山城さんに花束と指輪を持っていってケッコンカッコカリを申し込むものの、姉をネタに断られて、花束と指輪を忘れて帰った提督につき返すのも悪いし、能力が向上するから、って理由で指輪を付けてる、だとさすがに「らし」んだけども、余りにもなんかピエロ感があるから、さすがにどうか。
2014-03-18 15:25:09@MIBkai 試しにつけてみて(サイズピッタリだし…)ってなってるところに扶桑さんがやってきて慌ててるから外れないとかそういうのは
2014-03-18 15:26:19山城とのケッコンカッコカリは、本当は提督に惚れてるけど、姉に悪いから、って理由で断って、とかそういう話も考えた。 だがね、諸君。山城さんの対応で、そんなアレになるとおもうかね? という。比叡はまだ冗談っぽいが、山城さんはマジじゃん。
2014-03-18 15:31:17山城がケッコンカッコカリで断ったにもかかわらず、指輪をしてるアレについて。略して山城のアレとか即興で書いてた。 #山城のアレ
2014-03-18 16:00:06「結婚してくれないか」 花束を渡し、30後半にしか見えない海軍の制服に身を包んだ男は、顔を真っ赤にしながら、小さな箱を手渡す。 「まあその、本当に結婚するのは、まだ先になるとおもうんだが……」 #山城のアレ
2014-03-18 16:00:16そういった男は、頭をかいている。手渡された女性、山城は、顔をしかめて、口を開く。 「提督。お気持ちは嬉しいのですけれど」 箱と花束を机の上に置き、男の目を真っ直ぐに見て、言う。 「姉さまがいますし……」 #山城のアレ
2014-03-18 16:01:35酷くショックを受けると、口がきけなくなる、というのは本当だな。と他人事のように考えながら、何かを言わねばならぬ、と男は口を開こうとした。 だが、出てきたのは気のきいた言葉ではなく、まぬけな言葉だ。 #山城のアレ
2014-03-18 16:02:34「そ、そうか。すまなかった」 ぎくしゃくと向きなおり、男は扉を開き、外へ出て、真っ白な頭のまま居酒屋に入り、飲めない酒を、干した。 #山城のアレ
2014-03-18 16:03:25翌日、男が警察署の天井見た時には、今世紀最悪の頭痛と吐き気に苛まれていた。 仕事が休みで幸いだった。そうつぶやいたが、気は晴れず、余計に頭痛が酷くなるばかり。やはりきついな、と、思わずつぶやき、ためいきをついた。 #山城のアレ
2014-03-18 16:04:58「……」 机の上の指輪と花束を見て、本日何回目かわからないため息を、山城は吐いた。 「姉さまを出汁にしちゃうなんて……」 #山城のアレ
2014-03-18 16:06:03短く、呟く。普段はそんなことをしそうにない堅物の提督が、花束を買って、指輪を持ってくる、などとは想像もしていなかったのである。 気が動転した、というとそのとおりであるが、しかし。 「なんでよりによって……」 #山城のアレ
2014-03-18 16:06:18「そう。提督のプロポーズを私の名前を出してお断りをしたのね?」 「は、はい。姉さま」 話を聞いて、山城の姉、扶桑は息を吸い込んで、山城の頬をはった。 #山城のアレ
2014-03-18 16:07:47「何を考えているの!断るなら自分の言葉で断りなさい!」 「で、でも……」 「でももなにもありません!失礼だと思わないの?! 失礼ついでに指輪を私に返して来い、とでも言うつもりかしら?!」 #山城のアレ
2014-03-18 16:08:27そう言って、いつもとは比べ物にならないほどの怒りを見せた扶桑は指輪の入った箱を掴み、歩いていく。 「ま、待ってください!」 「まだ何かあるの?」 「か、返したくありません!返してください!それをもらったのは私です!姉さまじゃありません!」 #山城のアレ
2014-03-18 16:09:43そう言った山城の顔を見て、扶桑は一瞬毒気を抜かれた。そして、笑う。 「黄色いバラでも私は買ってこようかしら?」 「やめてください、姉さま」 #山城のアレ
2014-03-18 16:10:16山城がケッコンカッコカリで断ったにもかかわらず、指輪をしてるのはこんな話があったんだよ!とか考えてた。 #山城のアレ
2014-03-18 16:10:38