2014年3月13日

論破厨メソッドから見る、議論というコミュニケーション

セノにゃんさん(@ceno_sougou)のツイート群をまとめさせていただきました。 「僕が知っている一例」ということは、まだあるのかとドキドキ。
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セノにゃん @ceno_sougou

相手を論破するというのはとても下らない事だと思うな。 どんな相手でも(大抵)論破できるフローチャート的な論法が存在するから、それさえ会得してしまえば(時には応用技も必要だが)大体論破できる。つまらん。 以下僕が知っている一例を概要だけ記す。

2014-03-13 18:44:11
セノにゃん @ceno_sougou

相手の発言に対してその中の適当な単語を選んで「○○とはどういう意味ですか?」と問う事をひたすら続ける。言葉は無限ではないので、説明はそのうち必ず、「堂々巡りになる」か、「矛盾が発生する」か、「相手の語彙力が枯渇して答えに詰まる」のでそれをすかさず指摘する。これで君も論破厨だ!

2014-03-13 18:47:06
セノにゃん @ceno_sougou

相手が答えに詰まったら「あなた自分で自分の使ってる言葉の意味が分からないんですか?」 矛盾/堂々巡りは「私はそのような(矛盾/トートロジーを包括する)意見を持つ人と議論を成立させる術を知らないのでこれにて失礼します」等で話を終わらせるのが良いでしょう。

2014-03-13 18:48:33
セノにゃん @ceno_sougou

相手がこちらの質問内容からはみ出した返答をした場合は状況に応じて「もう少し理性的に話してください」「その前に私の質問に答えてくださいませんか?」などと返していく。色々なパターンが考えられるのでちょっと応用編だな。

2014-03-13 18:49:48
セノにゃん @ceno_sougou

相手が常識を持ち出したら、その常識は相手の知っている狭い社会の中での常識ではないかと指摘したりな。

2014-03-13 18:51:09
セノにゃん @ceno_sougou

コミュニケーションを成立させるためには、する者同士がある程度の文脈を共有している必要がある。ヴィトゲンシュタインの言うところの言語ゲームってやつだな。だから、相手の意見に対して文脈を共有する事を回避し続ければ、相手に敗北感を与えられる。これが論破厨の奥義だと思う。

2014-03-13 19:02:15
セノにゃん @ceno_sougou

前のツイートの補足。意見を(持つのではなく)言うという事は多かれ少なかれコミュニケーションを望んでいるという事で、それの間接的否定だから、相手は多かれ少なかれ傷つく。

2014-03-13 19:03:22
セノにゃん @ceno_sougou

そういうメソッドを、自覚的にであれ無自覚にであれ使ってくる人は、議論において厄介極まりない。 見落とされがちだが、故意だろうが過失だろうが、罪には違いがあるかもしれないが、害には違いがない。

2014-03-13 19:07:50
セノにゃん @ceno_sougou

あ、この場合の敗北ってのは意見を言った甲斐がなかったという意味での敗北な。

2014-03-13 19:09:58
セノにゃん @ceno_sougou

逆に、不毛な議論から建設的な議論に上手く誘導するためには、相手と文脈を共有する必要があるわけだが、これが案外難しい。 数年前にサンデル教授の白熱教室を観た人なら分かると思うが、まず話者が、文脈の違い気づいていないケースもかなりあって、それを放置すれば不毛な議論になってしまう。

2014-03-13 19:17:28
セノにゃん @ceno_sougou

なので、議論をする際は、以上の点を知っておいた方が良いだろう。

2014-03-13 19:20:42
セノにゃん @ceno_sougou

人の殺し方を知っていれば、人を殺さないように気を付ける事ができる。だが殺し方を知らない者はそのつもりもないのに弾みで殺してしまうことがある。みたいな逆説。あるよね。

2014-03-13 19:20:55
セノにゃん @ceno_sougou

なお、論破のためでなく文脈の共有のために相手の発した言葉の意味を質問で確認する、というのはむしろ推奨されるべき(歴史上でも、これがなされないことが原因で紛糾した議論はアカデミックな場ですらちょくちょく見られる)。 破壊的議論と建設的議論は紙一重なのだった。なんとも皮肉だが。

2014-03-13 19:27:44

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