- center_claus
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逃げ場を新たに作ることができるようになった現代社会であるが、その逃げ場が奪われたとき、非リアというマイノリティは、やはりコミュニティーからは外れた自分の世界へ戻っていくほかないのかもしれない。<了>
2010-10-29 21:57:15「ネット社会」という新たなコミュニティーですらその居場所を侵されていったとき、非リアと呼ばれた人々はどこへ向かうのであろうか。
2010-10-29 21:53:43本来淘汰される存在であった人々が逃げ道として作り上げた「ネット社会」が、「リアル」に近づくことを望んだであろうか。
2010-10-29 21:52:05「リアル」において「オレ、リア充じゃないですよー w」という言葉を耳にするようになったのは、「ネット社会」が「リアル」に浸透してきたことの表れの一つである。
2010-10-29 21:48:51「ネット社会」が今までもあったにも関わらず、近年になってリア充や非リアという言葉が生まれてきた背景にはやはり、「ネット社会」そのものの成長が関係しているのであろう。
2010-10-29 21:39:57つまり、私はここまでリア充との対比としてネットについて論じてきたのであるが、実際にはインターネット上で社会が形成されてから、リアルとの対比は行われはじめたのである。
2010-10-29 21:38:00この「ネット社会」は、しかし、リアルを意識して回っている。そのため、リア充という言葉が生まれているのである。
2010-10-29 21:36:14秘匿性のあるサイトが発達することによって、「引きこもり」と呼ばれる人々はコミュニティーを形成することなく、自ら環境開発をすることも可能になる。
2010-10-29 21:30:13Twitterと2ちゃんねるでは細かい点でまた違いが出てくるのだが、今回はそこに言及せず、両者のもつ秘匿性と意見の発信機能について考察しようと思う。
2010-10-29 21:24:41Twitterが有名になってきたのはここ1、2年のことであるが、Twitter以上に昔からあり、かつよりパーソナリティが見えにくいものがある。それが大手掲示板サイト、2ちゃんねるだ。
2010-10-29 21:20:29自分が発信できるものがプロフィール⇒日記⇒つぶやきとなっていくにつれて、表面的なパーソナリティ=個人を特定できる情報は見えにくくなっていく
2010-10-29 21:16:412ちゃんねるに関しては少々性格が違うので割愛するが、前略プロフやmixi、Twitterと変遷していくなかで発達していくのは、パーソナリティの秘匿性である
2010-10-29 21:14:37この手の手軽に情報発信をすることのできるサイトは数年前から見られており、以前は前略プロフなどがそれにあたるものであった。
2010-10-29 21:11:04インターネットの発達のなかで、2ちゃんねるやTwitterなどの匿名性をもちつつ、コミュニケーションを可能とするサイトが見られるようになってきた
2010-10-29 21:08:16しかし現代社会において、下層の究極型であるはずの「引きこもり」の立場は下層でなくなっていると言えるかもしれない。
2010-10-29 21:04:45非リアと呼ばれる人々によるコミュニティーが形成されるごとにその中にさらに下層をつくり、また別のコミュニティーが形成されるのであれば、コミュニティーの形成人数は少なくなる。その人数を突き詰めて少なくしていくことでたどり着く最少単位は「一人」である。
2010-10-29 21:01:47この関係図はどこまでも掘り下げていくことが可能である。すなわち、非リアの中には非リアがいて、その非リアの中にもさらに非リアがいるのである。
2010-10-29 20:56:53一般的に社会と呼ばれる枠組みにおいては、さきほどあげた3種類の人間に区別される。しかし、非リアと呼ばれる人々のなかでも、同様に3種類に分けられた階層が形成されるのである。
2010-10-29 20:55:38