Twitterの迷宮

特にきっかけは無かったのですが、某社から出てる某RPGのようなのりでつぶやいていたもののまとめ。
0
@fukurow

─君はTwitterというサービスの存在を知った。マイクロブログと呼ばれるそれは、ユーザー一人一人のつぶやきによって世界が構成され、今もなお爆発的にユーザーが増え続けているらしい。君は興味を持ち、早速アカウントを取得してもいいし、概要だけ覚えて手を出さなくても良い。 [失業ちう]

2010-02-19 18:07:58
@fukurow

─Twitterを利用し始めて早数ヶ月。君は、フォローを増やすことによりタイムラインが活性化し、且つフォロワーが増える事により自己顕示欲が満たされる事を覚えた。君は更にフォローを増やし続けても良いし、フォローせずに呟き続けても構わない。 [失業ちう]

2010-02-19 18:11:26
@fukurow

─無差別にフォローし続けた事でフォローは千人を突破し、君のタイムラインは更新するたびに新しい呟きで満たされるようになった。しかし同時に、フォロワーの数が一向に増えなくなっていた。苛立ちを覚えた君は、一気にフォローを整理しても良いし、そのまま呟き続けても構わない。 [失業ちう]

2010-02-19 18:14:17
@fukurow

─フォロー整理など面倒だ。そのまま呟き続けていると、徐々にではあるがフォロワーが増えて行っている事に気付いた。また同時に、一気にフォローのち一気に解除を行うと、規制に引っかかる事があるとの知識を得た。どうやら選択は間違っていなかったようだ。 [失業ちう]

2010-02-19 18:15:33
@fukurow

─Twitterを利用し始めて一年が経過した。フォロワーも増え、充実したTwitterライフを送っていたが、ふと気が付くと時間の大半をTwitterに割いている事に気が付いた。君はここで時間配分を改める事も出来るし、気にせずTwitterを使い続ける事も出来る。 [失業ちう]

2010-02-19 18:19:21
@fukurow

─最早中毒というレベル。止められるはずも無かった。Twitterはやがて自由時間だけでは飽きたらず、生活の中のあらゆる時間を喰らい始めていた。…そう、勤務時間やトイレに行く時間にさえ。リアルタイム性の高いそのサービスはライフハックツールとして完全に溶け込んでいった。 [失業ちう]

2010-02-19 18:31:12
@fukurow

─ある日突然、Twitterが使えなくなった。いや正確には違う。ログインは出来るのだ。その後…空虚な空間が広まっていた。息も出来ぬほどに敷き詰められた文字が無くなっている。何が起きているのか分からなかった…調べようにもログが無い…病名は「API死亡」。 [失業ちう]

2010-02-19 18:41:06
@fukurow

─“それ”には前例があった。全ユーザー数に対しあまりにわずかな人数だったが、確かに同じ症状だった。治療は、不可。目の前が真っ白になり、全ての力が体から、文字と共に消えていったような感覚に見舞われた。 [失業ちう]

2010-02-19 18:48:08
@fukurow

─しかし君はこの無気力状態から比較的簡単に抜け出す方法を知っていた……新しい“君”を創る。君は新たにアカウントを作成し、新たな一歩を踏み出してもいいし、これこそ神が与えたもうた転機とばかりにTwitterから身を引いてもいい。 [失業ちう]

2010-02-19 18:49:46
@fukurow

─君はまっさらなタイムラインを眺めていた。「これが新たな第一歩…」告知は済んでいる。フォローもある程度した。今度こそ同じ過ちを繰り返すまい…そう堅く心に誓いながら、新たな破滅への第一歩を踏み出したのである─ GAME OVER! [失業ちう]

2010-02-19 18:53:05
@fukurow

あっごめんねどっちにしてもBAD ENDの予定だったっていうかやっぱちゃんとプロット組まないとgdgdだよね仕方ないよね!^ρ^ ありきたりだしね仕方ないよね!^ρ^ [失業ちう]

2010-02-19 18:53:34