ケーブル世界の宇宙戦艦

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加藤直之(スタジオぬえ)SFイラストを描いてます。 @NaoyukiKatoh

面白い世界を思いついたぞ(といっても昔に視た科学番組の画面がヒントになってるんだけど)。宇宙空間になぜか太古から蜘蛛の巣の様にロープが縦横無尽に張られてるの。戦艦はそのロープ伝いにしか移動できない。交差部分や隣りのロープに近づいたところで戦闘が始まるのだ。破壊じゃなく拿捕が目的で

2014-03-03 00:33:15
加藤直之(スタジオぬえ)SFイラストを描いてます。 @NaoyukiKatoh

ロープの端がどうなってるか誰も知らないの。ちょっと、堀晃さんのバビロニア・ウェーブみたいな感じ。

2014-03-03 00:35:50
加藤直之(スタジオぬえ)SFイラストを描いてます。 @NaoyukiKatoh

こうしてみると僕は、ブリッシュの『宇宙都市ニューヨーク』やプリーストの『逆転世界』、フィリップ・リーヴ『移動都市』、ジーター『垂直世界』みたいな話が大好きなことがわかりますね〜

2014-03-03 00:51:00
加藤直之(スタジオぬえ)SFイラストを描いてます。 @NaoyukiKatoh

まず仮にシリーズ名称をロープ宇宙戦艦とします。ロープは暗黙の了解として撃ってはいけません。しかしあからさまに船の大事な部分をロープの傍に配置するのも禁止。船には隣のロープに移動するためのアームが付いています。まずはモノレールを参考に  http://t.co/dznFCMKsAc

2014-03-03 22:12:35
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加藤直之(スタジオぬえ)SFイラストを描いてます。 @NaoyukiKatoh

ロープはまあ普通に考えてカーボンナノチューブを太く撚り合わせたものでしょう。そのカーボンナノチューブが文明すべての基礎となっています。採掘して新たにカーボンファイバー性の船体を作ったり、その張力を利用した武器、(弓矢のように)船体そのものの(垂直方向への)高速移動も(可能です。

2014-03-03 22:18:14
加藤直之(スタジオぬえ)SFイラストを描いてます。 @NaoyukiKatoh

蜘蛛の巣の中心点に相当する場所には都市が生まれているでしょう。採掘され尽くしてケーブルが殆ど残っていない空間もある。

2014-03-03 22:19:46
加藤直之(スタジオぬえ)SFイラストを描いてます。 @NaoyukiKatoh

タイトルは『ケーブル世界の宇宙戦艦』にするかも。

2014-03-04 11:19:36
加藤直之(スタジオぬえ)SFイラストを描いてます。 @NaoyukiKatoh

ケーブル世界の宇宙戦艦(まだまだ考え中) 投石機は拿捕要員を敵艦に送り込む役目も果たす  http://t.co/Q3aMDfrqDy

2014-03-05 14:36:41
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加藤直之(スタジオぬえ)SFイラストを描いてます。 @NaoyukiKatoh

少し前から。(まだアイデアが空から降ってくるのを待っている段階です)  http://t.co/tlCUlZzIK9

2014-03-07 15:33:44
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加藤直之(スタジオぬえ)SFイラストを描いてます。 @NaoyukiKatoh

交差するケーブルに移動する(ケーブル同士は少し離れている)  http://t.co/9WkeCrL4hw

2014-03-08 13:57:51
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加藤直之(スタジオぬえ)SFイラストを描いてます。 @NaoyukiKatoh

ケーブルの末端を調べようと旅立った冒険家たちが見つけたのは、遥かな昔からただもくもくとケーブルを紡ぎ出しながら進むロボット紡績艦なのであったw  http://t.co/FfVJSKOdLf

2014-03-09 16:17:33
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加藤直之(スタジオぬえ)SFイラストを描いてます。 @NaoyukiKatoh

機械も生物もまず要求される機能があり、それにあわせて外形が決まるのですが、飛行機やクルマのように空気抵抗とか揚力とかの空力特性にあわせる必要がある場合は(それも機能なのですが)最初に外形を決めます。だからその制限が無い真空中の船のほうがデザインのバリエーションが増える

2014-03-10 11:28:56
加藤直之(スタジオぬえ)SFイラストを描いてます。 @NaoyukiKatoh

昆虫のように小さな場合は重力に対する自重の効果も異なってきて、デザインの制限も少なくなり多様な種類や形状が生まれます。ちょっとくらいの高さなら複雑な形をしていても、落っこちても壊れない。

2014-03-10 11:31:30
加藤直之(スタジオぬえ)SFイラストを描いてます。 @NaoyukiKatoh

さて、ケーブルについてはどうなるでしょうか。長くなりすぎると、外からの力に対して自分の重さに耐えられなくなり、折れたりちぎれたりするのでしょうか?(僕の知識じゃわからん) 恒星や惑星の軌道と交差したらどうなるのでしょうか。燃えちゃうのかな?

2014-03-10 11:34:35
タツコマ@一夫多妻※太め好き @TATukoma1987

@NaoyukiKatoh 結論から言うと、燃えるし折れるし切れますね。基本はワイヤーと一緒なんで。無重力下でも耐久越す外力がかかれば破断しますね。光ケーブルなどで軽量化しても、長くなりすぎるとプツンと行くんで、被膜で強化を図る事はあるようです。

2014-03-10 11:40:07
加藤直之(スタジオぬえ)SFイラストを描いてます。 @NaoyukiKatoh

というわけで、折れたり千切れたりすることを想定して、その限界の長さになる前に延びたり曲がったり、枝分かれしたりの機能を持たせた保守・紡績ポイントを配置する必要が出てきます。それらはケーブル探査の物語で重要な絵のテーマになったりするでしょうか(^^)

2014-03-10 11:52:36
foca @foca_snark

@NaoyukiKatoh ワイヤーは物質じゃなくて、スタトレの繭型ワープフィールドみたいにワイヤー状になった力場とか異空間とかなのかもしれませんねぇ……

2014-03-10 11:55:36
加藤直之(スタジオぬえ)SFイラストを描いてます。 @NaoyukiKatoh

@foca_snark ケーブルが力場だと、最初に例に挙げた『バビロニア・ウェーブ』や、そしてこちらはもっと似ている『トロン』になっちゃうのですよ。

2014-03-10 11:58:38
カンパンマン @kanpan_man

@NaoyukiKatoh こんにちは、以前溶接の話をさせていただいた者です。軌道エレベーター実現上の最大の課題は、静止衛星軌道から垂らしても自重で切れない引っ張り強度を持つ材料が存在しないことです。遠心力と重力とを相殺するために、ケーブルは一本でつながっている必要があります。

2014-03-10 12:26:23
カンパンマン @kanpan_man

@NaoyukiKatoh フォールトトレラントを考えると、複数のケーブルを並行に垂らすことが現実的と思います。これならば一本が切れても、他のケーブルで機能を維持しつつ修理を行うことが出来ます。人や貨物を運ぶ昇降機にメンテ用ロボットやセンサを取り付ける必要もあると思います。

2014-03-10 12:32:08
カンパンマン @kanpan_man

@NaoyukiKatoh もちろんメンテ用基地(ポイント)を軌道の途中に置くことも有効と思います。トラブルの度にいちいち地上から修理用のロボットを派遣し、資材を揚げるのでは、時間がかかりますし効率的ではありません。超高強度ワイヤーは宇宙空間の工場で作って降ろすのかも知れません。

2014-03-10 12:37:20