ブルネイ泊地徒然日記3

ブルネイ、即ち第二のレスボス島を舞台に提督と艦娘がおりなすほのぼの日常ものです(棒)
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日記をつけるフラタ提督@放浪中 @Adm_FS_TaClass

駆逐艦娘たちが霧島組の下部組織として確実に訓練されている現状を見るに、ここはひょっとしてレズビアンマフィアの拠点になっているんじゃ……? #ブルネイ泊地徒然日記

2014-02-28 15:44:44
日記をつけるフラタ提督@放浪中 @Adm_FS_TaClass

初めて旗艦に据えた長門が書いた報告書、撃沈した「駆逐艦」が「幼女」になっていたので本格的に叱ろうと思います。龍田と陸奥を同席して。 #ブルネイ泊地徒然日記

2014-02-28 18:55:40
日記をつけるフラタ提督@放浪中 @Adm_FS_TaClass

「んおぉおぉぉおおお!!ごべっ!ごべんだじゃいいぃいぃぃ!!!ぼうじばぜんんんんん!!!ゆるじ!ゆるじでぐしゃいいい!!」M字開脚のまま縛られ、龍田と陸奥に責めつくされた長門は反省したようなので、まあ、許すことにします。アヘ顔って実物見るとドン引きですね。 #ブルネイ泊地徒然日記

2014-02-28 19:52:42
日記をつけるフラタ提督@放浪中 @Adm_FS_TaClass

弥生とはっちゃんが談話室で読書談義をしています。議題はサド侯爵の著書についてでした。提督は静かにその場を去りました。 #ブルネイ泊地徒然日記

2014-02-28 20:30:06
日記をつけるフラタ提督@放浪中 @Adm_FS_TaClass

普段の三つ編みもいいんですが、髪を解いた時雨って、女の子らしくなって可愛いんですよね。月明かりに照らされて埠頭から海を眺める姿は、神秘的です。隣に並ぶ山城と寄り添う様の儚さが心をくすぐるのは、恋や愛とともに死を匂わせるからでしょうか。提督は今泣いています。 #ブルネイ泊地徒然日記

2014-02-28 20:44:28
日記をつけるフラタ提督@放浪中 @Adm_FS_TaClass

「こんなところにいたんですか」背後、というより壁やら天井やらに反射して、全方位に響く大和の声。「時雨さんと山城さん、工廠の窓から覗くほど気になるんですか?」コツコツと剥き出しのコンクリを打つ音が近づいてきます。当たり前だ。俺にしたら娘みたいなものだからな。 #ブルネイ泊地徒然日記

2014-02-28 20:56:39
日記をつけるフラタ提督@放浪中 @Adm_FS_TaClass

「では、大和は義理の母ですか」月光の差し込む窓、一つの影にもう一つが並びます。 ……そういうことになるのか。「ふふ。小さい娘は好きですから、大歓迎です」窓の外の二人に動きは見られず、それに合わせる提督と大和も、ただ並んで二人を望んでいるだけです。 #ブルネイ泊地徒然日記

2014-02-28 21:06:38
日記をつけるフラタ提督@放浪中 @Adm_FS_TaClass

暗く静かな工廠、なんの気無しに動かした左手が、大和の右手に触れました。一瞬、互いに驚いて顔を見合わせ、大和は何も言わずに微笑みかけました。多分、提督も似たような表情です。言葉はありませんが、満ち足りたような、絵も言えぬ幸福感に包まれています。 #ブルネイ泊地徒然日記

2014-02-28 21:22:59
日記をつけるフラタ提督@放浪中 @Adm_FS_TaClass

「提督……」どちらからともなく手を握り、お互いの顔が接近します。……こんないい雰囲気でいると必ず何かあるのがここ、ブルネイです。その証拠に、大和の唇に触れそうな距離に近付いた途端、窓ガラスを粉砕しながら、艦娘が提督目掛けて突っ込んできましました。青葉です。 #ブルネイ泊地徒然日記

2014-02-28 21:34:16
日記をつけるフラタ提督@放浪中 @Adm_FS_TaClass

外から結構な力で投げ入れられたであろう青葉は、提督の体をクッションにして床に激突しました。大和は呆然としています。おい、青葉、起きてるか。力の抜けた青葉を退けて床から起き上がり、一応状況を確認するため窓の外を見ると、案の定時雨と山城がこちらを見ていました。 #ブルネイ泊地徒然日記

2014-02-28 21:41:42
日記をつけるフラタ提督@放浪中 @Adm_FS_TaClass

気絶して転がる青葉を拾い上げて、窓のさんに掛けておきましょう。「はっ!?提督!?御無事ですか!?」大和はやっと気づいたようです。全然平気よ。「それは、青葉さん……?」時雨と山城を覗いてたんじゃないか。「大和たちと同じですか……」それは言うな。 #ブルネイ泊地徒然日記

2014-02-28 21:47:39
日記をつけるフラタ提督@放浪中 @Adm_FS_TaClass

「提督に大和、もしかして、青葉当たっちゃった?」窓の縁にギリギリ背が届く時雨と頭一つ出ている山城。ぶつかったけど、怪我はないから安心しろ。「そう……よかった……でも、そんな所で二人は何してたんだい?」「時雨、察してあげなさい。誰もいない工廠に二人きり、よ」 #ブルネイ泊地徒然日記

2014-02-28 21:59:02
日記をつけるフラタ提督@放浪中 @Adm_FS_TaClass

「さ、時雨。貴女のご両親はお楽しみ中らしいから、おじゃま虫は帰りましょう。ね?」「う、うん」山城は時雨の手を引いて、正門の方に向かって歩き出しました。妙な気を回された気もしますが、そんなやましいことはないと、弁明しておきます。聞こえるかはわかりませんが。 #ブルネイ泊地徒然日記

2014-02-28 22:07:19
日記をつけるフラタ提督@放浪中 @Adm_FS_TaClass

「私達も、帰りましょうか」……そうだな。割れた窓と青葉を放置し、工廠を後にします。妖精さんたち、修理の方お願いいたします。 #ブルネイ泊地徒然日記

2014-02-28 22:12:39
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