- yaoki_dokidoki
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「平成25年度 東京五美大 卒業・修了制作展レポート【カラフル篇】」をトゥギャりました。 http://t.co/LFJBimAlxZ
2014-03-04 23:38:58かんたんにフクザツ篇の説明をします。これはぼくが一番力を入れているカテゴリというか、「すげぇな〜」って思っちゃう分類です。
2014-03-04 23:46:42フクザツさのタイプのひとつには、テクスチャそれ自体、もしくは異質なテクスチャどうしの重なりあいに「フクザツさ」をおぼえるものがあります。
2014-03-04 23:47:41それから、逆に簡素で手抜きに見えるんだけど、そこにあらわれる空白や手抜き感、雑さを理解しようとすると、いかんともしがたい理解しにくさとしてのフクザツさを持つタイプがあります。
2014-03-04 23:48:52もうひとつは、第一のタイプとも重なりますが、テクスチャというよりは、モチーフの記号性の組み合わせによって、画面が複雑になっているタイプの作品があります。例としてはマンガを思い浮かべていただければ。
2014-03-04 23:50:40素材で紙粘土をつかっているというところからまず察してほしいのですが、画面はこのように2分割され、左に粗雑なテクスチャの緑、右に白地に適当に塗りつけられたように見える青が配されています。 http://t.co/Qs2brvamHV
2014-03-04 23:52:20まず右側に寄ってみると、テクスチャ自体はそんなに複雑ではないが、いくつか細かい細工がされていることがわかります。でも、売りはやはり画面に間をとることにあるような感じがします。 http://t.co/V5hm2UZrPN
2014-03-04 23:53:44左側の画面。緑もていねいに塗られているわけではなく、粗い印象ですが、下のレイヤーにラクガキみたいな線が引かれています。なぜなのか? http://t.co/jY7MRxebqm
2014-03-04 23:55:02再び全体の画面を見てみると、画面の構図がやはりわりと複雑に設定されており、それが作品を成り立たせているのではないか、と思われました。 http://t.co/DtMhL1mjcH
2014-03-04 23:56:13次は本村桜アリスさんを紹介します。こちらは好きな人が多そうだと思う作品です。 http://t.co/cvv13nqE2c
2014-03-04 23:59:14素材にアルミとクリスタルを使用している、ということとこの全体図を見て、ぐっとくる人は多いのではないでしょうか。切り花のようなよさがあります。 http://t.co/kOELOSjUfC
2014-03-05 00:00:49キャンバスに走る筆のテクスチャがいくつかレイヤーとして重なりあってから、クリスタルがのっかっています。退廃的でもあり、かすみ草のようなはかなさときらめきがあるよう。 http://t.co/fGJQgEq9eU
2014-03-05 00:02:11画面をななめになめると、テクスチャのきもちいい複雑さが伝わるのではないでしょうか。 http://t.co/h9Amtnach5
2014-03-05 00:02:45なんかはりつけられている(のかな?)四角いもの。とアルミっぽいものとクリスタルと、あとごちゃごちゃした何か。 http://t.co/NgpXeuIMxH
2014-03-05 00:03:29アルミ特有の、金属的な軽やかな硬質さと軟らかさ、ぬめぬめした樹脂のようなもの。いいですね。 http://t.co/Gpoc0govk1
2014-03-05 00:04:42セピアめいた色使いや、ドローイングの痕跡のようなものが、クラシカルな雰囲気です。ざくろというモチーフも、古典的な印象をかもします。 http://t.co/Zh0t5ennIl
2014-03-05 00:09:15パリ写真っぽい、グラフィティのモチーフとテクスチャが、「あれ?レオナルド・ダ・ヴィンチ感だけじゃないんだ?」という意外さを感じさせました。 http://t.co/fXCK6HQMvK
2014-03-05 00:10:47これを見て思い出したのは、おなじザクロの汁のモチーフを利用している、友人の杉本克哉さんです。 http://t.co/DddanXhkPm
2014-03-05 00:13:46