佐宜で140字SS

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みやなが٩( ᐛ )و @_miyanaga

貴方はササギノで『甘えてよ』をお題にして140文字SSを書いてください。 http://t.co/AuI1akfHvG

2014-04-20 00:49:35
みやなが٩( ᐛ )و @_miyanaga

犬の末路なんて碌なもんじゃない。いつかその辺で野垂れ死ぬんだろうなと思っていた。 それなのに、どうしてあいつに――触れてしまったのだろう。後悔の波が押し寄せる。 どうか、 どうか、カミサマ 頼むから あいつが俺のことを忘れてしまいますように。 【なんて身勝手な願い】

2014-04-14 00:21:19
みやなが٩( ᐛ )و @_miyanaga

貴方は佐宜で『なんて身勝手な願い』をお題にして140文字SSを書いてください。 http://t.co/AuI1akfHvG

2014-04-14 00:20:17
みやなが٩( ᐛ )و @_miyanaga

狡噛が呆然と立ち尽くす。見るんじゃないと叫んだ。慌ただしく動き出す執行官達。狡噛は動かない。指揮をしなければ。思考は停止したままでそれでもなんとか指示を下す。 「佐々山ァー―ッ!」 狡噛が叫ぶ。視線の先にある遺体に向かって。 そんなわけはないのに。 【お願いだから嘘と言って】

2014-04-10 00:56:32
みやなが٩( ᐛ )و @_miyanaga

貴方はササギノで『お願いだから嘘と言って』をお題にして140文字SSを書いてください。 http://t.co/AuI1akfHvG

2014-04-10 00:56:08
みやなが٩( ᐛ )و @_miyanaga

貴方は佐宜で『息の根止めて』をお題にして140文字SSを書いてください。 http://t.co/AuI1akfHvG

2014-04-07 00:00:03
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「偉くなってよね」 「言われなくても」 平然と言い放つ男に笑いが込み上げる。 ねえ、飼い主様。捨てていくならはいっそ。 【息の根止めて】

2014-04-06 23:59:57
みやなが٩( ᐛ )و @_miyanaga

監視官の任期は十年。犬の寿命はそれより長いか短いか。 生温いシーツの中で宜野座は不機嫌そうに佐々山を見つめている。酒が入って上機嫌な佐々山は笑いながら宜野座の髪を梳いた。→

2014-04-06 23:59:39
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今夜だけでいいから。 【ずっとそばにいて】

2014-04-03 22:03:31
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貴方は佐宜で『ずっとそばにいて』をお題にして140文字SSを書いてください。 http://t.co/AuI1akfHvG

2014-04-03 22:02:59
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「ギノ先生は優しいから、こんな悪い野郎に引っ掛かっちまうんだぜ」瞼を開けずに寝たふりを続ける。「ストレスケアだって割り切ってくれよ」 馬鹿な男だと思う。抱き締めてくる腕も髪を梳く指も優しいのに、この男の為にできることが愛してないふりだけだなんて。 【愛されるのに臆病すぎて、】

2014-03-30 21:54:16
みやなが٩( ᐛ )و @_miyanaga

貴方はささぎので『愛されるのに臆病すぎて、』をお題にして140文字SSを書いてください。 http://t.co/AuI1akfHvG 昨日の診断。

2014-03-30 21:33:58
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脚を開いて、腰を揺らして、もっととねだるように汗ばんだ掌が背中を撫でる。 「ね、ギノせんせ」 耳元で囁くと甘い声を上げて震える。 「すきって、言ってみて」 蕩けていた瞳が急に冷静さを取り戻して見下すように眇められた。 「言えるか、そんなこと」 【 たったひとつ壊せないもの 】

2014-03-27 22:29:01
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貴方は佐宜で【 たったひとつ壊せないもの 】をお題にして140字SSを書いてください。 http://t.co/uurmIYXQqN

2014-03-27 22:28:12
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検死を終えた佐々山の遺体は発見当時のまま、傷む事なく引き渡された。引取手はない。矯正施設にいる彼の父親は正式に受取を拒否する意思を伝えて来た。 宜野座はコインロッカーのような小さなドアのナンバーが書かれたプレートに触れる。 「迎えに来たぞ、…佐々山」 【一緒に帰ろう】

2014-03-19 23:34:08
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貴方はささぎので『一緒に帰ろう』をお題にして140文字SSを書いてください。 http://t.co/AuI1akfHvG

2014-03-19 23:33:02
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さっきの140SSだけどもし宜野座くんが是と答えてたら、佐々山くんの頭を膝に押しつけて膝枕して犬にするみたいになでなでしてくれたんだと思う 「何すんだよ!」「こうするとダイムは喜ぶ」「犬と一緒かよ」「犬だろう?」「........そうだな」てなるんだったよ 何かどころか全てが

2014-03-18 23:42:54
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妹の死を知ってから彼が酷く荒んでいるのはわかっていた。 「大丈夫か」 つい掛けた言葉に猟犬は獣の目付きで応える。 「なに?慰めてくれンの?」 宜野座が沈黙すると、彼は冗談だよと笑って立ち去った。 もしもあの冗談めかした懇願に是と答えていたら何かが違ったのだろうか― 【慰めてよ】

2014-03-18 21:48:14
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貴方は佐宜で『慰めてよ』をお題にして140文字SSを書いてください。 http://t.co/AuI1akfHvG

2014-03-18 21:47:39
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誰よりも傍にいた。誰よりも分かっていた。そう思っていた。それなのに彼は見た事もないような横顔で、今はもういない男と同じ煙草を吸って遠くを見つめて煙を燻らせている。 狡噛は小さく嘆息する。 そんなものは、本の中にしかないものだと思っていたのに。 【永遠を現実にしてしまう人】

2014-03-17 22:46:51
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貴方は佐宜で『永遠を現実にしてしまう人』をお題にして140文字SSを書いてください。 http://t.co/AuI1akfHvG

2014-03-17 22:44:25
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黄金の麦畑の果てで、槙島は跪き、暁の空を見上げていた。 「君はこの後、僕の代わりを見つけられるのか?」 「…いいや、二度と御免だ」 撃鉄を起こす音が背後でして、槙島は微笑む。 ―僕を殺すのは君ではなかった筈なのに。 宜野座はゆっくりと引金を引いた。 【 おつかれさま 】

2014-03-06 01:49:22
みやなが٩( ᐛ )و @_miyanaga

抱き締められている腕のぬくもりを感じながら、宜野座は瞼を閉じたまま額を彼の胸に刷り寄せた。微かに震えている。泣いているのだろうかと思い、けれどそう気取られてると彼が知ればまた覆い隠す為に嘘をつかせてしまうのだろう。宜野座はただ黙って瞼を閉じ続ける。 【 恋してごめんね 】

2014-03-04 23:53:58
みやなが٩( ᐛ )و @_miyanaga

腕の中で眠る顔があまりにも安らかで、無防備で、そうあって欲しいと望んだ筈なのに、叶えば押し寄せてくるのは後悔と懺悔で、佐々山は唇を噛み締めて、恋人を抱き締める。口を突いてしまいそうになる言葉を飲み込んだ。 【恋してごめんね】

2014-03-04 23:53:44
みやなが٩( ᐛ )و @_miyanaga

貴方は佐宜で【 恋してごめんね 】をお題にして140字SSを書いてください。 http://t.co/uurmIYXQqN

2014-03-04 23:40:14