「はたらく」とは?楠木建さん(「ストーリーとしての競争戦略」著者)

「ストーリーとしての競争戦略」「経営センスの論理」などの著書がある、経営学者の楠木建さんが、めずらしくツイート連投した「はたらく」とは?保存しておきたかったので、まとめました。
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楠木建 @kenkusunoki

【メモ】自分以外の他者(客)のためにやること。これを「仕事」という。自分を向いた活動は「趣味」。家でやってください。客が評価する仕事の結果。これを「成果」という。自己評価の必要は一切なし。自分で納得する仕事をしていればよい。あとはすべて客が評価してくれる。

2014-03-15 17:45:04
楠木建 @kenkusunoki

【メモ】で、自分が選んだ仕事(の方向性)が成果につながらないとき、他者や環境のせいにする。これ最悪。これを「誰も頼んでないんだよ」という。すべては自由意志。

2014-03-15 17:51:47
楠木建 @kenkusunoki

【メモ】で、自分で納得がいくようにどうしてもできない、もしくは、自分で納得がいっても客が評価しない。これを「向いてない」という。向いてないときは別のことをすべき。これを「次行ってみよう」という。ただし大転換の必要なし。明らかに向いてないことは端から仕事にしない。わりと近くにある。

2014-03-15 17:53:11
楠木建 @kenkusunoki

【メモ】仕事で自分の納得を追求する過程。これを「やり甲斐」という。客にとっては結果がすべて。仕事の成果を自分で評価しないように。自分にとっては過程がすべて。仕事の過程で客におもねらないように。

2014-03-15 18:00:04
あくび @akubism

@kenkusunoki 小林秀雄の言葉を思い出します。「不平家とは、自分自身と決して折り合わぬ人種を言うのである。強い精神にとっては悪い環境もやはりあるがままの環境であって、そこに何一つ欠けている処も不足しているものもありはしない」

2014-03-15 19:58:21
楠木建 @kenkusunoki

そーそーそー。"@akubism: @kenkusunoki 小林秀雄の言葉を思い出します。「不平家とは、自分自身と決して折り合わぬ人種を言うのである。強い精神にとっては悪い環境もやはりあるがままの環境であって、そこに何一つ欠けている処も不足しているものもありはしない」"

2014-03-15 20:10:07