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巨大防潮堤を考える ~冊子『海辺のいのちのメッセージ』より

南蒲生/砂浜海岸エコトーン モニタリングネットワークという団体が、素晴らしい小冊子『海辺のいのちのメッセージ 仙台湾でよみがえるふるさとの自然』を発行しました。巨大防潮堤の早すぎる工事は、よみがえる生命を押しつぶしてしまいます。日本全国の海岸で起き得る事態です。
環境 干潟 砂浜 仙台湾 東北 自然再生 海岸
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飯島明子 @a_iijimaa1
今回の学会での収穫の1つ。南蒲生/砂浜海岸エコトーン モニタリングネットワークという団体の活動が熱い! https://t.co/Soz9jJs3aQ
飯島明子 @a_iijimaa1
@a_iijimaa1 とても素敵な小冊子、「海辺のいのちのメッセージ 仙台湾岸でよみがえるふるさとの自然」と、ポストカード「『再生する自然と共存する』という選択肢」をいただいた。
飯島明子 @a_iijimaa1
@a_iijimaa1 巨大防潮堤の工事では「自然環境に配慮する」としているらしいが、「津波被災した所は何もなくなって自然環境も破壊しつくされたので、配慮もへったくれもないだろう」という考えで、事前アセスもしない場合もあるという。しかしどっこい、海の生物はそんなにヤワではない。
飯島明子 @a_iijimaa1
@a_iijimaa1 ベントスの多くは浮游幼生期をもつので、余所から入ってくる。海岸植生もよみがえりつつある。この3年でどのような生物がどれくらい戻ってきたのか、定期的にモニタリングしている人々がこの冊子を作った。ベントス学会会員の鈴木孝男先生(東北大)もその一人。
飯島明子 @a_iijimaa1
@a_iijimaa1 『海辺のいのちのメッセージ』から引用。「大津波によって海岸エコトーンは壊滅したように見えました。しかし日がたつにつれ、生きものの”復興”は力強さを増し、海辺の生態系はダイナミックに変化しています。(続)
飯島明子 @a_iijimaa1
@a_iijimaa1 (承前)(中略)大きく様変わりした環境の中で、生き残ったいのちと新たに生まれたいのちが入り交じって、破壊された生態系が再びよみがえりつつあります。こうして津波の傷跡は、自然のうつろい、自然のルールのもとでゆっくりと着実に癒えてゆくのです。」
飯島明子 @a_iijimaa1
@a_iijimaa1 この冊子ではさらに、干潟、海岸砂丘、海岸林などについて、生き残った生物や戻ってきた生物、また早く再生しはじめた場所と時間のかかりそうな場所について、写真や分かりやすいイラスト、平易な文章で解説している。とても良い冊子。講義用に買えるか問い合わせたい。
飯島明子 @a_iijimaa1
@a_iijimaa1 冊子の最後から引用。「いま、力強い重機の音が響く仙台湾の海辺。耳を澄ませば、轟音のすぐとなりで、小さな再生の足音が聞こえます。静かに、着々と、精一杯生きることが、彼らの”復興”なのです。(続)
飯島明子 @a_iijimaa1
@a_iijimaa1 震災から3年を経た海辺は、誰もが彼らの営みを感じとることができるまでに回復しています。しかし一方では、”私たちの性急な復興工事”によって、”生きものたちの小さな復興”が次々と消失しています。再生しつつある自然への配慮が不十分な造成・盛り土工事が、(続)
飯島明子 @a_iijimaa1
@a_iijimaa1 ものすごい勢いで進み、海辺全体へ広がっているのです。長い歴史の中で、津波や洪水という攪乱をかいくぐってきた海辺の生きものたちにとっても、今回の復旧・復興工事は特別な脅威です。(続)
飯島明子 @a_iijimaa1
@a_iijimaa1 あまりに広大かつ急激で、徹底した造成・盛り土工事に直面しては、もはやよみがえるすべがありません。」  仙台湾で行われつつある巨大堤防工事は、いずれは同じロジックで房総半島、三浦半島、伊豆半島、紀伊半島、四国へと拡大する可能性がある。
飯島明子 @a_iijimaa1
@a_iijimaa1 15mもの高さの巨大な壁(あるいはコンクリートの山)が陸と海を分断したら、漁業と観光業への影響は計り知れない。海の見えない海辺に、誰が訪れたいと思うだろう。東北から遠い地域に住む人々にとっても、仙台湾の巨大防潮堤工事は他人事ではない。
間辺 雄二(前へ!) @Y_Manabe
@a_iijimaa1 これ、重いです。鎌倉市に住む者として閖上地区の防潮堤工事を目にすると、果たしてこれで正解なのかなと。鎌倉市の海岸にあのような建造物は観光上打撃になると思いますが、一方で、住民のみならず夏の海水浴客を津波から守るにはどんな手段がbestなのかと...。
飯島明子 @a_iijimaa1
@Y_Manabe どこであれ、海岸に15mの防潮堤を作ったら、まず間違いなく海水浴客も観光客も激減するでしょうね。観光地として成り立たなくなる所もあるのではないでしょうか。そのかわりに例えば、高台への避難経路を整備する、という方法も、もっと検討されても良いと思います。
飯島明子 @a_iijimaa1
@Y_Manabe 性急な堤防工事ではなく、住民と行政がよく話し合い、専門家からの意見ももっと取り入れてほしいところです。 今日は河川・淡水水辺の生態学研究者たちによる防潮堤工事についての自由集会があるので、是非聴きたいと思っています。

コメント

津田和俊@てっぽう撃つでぇ @kaztsuda 2014年3月17日
これはかなり事実誤認の元に。例えば野鳥観察のメッカだった蒲生干潟のヨシ原は津波の被害から回復してません。代わりにヨシ原が広がっているのが堤防の内側で、人間が暮らしていた環境に地震による地盤沈下で海が浸食してきているのが現状。
nekosencho @Neko_Sencho 2014年3月17日
事実誤認じゃなくて、事実が何種類もあるってことじゃないかなあ。実際防潮堤はできるわ盛り土されてるわって状況も、いろいろ報道されてますし
すの字🐷 @tea_yokosuka 2014年3月17日
確かに、まとめられてるような場所も、まだ戻っていないところも、そして地形変化で環境自体が変わってしまったところもあるのでしょうね。でも難しいなぁ。性急な建設ではなく話し合いを、といっても既に震災後3年。堤防の高さも震災直後は高いものをとおもっていたけど、逆に海が見えなくなることの危険性や不便から低いものを希望する人が増えてきたともきくし、うーん。
竹本淳一 池袋ファミリー整体院 @takemotojunichi 2014年3月18日
@a_iijimaa1 巨大な壁が立ちふさがる・・・命は大事だが、他の選択肢も無いのでしょうかね・・・
竹本淳一 池袋ファミリー整体院 @takemotojunichi 2014年3月18日
各家庭に非常ベルのようなものを義務付ける、海沿いにはいつでも避難できるような高さ40メートルぐらいの建物を建てる、逃げられないようなお年寄り、ケガ人、寝たきりの人、障害者の人を常に市町村は把握、携帯型の空飛ぶ装置を配布、何か無いですかね?
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