- L_O_Nihilum
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@L_O_Nihilum 自分にとっての至高の一枚もの変身シーンイラストはこれ。pixivからもってきて、投稿者削除されたりしたので大きいこといえないけれど。 http://t.co/gjcmbloACr
2014-03-07 20:30:41@magicalsammy 渋の絵なら注意して扱いなさーい!w作者さんデリケートな事もあるから! …さりとて、これは絵具かな?よくよくミク見てても思うんだけども、彼女がいろいろな世界に似合った服装するのってまさにこんな感じ。絵具でカラフルに姿が変わる感じの。この際服と体は一体。
2014-03-07 20:34:41@L_O_Nihilum コレだと、髪の色がグラデーションで変わっていき、しかもまだらっぽく不規則。 瞳孔にも色が入っているということは、変身のエネルギーを受けて視界も変身途中では色がついているのではないかと思われる。続く
2014-03-07 20:36:06@L_O_Nihilum 全裸でリセットでなく変身前と後の服がまだらに混じってるのも、両者が未分化で混じり合ってることを指し示していて、こういう方が自分としてはそそります。
2014-03-07 20:38:14@magicalsammy 衣服が変わると言う事を、どう意味づけてるか、という創作する側上の事情でいろいろ変わりそうですね。大抵の魔法少女ものではいったん身体から元の衣装を分離してから別の服に切り替えてた(おそらく返信前衣装はセーブされてる)。日常⇔非日常の入れ替えだった。→
2014-03-07 20:39:57@L_O_Nihilum 投稿者削除になっちゃったぐらいだからヤバいと思いつつ、これはあまりに魅力的なので。
2014-03-07 20:40:06@magicalsammy :→かなり「機能的」で「機械的」な変身なんですよね、これだと。日常での生を区別してて、衣装を変えた時には別の存在になるという意味合い、その世界の中で自分を特別なものにしちゃうというしくまれたものがあった。仮面ライダー的というか。
2014-03-07 20:41:38@magicalsammy こう、あの絵もそうだしナイツのデュアライズやペルソナという機能もこの絵に似てますよね。こう、世界から区分された自分を機能的に「変形」させるのではなく、外界の持つ世界観に自分を寧ろ「溶け込ませる」ような形。自分がスープに溶けた具材になる感じね。
2014-03-07 20:46:41@magicalsammy その場合、多分特別な力をどこまで発揮できるか、って点では限界があるかもしれないが、逆を言えば世界の空気そのものを自分に染み込ませてるから、世界の背景といつでも一緒に活動できるあたりがみずみずしく、初々しい。樹から落ちる前の果実といったところか。
2014-03-07 20:47:55そうなんだよね。変身魔法少女って「女の子が樹から切り落とされた木の実や果実」としてのすがたなんだよね。
2014-03-07 20:48:30でも、世界と混ざり合う変身はもっと魔法として自然だ。というより、世界自体が魔法であるため、彼女を含めて一つの外世になる。…いい方難しくなるんだけどさ、なのは型魔法少女は現実中で特別なことをするために「魔法」を使ってるのに対し、このタイプはそうじゃない。
2014-03-07 20:49:43そもそも、世界が色とりどり変わる中で、彼女はその世界を「栄養」として受け取り続ける存在であり、世界と他者ではない。いくつかのいい方を言い換えつつ多用すれば、彼女は世界そのものが魔法であり、世界自身のなかではその姿が普通であって魔法という奇跡ですらない、といったところ。
2014-03-07 20:51:20だから、ちょうど魔法少女と社会(⊂世界)の構図って果実と樹木の関係になるんだよ。 もっというと、樹木の世界から切り落とされた果実なんだから、 果実=魔法少女対農家(⊂果樹園)の関係なの。 そしてこの果実は「出荷」されるから、「消費」論で語られてきたわけね。ゲンロンさんとかに。
2014-03-07 20:53:57出荷される前に自ら転がってこうと実存しようとするとリナっぽくなるし、 出荷されるさいに思う存分重くなってパイナップルかドリアンみたいになろうとすりゃ大魔導峠とかドクロちゃんみたいな形になる。
2014-03-07 20:54:44落ちた果実が自らを新鮮にしつづけようとするサクセスストーリーはなのはのようなかたちになる。葡萄のように集団化させれば東京ミュウミュウとかセラムンに近づく。
2014-03-07 20:55:56視点を出荷する農家側にして、農家側と果実側の状況として描くと、まどマギになるといえる。で、その農家と農地の制度どうしまっかー?どうしようもなくありまへんか?ってとこに突然変異種で出たまどか(大体ほむらの果実のせい)のお蔭でそのシステムが根本変化して、てのが叛逆以降。
2014-03-07 20:57:21つまり彼女らはこういう視点のもとで、果実として扱い、世の中に受け入れられる形を選択する構図を分析することで、同時に享受者=消費者の状況、社会の位置付を時代とともに追うための構図として、よくよくサンプリングされるというのに好都合だったわけだ。
2014-03-07 20:58:31てかあれか。切り落とされた果実が、どういうパッケージングをして売られるのか、ってのが変身後なわけか。
2014-03-07 20:59:21ただ、その見方は外世論に持ち込んでみるとちょっとコンフリクトにしかならなくなる。理由は簡単で、その場合は魔法はつねに「農家」側の都合、として回収されるからだ。
2014-03-07 21:00:27つまり、「こだわりぬいた新鮮さ」とかいうレッテルが、ホントにただのレッテルなのだ、とメタ的視点だけが露呈してしまう・・・つまり、実際それは魔法ではなく世の中の構図の部分としての女性…男性の消費する構図に対する女性キャラを描写するのみにとどまってしまう。
2014-03-07 21:01:03そこに違和感が生まれると、そもそも魔法を使って変身するという、その作品独自の設定にある世界観が全く見えずに終わってしまう、というところで、つねに摩擦を感じ続けることになっちゃうわけだ。「おいしいリンゴ」を、実はそれでは食べられないのだ。
2014-03-07 21:01:48てかまあ、それがまさにボードリヤールの言う所の消費=観念的行為なんだよね。 魔法少女という衣装を、魔法を、観念に回収してしまう。出荷という観点で作品を見る見方で魔法少女を見ると、それはただのイメージの受容でしかなく、彼女の身体の受容を見る目線を失ってしまう。
2014-03-07 21:02:48そして、そこから言えることは、別の立場から言えば、「変身に違和感を持つ」人も生み出すといえるわけだ。その変身が、メタ的視点からのイメージの更新にとどまっていると気づくと、これは魔法の不思議さを持っていない、というふうにも見える場合があるのは確かなことだ。
2014-03-07 21:04:14しかし、其れに対してさっきの絵のような「変身」は、出荷されるさいのパッケージとしての衣装、という記号は感じさせない。寧ろ、自分が育った樹にそのまま染まるような、そんな感じを抱かせる。
2014-03-07 21:05:01