「館長、その”芸術”は性暴力です!」 についてのまとめ
- kazaharadanjyou
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@ororeoredayoore 例のアレというのは、先ほど催されたポルノ会さんの「館長、その”芸術”は性暴力です!」と題する公開講座の記録でございます。 #館そ暴
2014-03-16 19:16:43@ororeoredayoore 定時に遅れて開始。最初は中里見先生から、持ち時間20分で「ポルノの性暴力はなぜ見えないか」。まずは「ポルノはなぜ性暴力なのか」と。ポルノの定義は、「性的に露骨で、写実的な図画や文章などを通じて、女性を従属させること」だと。 #館そ暴
2014-03-16 19:21:52@ororeoredayoore 「ポルノ」は性暴力の一類型として再定義された言葉だというご主張であった。その当否の話はなく、所与の前提だと見受けざるを得ない。「従属」は三類型に分けられた。一つは実写で中の女性が受ける被害。 #館そ暴
2014-03-16 19:23:01@ororeoredayoore 二つ目は消費者によって外の女性が受ける被害、最後にポルノの蔓延が女性を二級市民にするという被害。三つについて批判と判批判に触れた。特に三つ目について「空論、反証」が「いくらでもある」、と。 #館そ暴
2014-03-16 19:23:42@ororeoredayoore 「批判と判批判」とあるのは、「批判と反批判」の誤りでした。あ、パクリストさんはこのへんは拾っていないようでしたね… #館そ暴
2014-03-17 00:39:44@ororeoredayoore それらの性暴力には相互強化関係があると。印刷物の図が不完全で意味不明なのだが、かなり足された図が画面に出ていた。 このあたりまでに、国連の女性に対する暴力撤廃宣言(1993)が引用され、これを細かくした例示もあった。 #館そ暴
2014-03-16 19:24:15@ororeoredayoore 中里見先生独自の例示中では、国連宣言の文中に「強制売春」とあったあたりが、「売春」になっていた。細部までメモし切れなかったが、国連には語り切れなかったであろう話を拾おうとするご姿勢が鮮明ではあった。 #館そ暴
2014-03-16 19:25:00@ororeoredayoore そして、性売買のお話。性売買とは、「ある人びとが、他人の性的使用権を売買すること」だそうだ。それが広義の売買春と実写ポルノに、前者が「狭義の…」と「性風俗営業」に分類された。 #館そ暴
2014-03-16 19:25:38@ororeoredayoore 大分類の二つは、実写ポルノが「本質的には売買春」であるとの指摘もあった。このへんで既に予定時間になっていた。まだ全然会田話になっていないというのに。エラい人は時間を守らなくても許されるんだなぁ。 #館そ暴
2014-03-16 19:26:10@ororeoredayoore そして…やっと会田話。ここまでの一般論を前提にさらっと「性暴力性を覆い隠す要素」について。要するに絵だからといって罪を免れない、と。で、再び一般論的な「ポルノの性暴力はなぜ見えないか」について。ここまで。 #館そ暴
2014-03-16 19:27:23@ororeoredayoore 次に、宮本節子先生。まずは抗議の経過の話的な表題で、どんな抗議をなぜしたのか的なお話。美術館側の言い分の紹介とか、週刊金曜日の渋井哲也の記事にも言及。いろいろと幅広く話題を拾うご姿勢なんだなぁ、と、感嘆。 #館そ暴
2014-03-16 19:27:47@ororeoredayoore 更に、法に抵触しなければいいという説に対し、法に触れなければよいのか、と。モデルはいないとの指摘に対し、私たちを脅かすメッセージ性が問題だ、と。感じ方の多様性につき、被害を抑える視点で考えよう、と。 #館そ暴
2014-03-16 19:28:15@ororeoredayoore 表現の自由論については、あの"Japanese Only"は表現の自由の問題かとご指摘。その後、最も被害を受けている人たちは沈黙せざるを得ないと、事例を引きつつのご指摘。 #館そ暴
2014-03-16 19:28:48@ororeoredayoore @ororeoredayoore 最後は、岡野八代先生から、「会田誠展は、なにに危害を与えているのか?ウォルドロン、マッキノンから学ぶこと」という題で、主に表題中の両者の種論文三つくらいを基にしたお話をいただいた。 #館そ暴
2014-03-16 19:30:56@ororeoredayoore 話はあちことへ飛んだが、ヘイトスピーチ一般と同様の文脈でのお話らしい。ヴァルドロンを引用して仰るには、「集団に対する毀損の方が、いわば社会に与える危害は大きい」ということであった。 #館そ暴
2014-03-16 19:31:27@ororeoredayoore 被害者がいないという考え方は、あらゆる人が法の外に置かれてはならないという自由で民主主義的な法治国家の前提等を見失っているとのことであった。守られるべきは、暴力等の対象となってきた側だ、と。 #館そ暴
2014-03-16 19:31:54@ororeoredayoore 独自のご主張には悩まされた。以下、基本的に原典通りに記す。「・表現の自由を支える思想⇒ ex. 名誉毀損罪(注1)から考えてみると二つのタイプ=民事上の名誉毀損(注1)が守ろうとするのは、個人の信頼・評判。 #館そ暴
2014-03-16 19:32:02@ororeoredayoore 公法(注2)としての刑事訴訟法は、諸個人の評判の根幹にあるもの、つまり、なんらかの属性・集団のメンバーであることが、社会の前提としての「個人のもつ道徳的価値」に悖る、とされない権利(注3)。」だと。 #館そ暴
2014-03-16 19:32:11@ororeoredayoore 注1は原典では誤字、注2の前2字と注3の前6字は太字。刑事訴訟法に名誉毀損が載っているとは。民事と刑事で名誉毀損がそんなに違うとは。恥ずかしながら、全く知らなかった。ものすごい勢いで斬新なお勉強をさせてもらった。 #館そ暴
2014-03-16 19:32:18@ororeoredayoore しまったちょっとわかりづらい書き方をしてしまった。注1の前の誤字は、毀損の毀の字だけです。
2014-03-16 19:44:42@ororeoredayoore なお、観衆は四十人強で、生き物としてのオスメス比率は1:9か2:8くらいと推定される。おみやげということなのか、2012年に開催された第四回シンポジウムの報告集も配布され、特に使用されなかった。 #館そ暴
2014-03-16 19:32:31@ororeoredayoore 全体から会のご主張を汲み取ると、「森美術館が展示した会田誠作品は、マイノリティたる女性への性暴力であり、(法で対処するかどうかはともかく)禁圧すべきである」ということになるんだろうか。 #館そ暴
2014-03-16 19:55:32@ororeoredayoore 質問の他、観衆側からの会田氏に関する過去のお話の披露もあった。確証はないが「こんなことをしていたらしい」というお話と、その周辺であった。そういうひどい人格なら叩くべきですね、的な感じである。 #館そ暴
2014-03-16 19:32:41@ororeoredayoore 紙で集めた質問と回答等については、とりあえず略しておきます。 #館そ暴
2014-03-16 20:05:04