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安田「リーマン・ショック以降、不安定になった地域の中で外国人が権利を主張すると途端に扱いが変わって、<地域社会のゲスト>から<地域の安寧を乱す存在>と見られるようになった。今の石川さんの発言とも通じていることでは」
2014-03-21 20:25:30五野井「『探偵はBARにいる』という映画の中で、LGBTの成功者が羨まれ、攻撃されるシーンがあった。 ここ数十年でそうした攻撃を『やってもいい』という認識が生まれてきてしまった」
2014-03-21 20:27:41浦和レッズの横断幕問題について。サポーターから抗議の声があがったことをどう見るか? 北丸「抗議の声を評価する一方、試合中サポーター達は何をしていたのかとも思う。思考停止状態、あるいは権力の意向を汲んで推し進めたともいけるのでは」 http://t.co/g55XbHNFbY
2014-03-21 20:31:21北丸「(民衆の)太鼓持ちの善意、あるいは善意の太鼓持ち化が日本社会で進んでいる。そうした権力の波及効果をウォッチしていないと駄目なのではないかとも思う」
2014-03-21 20:32:54石川「行政はまさにそのような場だと思う。逆の例になるが、自分は豊島文京委員で、色んな問題に絡めてLGBTのことを言うようにしている。すると行政は『また言うな』と先回りして行動に出る」
2014-03-21 20:36:16石川:千葉県人権政策委員会。森田健作になって役所の人間が自主規制のように空気を読んで、閉会してしまった。
2014-03-21 20:36:15安田「20年の記者人生の中で、資本や行政から『これを書くな』と言われたことはない。そのように日本の記者は自由な環境にあるが、それでも(踏み込んだ話を)書かない。それは『忖度する文化』が日本のメディアのなかにもあやりから」
2014-03-21 20:38:28会場からの質問タイムへ。 在特会の側を救いたいとカウンターをやっているがどう思うか?という質問が安田さんに。 安田「大賛成。在特の中には外国籍人もいる。そうした孤立無援の人々に拳を振り上げながら抱きしめられるならやりましょうよ、と思います」(会場から拍手)
2014-03-21 20:44:44安田:ザイトクカイもカウンターも、弱者。不幸にもザイトクカイに抱きしめられてしまった弱者がいるなら、抱きしめよう。抱きしめ返そう。
2014-03-21 20:42:38安田さんへの質問。メディアはどうして読者に萎縮するのか?(そうしないと)売れないからだと思うが、そこからどうすれば良いのか?
2014-03-21 20:47:05安田「資本の原理で動いている商業媒体にとっては、売れることが必要。反差別の特集をやっても売れない。嫌韓・嫌中の問題をやってもたかが知れているけど、それでも成立していることが問題。 じゃあどうすればいいのか。僕が書き続けること。例えば次の本はあえて岩波ではなく文春から出す」
2014-03-21 20:48:38安田:メディアが何故差別を特集するか。爆発的には売れない。ただ下げ止まっている。次に僕が出すのは文春。主流に乗らず差別はいけないと僕は書き続ける。
2014-03-21 20:49:56安田「商業媒体にべったりになりながら、あえてその流れに逆行していきたい。 でも一番大事なのは社会を変えること。社会が変わればメディアが変わる。今の活字メディアにできるのは市民の顔色を伺うことくらい。その中で社会を変えていくことがとても大事だと思ってます」
2014-03-21 20:50:27五野井「安田さんが次の本を岩波ではなく文春から出すのは大事なこと。そうしたことを今までリベラルはやってこなかった。 明日ウェブ論座で出す文章は冒頭にまず安部首相の言葉を使っている。相手の言葉を使いながら対抗言説をつくるというしなやかさを持っていきたい」
2014-03-21 20:53:12石川「ロシア大使館前にもLGBTじゃない人が抗議に来た。 ツイッターやFacebookが出てきている中、色んな問題に取り組んでいる人が横でつながっている。今、新しい動きが出ていると思う。みなさんとつながっていきたい」
2014-03-21 20:55:12安田「醜悪な差別に反対する人達が、自然な形でつながり続けていくことが大事。 いま沈黙を強いられているのはマイノリティです。表現の自由を守るためにこそ、ヘイトスピーチと向き合っていくのが大事だと思ってます」
2014-03-21 20:56:59安田 表現の自由を奪われているのはマイノリティ。ヘイトスピーチを言われたら言いかえす。
2014-03-21 20:57:13北丸「今カウンターに来ている人は、在特より広い視点を持っていると思う。ときには怒ることもあると思うが、その自分を客観視することが大事。在特よりも怒って逮捕されてしまってはしょうがない。有効な(カウンターの)やり方を考え続けていかなければならないと思っている」
2014-03-21 20:59:07とてもいいシンポジウムでした。最後までこんなに議論がきちんと噛み合うシンポというのもなかなかないんじゃなかろうか。テーマ的にたぶんそのへんかなり厳しく見てしまっただろうと思うからこそなおさら。
2014-03-21 20:59:53