#リプした人で艦隊決戦する

だよもん提督◆Ok1sMSayUQ @Ok1_UQ_rowa

#リプした人で艦隊決戦する

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そろそろやろうか。完全にアドリブなので内容がしっちゃかめっちゃかです

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「え、艦隊決戦ですか」 「うん、なんか提督がやりたいってさ」 「待ってよ、僕今度グリマスのライブあるし受験終わったし人狼あるし」 「くぬさんなんで艦隊勤務したん」 鎮守府で話しているのはくぬと丸太である。くぬは駆逐艦、丸太は軽巡洋艦である。二人はよく一緒に行動している。

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「いや、なんか面白そうだったし」 丸太は内心アカンと思った。インパールに送り込みたかったが生憎陸軍ではなかった。そんな権限はない。ついでに陸軍は死ぬほど嫌いだった。 陸ではサッカーができるのに海上ではできないからだ。陸軍は死ね。

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「で、どこの艦隊とやり合うんです？」 「いやまず演習するらしいよ」 くぬと丸太の間に割って入ったのは電気おばけである。ブリッツガイストという異名を持つ潜水艦である。しかし潜ったところは誰も見たことがないらしい。 ついでに影が薄いらしい。

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「演習？どこと？」 「えーっと…空母ロリスキー率いるアイドル艦隊だって」 「こわっ」 くぬと丸太が引きつった顔になった。空母が相手だからではなくロリスキーという名前がである。 しかもアイドル艦隊とはなんだ。モバマスじゃないんだぞ。

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内訳を見てみれば、 正規空母ロリスキー、軽空母DAI、軽空母せろふぁん、装甲空母赤髪、 護衛として駆逐艦のけろめとででどんがいるようだった。 意外とガチだ。

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「アカンやつですやん」 くぬがため息をついた。そらそうよ。丸太は軽巡、くぬは駆逐艦、電気おばけ、めんどうなので異名を略してブリさんは艦種がバラバラだ。 もう3人ほど合流するらしいが誰が来るのかは知らない。当日わかるのだという。

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そうこうしてるうちに演習当日になった。合流予定海域にきてみれば、そこには2人ほどの艦がいた。 重巡洋艦ウッカリデス、駆逐艦やぬである。一人足りない。遅刻かよと丸太がぼやいた。

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「いや遅刻じゃないって。バイトがあったから遅れてるんだって」 「えっ、わたしトモカさんはライブが終わってから来るって」 ウッカリデスの言に、やぬは困惑したように言った。 どっちやねん。残りの3人が突っ込むと、ウッカリデスもやぬも首をかしげた。

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「ケータイ見せてくださいよウッカリデス先輩。メールで連絡もらったって」 「いやさっき腹が減ったんで食べちゃった」 「そっかー」 やぬはなぜか納得していた。流石にブリさんが突っ込む。 「艦娘だし鋼材くらい食べるじゃないですかケータイは鋼材」 やぬの言はなるほどその通りである。

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「でも確かにメールは貰ったよ。バイトあるって」 「わたしが貰ったメールだとライブだって…」 「どうでもいいんですけど早く合流してもらいたいな」 くぬが不満を漏らすと、そこにばたばたと慌ててトモカがやってきた。

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「ごめんなさい！　色々出張とかイベントとかあって！」 「トモカさん遅刻って珍しいね」 「やー、まあ、うん。大丈夫です大丈夫」 ウッカリデスと話すトモカ。しかしその顔色は優れない。明らかに疲弊している。疲労マークがバリバリついている。

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「いやあの、そんな状態で大丈夫なんですかね…」 「ヘーキヘーキ」 見かねたブリさんが声をかけるが、トモカは大丈夫と言いはった。 生憎と間宮の手持ちはない。疲労回復はできない。疲労がポンと抜ける素晴らしいアイテムなのだが、切らしていた。

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「いけるんじゃないかなあ」 ウッカリデスが何の根拠もなく言った。そういえば、関東勢は幹事クラスの艦がいないと烏合の衆だという噂を聞いたことがある。大丈夫なのかこれ。 しかし旗艦はウッカリデスである以上従わないわけにはいかない。6人は演習海域に向かった。

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結論からいうと、トモカは疲労しすぎて沈んだ。

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「だからやめとけって言ったのに」 「沈んじゃったものはしょうがないよ」 くぬはそんなこと一言も言ってないし、ウッカリデスはのんきだった。 この艦隊は大丈夫なんだろうか。ブリさんに話しかけようとしたが、いつの間にかいなくなっていた。おばけのように。

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「あれ、おばけさん？」 「電気おばけさんなら漏電してて修理がいるから帰るって」 「いや待って」 聞いてなかった。丸太が焦る。重巡、軽巡、駆逐×2ってなんやねん。演習だとしてもナメてんのか。

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「潜水艦だしそういうこともあるよ」 「百歩譲ってそれは認めてもこれで勝てるんですかね…」 「相手は空母だらけだし夜戦になればいけるよ」 一理ある。丸太は納得した。

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結論から言うと、演習海域についたときには赤髪は沈んでいた。 ででどんは北海道から出てこれなかった。 けろめはとある宿でメードのバイトをしてたら殺された。

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「なんでこんなんなってんすか」 ウッカリデスも流石に突っ込んだ。 「赤髪さん黒塗りの高級車に追突されて…」 悲しげな顔で言うのはロリスキーである。

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「ででどんさんは」 「北海道のトカチック・リムに勝てなかった」 「けろめさんは」 「ミステリに巻き込まれたんだから仕方ないだろ！」 キレられた。なぜだ。

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「いやいい艦娘だったんですよ」 「そうですよ、ででどんさんはまだ沈んでないですし」 フォローを入れるのはせろふぁんとDAIだ。 いやそれにしても合流する前から沈むとは何事なのか。 丸太はおにおこぷんぷん丸だった。

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「あれ、なんか一隻やってきますよ」 やぬが指差すと、そこには黒塗りの高級車と融合した赤髪の姿があった。コワイ！ 「おう早く演習するんだよ、あくしろよ」 「「コワイ！」」 せろふぁんとDAIは失禁した。

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「赤髪さん艦首が割れて沈んだはずじゃ…」 「近代化改修だからアレ。も～勘違いとかやめてくださいよ～」 よかったよかった。