中華思想における「政治に関わる権利」

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黒色中国 @bci_

「戦前の日本は天皇親政。議会は戦後に米国が作ってから始まった」…と中国人(大卒)が得意気に語るのを聞いて仰天したことがありました… @1sttechleo 戦時中に日本の総理大臣が何人代わったかを考えてみれば日本は日本の流儀で民主主義を貫いていたのが解る。 @toy7wu

2010-10-30 20:46:03
ヒュルヒュル @hyuruhyuru

少なくとも日本国憲法は帝国議会で審議されてるんですが…昭和天皇の理想は君臨すれども統治せずの英国王室…RT @bci_: 「戦前の日本は天皇親政。議会は戦後に米国が作ってから始まった」…と中国人(大卒)が得意気に語るのを聞いて… @1sttechleo @toy7wu

2010-10-30 20:53:25
黒色中国 @bci_

中国の歴史教育では、戦前日本=法西斯なので、議会があったという話を出すと、整合性が取れなくなるんでしょうね… @hyuruhyuru 少なくとも日本国憲法は帝国議会で審議されてるんですが…昭和天皇の理想は君臨すれども統治せずの英国王室…RT「戦前の日本は天皇親政。議会は戦後…

2010-10-30 20:58:32
ヒュルヒュル @hyuruhyuru

親政であれば戦前の軍部の暴走を昭和天皇は止めている。太平洋戦争の開戦について昭和天皇は「既に閣議決定を終えたことなので裁可する以外なかった。」と述べ、終戦については「内閣が何も決定していなかったので自分が断を下した。」と述べられている。陛下が可能な限り親政を避けていた証拠である。

2010-10-30 21:00:01
ヒュルヒュル @hyuruhyuru

例えば、大正デモクラシイー前後の普通選挙実施と一応の政党政治があったからこそ、不況に便乗し5・15や2.26事件で「政党政治の腐敗打倒」が叫ばれ、タガが外れた軍部の暴走が始まるわけです。2.26事件の青年将校のスローガンは「腐敗した政党政治の排除と天皇親政(尊皇倒奸)」でした。

2010-10-30 21:15:07
ヒュルヒュル @hyuruhyuru

ハノイでの日中首脳会談ドタキャン騒ぎを見ていると、中共が日本を朝貢国扱いしているのが良く分かる。世間で最低限のマナーがあるように国家間にも国際儀礼がある。国際儀礼を無視するということは、日本は国際儀礼を適用しなくても良い国と看做されている証拠で、ここに中共の本音がよく現れている。

2010-10-30 21:36:19
ヒュルヒュル @hyuruhyuru

航空機が天候等の理由で目的地に降りられず、代替目的地に降りる「ダイバード」を、中国政府は外国籍航空機には一切認めていない。仕方なく引き返すか遠い別の国の空港に降りることを強いられる。無論、日本は認めている。これは一例で、商取引等で外国企業がいかに難題を吹っ掛けられるかの例。

2010-10-30 21:53:22
ヒュルヒュル @hyuruhyuru

「人民を害する権利は人民にしかない。専制政治の最大の悪とは、政治の失敗を誰かの責任にできるということに尽きる。」とヤン提督も言ってます。儒教的政治観念では、政治家には資格がある→天が決める→それは俺→現政権を打倒(易姓革命)→天命と称して専制政治を継承→反対派弾圧。←中華四千年

2010-10-30 22:26:00
ヒュルヒュル @hyuruhyuru

とかく儒教的政治観念においては、政治(政治家)に天道の示すベストを求め、その資格のある者だけが政治に関わることができると考える。即ち、庶民に「お前たちにその資格はない」と言うことで権力者は政治から庶民を排除できる。仮に政治に参加できる権利があるとしてもそれは天賦のものと考える。

2010-10-30 22:29:51
ヒュルヒュル @hyuruhyuru

近代民主主義では、権利とは「天から与えられるもの」ではなく「生まれながら自然に有するもの」と定義付けられる。そして皆が「どっちがマシか」を議論で決定し、結果には皆が責任を負う。誤りがあれば皆で原因と経過を検証する。中華思想で最も欠けているのがこの視点、孫文も克服できなかった。

2010-10-30 22:38:58