『AKB48とブラック企業』(坂倉昇平、イースト新書)感想集
この時代にミリオンセラーを連発しながら、労働問題を歌い続けるアイドルがいる。AKB48だ。作詞家・秋元康が手がけた歌詞の数々は、日本の労働をめぐる写し絵となっている。会社人間、格差社会、自由競争、就活、ブラック企業、雇用の流動化……。それはAKB48自体が、この国の雇用システムの再現でもあるからだ。本書は約五〇ものAKB48の楽曲を解説し、それらが日本の労働の現実に迫り、その改革を模索するワークソング(労働歌)であることを示す。AKB48を知ること、それは日本の雇用のリアルを知ることだ。
[目次構成]
第一章 AKB48の魅力は「労働問題」にある
第二章 大人になんかなりたくない! 会社人間と「自由」の物語
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きのこ・オブ・ケンモメン
@kinoko2002_
『AKB48とブラック企業』(坂倉昇平、イースト新書)感想集 http://t.co/oIhnkWRQYl
2014-03-05 12:31:38
なかざわ
@nshoma2
坂倉さんは、若者の労働問題や貧困問題が専門分野。「AKB自体が日本の雇用システムの再現である」と規定して、AKBグループの楽曲の歌詞から、日本の労働に現実に迫っている一冊。
2014-03-08 22:25:19
なかざわ
@nshoma2
そこら辺の週刊誌を除くと、AKBにここまで切り込んだ作品はないのではないだろうか。特に気になったには、「人気のある≒推されてるメンバー」と「研究生」の間にある、機会の不平等さ。
2014-03-08 22:36:23
なかざわ
@nshoma2
そして、AKBのドキュメンタリー映画のサブタイトルの「少女たちは傷つきながら、夢を見る」。AKBは「夢を見る」場所であって、「夢を叶える」場所ではないということ。
2014-03-08 22:39:49
ガースー@元ケータイショップ店員
@tomohiko1035
『AKB48とブラック企業』読んでたら公演曲聴きたくなった・・・(笑) 改めてAKBの曲ってスゴいな□□□っておもった、そして秋元康ってやっぱりスゴいわwwwwwwww
2014-03-08 22:57:04