佐々木俊尚さんsasakitoshinaoの「書籍のゴーストライターというエコシステム」
「書籍のゴーストライターというエコシステム」 http://t.co/2Drh7qkKWD @sasakitoshinao 私の父親も新聞記者を経て、企業経営者などの自分史本製作代行業をやっていた。読者を含めて誰も実質的な損をしないシステム。だが「善悪」で捉える人がいる。(続く
2014-03-09 10:26:57続き)本の中の文章を、著者として記されている人が実際に書いていないと「悪」とする根拠は何なのだろうか。読者に何かマイナスはあるだろうか。「この人は文章がうまいはずだ、それを期待して買った、でも別の人が書いていた、裏切りだ、傷ついた!」とか?(続く
2014-03-09 10:27:09続き)ある人の脳の中に蓄積されてる面白い体験や考え方などを直接取り出して受け手の脳に移して追体験、追認したい、これが脳の知りたい欲求の1つではないだろうか。でもそれは無理なので言語が出来た。言語自体が「ゴースト」なのだ。それを誰が書こうと実質は同じ。(続く
2014-03-09 10:27:21続き)むしろゴーストの方がより詳細に正確に伝わる場合の方が多いだろう。それを単純に「ゴーストはつまり嘘だ。嘘だから悪」「ゴースト肯定論は詭弁だ」とハナから思考停止したような善悪論を述べても何の意味もない、と私は思う。(続く
2014-03-09 10:27:30続き)ただ今後は代筆者が明記されるようになるかもしれない。それはそれで特にマイナスはなくて、むしろ従来のゴーストに光が当たって良いのかもしれない。しかし、繰り返すが、善悪論はそもそも不必要だと思う。
2014-03-09 10:27:42@sasakitoshinao おはようございます。先ほどからRTを拝見していますが、そこまでゴーストライターの役割が不可欠なのは了解したとしても、『ではなぜ、その作品はゴーストライター自身の名前で発表されないのか?』という極めてシンプルかつ根元的な問いの答えにはなっていません。
2014-03-09 11:11:03そういう慣行だった、というだけのことですよ>「なぜゴーストライターの名前で発表されないのか?」。だからこれから改善していけばいい。>RT
2014-03-09 11:12:17僕の場合、書く時間がないことが理由の全て。最新刊「仕事に効く教養としての世界史」、各章ごとに2時間強の取材(口述)、それをテープ起こししたものをベースに書いていただき、最後に僕が3度書き直しました。@sasakitoshinao http://t.co/6PjgNuTuiN
2014-03-09 13:17:12そうなんですか。 RT @haijiiha @p_hal @sasakitoshinao 阿川佐和子さんのベストセラー「聞く力」も 口述だったような
2014-03-09 13:54:03へえー。 RT @ekibasyanezu 『バカの壁』も口述ですよね。養老氏本人が公にしていました。RT @sasakitoshinao そうなんですか。 RT @haijiiha 阿川佐和子さんのベストセラー「聞く力」も 口述だったような
2014-03-09 14:00:38政治家の本の多くはこうした仕組みで書かれていた。こういう視点でこの仕組みを整理されるのは興味深い。ゴーストは潤滑油だと思う。 書籍のゴーストライターというエコシステム|佐々木俊尚 blog http://t.co/BRFg3Lxh4G @sasakitoshinaoさんから
2014-03-09 14:28:56まあそうですね。 RT @trunk774 @sasakitoshinao 昔からの日本人気質じゃないですか?(笑)
2014-03-09 15:07:01