄球。 交差は一瞬。 #リプ聖杯

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丸太の砲撃はぶりゅーわの腹をぶち抜いたが、ぶりゅーわの鉄球は丸太の頭部を完全に粉砕していた。 ぶりゅーわの傷は深く、治るには今しばらくの時間が必要となるだろう。 しかし、城に戻ろうとしたぶりゅーわを止めたものがいた。 ヤクザだった。 #リプ聖杯

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「何をッ！『果し合い』は正式なものだ…！」 「そうかもしれないけど、うちの者一組殺したサーヴァントを置いておけるわけないでしょ。 ここは君と仲よかった赤髪君に協力してもらってあげるから、ここから離れたほうがいいよ」 こうしてぶりゅーわはミレニア城を出て行った　#リプ聖杯

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一方それぞれの本拠地の間にある町の一つのホテル。 そこにけろめとケイネスはいた。 何でも夜が明けるまでの時間の間に一組の柳洞寺陣営がこちらへと移動するとの情報を得たとか。 そしてその偵察に出ることとなったのが彼らだった。　#リプ聖杯

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けろめは色々な死亡フラグを感じ取り、ケイネスに進言、警戒するように告げた。 するとホテルの中には当然のように大量の爆弾が発見されたのだ。 起爆条件は設置者が近づいたのを察知したらというもの。 しかしケイネスはそれを解除するでもなく、魔術によって対抗しようとしたのだ。　#リプ聖杯

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けろめは思った。「ここから逃げたい」と しかし何事もなく夜明けが近づき日が昇りかける。 ケイネスは怖気づいて逃げたのだ、と高笑いし、爆弾に仕掛けられた対爆弾用魔術を解除。 次の瞬間、ホテルを大爆発が巻き起こった。　#リプ聖杯

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宮本武蔵よろしく遅れることが作戦で、それによる精神揺さぶりが狙いとも考えられたがそんなことはなく。 「悪い、寝過ごした」 ただ単に設置者切嗣のサーヴァント、康一君の寝過ごしによる行動の遅れであっただけだ。　#リプ聖杯

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月霊髄液と霊体化で爆発を脱したけろめ組。 しかしその目の前に立ちふさがったのは件の切嗣と康一君。 何か煽られたことにブチ切れたケイネスは切嗣と一騎打ちを所望。 当然追おうとするけろめは康一君の足止めを食らってしまった。 「あ、これダメなやつだ」 #リプ聖杯

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けろめは色々諦めそうになったけど、とりあえず悪あがきくらいはしてみようと康一君に戦いを挑む。 ネコミミメイド服なアーチャーけろめはアーチャーにしては珍しく、弓を構えて康一君に向けて放つ。 が、しかし最優のクラスを持った康一君には当たらない。 #リプ聖杯

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タイミング遅延という高度な振り回しを紙一重で回避するがけろめの服と体力はどんどん削られ。 さらに康一君の強烈な呷りが更に精神をも削っていく。 この状況を打破するにはどうするべきか。 けろめは考え。思いついた。 #リプ聖杯

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力と魔力の篭った、膨大な大振りの一撃を前に、けろめは 「○ロワで面白い話書いてよ」 そう呟いた。 康一君の動きが止まる。 一瞬だが、サーヴァント戦においてそれは大きな隙。 その隙にけろめは自分の持ってる概念兵器的なやつをありったけ射出した。　#リプ聖杯

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大量の武器に貫かれていく康一君を見て、けろめは一息つき。 ケイネスからの魔力供給が途絶えたのを感じ取った。 「あちゃー、ケイネス先生やられちゃったかー」 まあマスターを失ったものの、単独行動スキルのおかげで活動自体は可能だ。 #リプ聖杯

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それまでにマスターをどうにかして探すか、あるいはもう座に帰っちゃうか。 考える時間くらいはあるし、ゆっくりしていこうか。 そんなけろめを、じっと見つめる影が一つ。 「ぱ～」 #リプ聖杯

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その頃、追放されたぶりゅーわと彼を見送る赤髪。 しかし相手陣営に動きがあれば相手とて何かしらの動きをせざるを得ない。 彼らの前に偵察に現れた柳洞寺側のサーヴァント、それはせろふぁんとシズヲだった。 #リプ聖杯

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「■■ー！」 ぶりゅーわを見たシズヲは、せろふぁんに構うことなく突撃をかける。 ウェイバーの静止も聞かなかったその光景を見て、せろふぁんは赤髪との戦いへと意識を向けた。 「やっちゃえライダー！」 「114514」 #リプ聖杯

大葉＠スービエ @zYiky9KVqk

「さっそく始めるか。もたもたする事もない……」 そう話しかけるぶりゅーわ、しかしバーサーカーシズヲが言葉を発することなど――― 「ああ…武器は何だ？」 マックのCMの子供のように驚くウェイバー。　#リプ聖杯

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しかし何ら不思議なことはない。 彼ら二人は共に精神汚染Cのスキルを持っている。つまりは彼ら二人の間にはコミュニケーションを取ることができるのだ。 さらに彼ら二人の間にはアルトリアと謎ロット、ケイローンとアキレウス、ギルガメッシュとエルキドゥのような深い因縁があったのだ　#リプ聖杯

大葉＠スービエ @zYiky9KVqk

「当然『鉄球』だッ！」 「受け継ぐ『鉄球』ッ！それが流儀ィッ！」 と、鉄球を武器にするといいながら大量のリプ画像合戦を繰り広げる二人。 だがそれが逆鱗に触れた！ はははこやつめ 止めてくれないか、そういうそれっぽいこと言うのは ワシは本当のことを言ったまでじゃ　#リプ聖杯

大葉＠スービエ @zYiky9KVqk

もはやウェイバーには彼らが何をやっているのか分からない。 しかし決着がつくのにはそう時間はかからなかった。 マスターを失ったサーヴァントと万全な状態の鯖。 勝敗は戦う前から決していたのだ。 「確かに…見事！『決闘』は見とどけた…しかしぶりゅーわ…」　#リプ聖杯

大葉＠スービエ @zYiky9KVqk

倒れたぶりゅーわの体からメダルが湧きあがり。 「グォォォォォォォォォォ！！」 暴走するかのように空に浮かび上がった巨大な鉄球。 死に際に己の中にあった概念宝具、『無限の欲望（ザ・グリード）』を解放したのだ。　#リプ聖杯

大葉＠スービエ @zYiky9KVqk

周囲の建築物を、木々をなぎ倒すそれを前に。 シズヲは。 「20世紀少年（トゥエンティース・センチュリー・ボーイ）！！」 彼もまた、己の宝具を解放した。 それはいかなる攻撃をも防ぎきる、最強に近い防御をもった宝具（スタンド）ッ！ #リプ聖杯