【超大作不謹慎系近未来SF大活劇】帰ってきたMr.モリグチ

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

25）Ms.オボカタ「うおっしゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

26）P細胞はすぐに大いに話題になった。 群衆「きゃーきゃーMs.オボカタこっち向いて～」 Ms.オボカタ「いえ～い理系女子略してリケジョのMs.オボカタちゃんだよ☆」 群衆「わあああああか～わ～い～」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

27）Ms.オボカタ「研究室の壁はピンクに塗っちゃってるよ☆」 群衆「わあああああか～わ～い～」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

28）Ms.オボカタ「おばあちゃんの割烹着で作業してるよ☆ 」 群衆「わあああああか～わ～い～」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

29）Ms.オボカタ（ちょ、ちょれーｗｗｗ愚民どもちょれーｗｗｗMr.モリグチだったころ俺を散々愚弄してきた愚民どもがちやほやしてくるぜｗｗｗ）

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

30）そのころ、キョトー大学。Dr.ヤマナカの研究室。 記者「お邪魔しますよ、Dr.ヤマナカ」 Dr.ヤマナカ「あ、あなたはいつぞやの……」 （※前回（http://t.co/5dxBzdETV9）参照）

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

31）記者「その際はお世話になりましたね。フフフ、あなたに殴られた治療費、高くつきましたよ……。黙っておいてほしいですか?」 Dr.ヤマナカ「それは脅しですか?」 記者「とんでもない。黙っていてあげるから取材にご協力を。今世間を騒がせているP細胞について……」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

32）Dr.ヤマナカ「そういうことでしたら。サイエンスコミュニケーションも科学者の任務ですからね」 記者「どう思われます、P細胞」 Dr.ヤマナカ「まだ詳しく読んだわけではないからわかりませんが、本当なら素晴らしい発見です」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

33）記者「Dr.ヤマナカの発明したiPA細胞より、安く簡単に出来て、どんな器官にもなれて、ガン化の危険もないそうですね?」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

34）Dr.ヤマナカ「いや、手順が簡単だから必ずしも簡単というわけではありませんし、どんな器官にもなれるかもガン化についても実験してみなければわかりません^-^╬」 記者「なるほど、取材にご協力ありがとうございました」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

35）翌日の朝刊「Dr.ヤマナカは我々にこう語った。『Ms.オボカタの論文? 読んでないよ。作るのが簡単? べ、べつにそうでもないだろ! どんな器官にもなれる? なれないなれないﾌﾟｹﾞﾗ ガン化? すんじゃねーの?』」 Dr.ヤマナカ「なんじゃこりゃあああ!」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

36）Ms.オボカタ（朝刊を読みつつ）「D、Dr.ヤマナカが俺の成果に嫉妬している! よっしゃああああああああ! ついに、俺はついにDr.ヤマナカに勝ったんだあああああ! 生きててよかった! 一回死んだけど!」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

※37から39までが抜けているのは仕様です。

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

40）しかし、言うまでもなくこのMs.オボカタフィーバーは長くは続かなかった。 ある研究者「追試うまくいかないんだけど～」 他の研究者「追試うまくいかないんだけど～」 違う研究者「追試うまくいかないんだけど～」 別の研究者「追試うまくいかないんだけど～」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

41）また他の研究者「っていうか、この画像、使い回ししてね?」 またまた他の研究者「っていうかこの画像、フォトショで加工してね?」 またまた他研究者「っていうかこの論文、パクリじゃね?」 Ms.オボカタ「くっ、もう駄目なのか……折角生き返ったのに!」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

42）ネット世論「女の子を寄ってたかっていじめんのってひどくね?」 ネット世論「Dr.ヤマナカもめっちゃ嫉妬してたしね～」 ネット世論「女が活躍すると男たちの妬み嫉みがみっともないよね～」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

43）Ms.オボカタ（ちょ、ちょれーｗｗｗ愚民どもちょれーｗｗｗMr.モリグチだったころ散々俺を散々愚弄してきた愚民どもがこの期に及んでかばってくるぜｗｗｗ）

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

44）理科研究所 Dr.バカンダラ「おい、Ms.オボカタとDr.ササイはいるか!」 Ms.オボカタ「どうしたんですか、Dr.バカンダラ」 Dr.バカンダラ「どうしたんですかじゃない、捏造がバレてるぞ。マスコミや野次馬が騒ぎ出している」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

45）外。 マスコミ「捏造じゃないかー!」 別のマスコミ「どうなってるんだー!」 他のマスコミ「Ms.オボカタ出てこーい!」 野次馬「わーわーぎゃーぎゃー!」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

46）Ms.オボカタ「ふふふ、Dr.バカンダラ、私はなんの考えもなく捏造だけをしていたわけではありませんよ」 Ms.オボカタとDr.ササイ、Dr.バカンダラを理科研究所の地下室に連れて行く。

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

47）Ms.オボカタ「主任研究員の立場を利用し、地下に宇宙怪獣ファンウソックを飼育していたんですよ!」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

48）宇宙怪獣ファンウソック、3人の前に姿を現す。こんな生物を飼育する技術を開発したらもはやノーベル賞モノではないかという野暮なツッコミはこの際ナシである。 Ms.オボカタ「この宇宙怪獣ファンウソックで日本を破壊しつくしましょう! っていうかDr.ヤマナカをやっつけましょう」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

49）Dr.バカンダラ「……そうするかｗ」

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

50）Ms.オボカタ・Dr.ササイ「よし、決まりですね!」 Ms.オボカタ、宇宙怪獣ファンウソックにうねうねと取り込まれていく。宇宙怪獣ファンウソックは、乗り込んだ人間が操作できるのだ!

oɹɪɥɪʞ∀ ɐɹnɯɐʞɐN @nkmr_aki

51）物陰にDr.ワカヤマ。 Dr.ワカヤマ（た、大変なことを聞いてしまった……!）