HAYATOのお悩み相談室

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「じゃあ早速お悩み相談！　Aさんの悩みはなーにっかなー♪」 「…センパイという人について、です」 「なんだろう、とっても親近感が湧いちゃうね！」 「HAYATOさん、声が、エガオな感じするのに笑ってないです…」 「気のせいです。それで、続きは？」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「センパイとの付き合い方、よくわからなくて」 「まあ難しいよねぇ。先輩ともなると下手な事も言えないし。あっ、先輩は仮にKさんにしよっか！　どっちもKさんだけど」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「K、怒ると怖いです」 「うちのKさんは年相応の落ち着きが欲しいです」 「K、いつもカリカリ」 「うちのKさんはいつも妙なノリなので正直一緒にいると疲れます」 「…どっちも、苦労してます」 「…そうですね」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「まあ何て言いましょうか。年上は頭が固いですよね」 「頭皮も絶対固いです。カミュ、絶対将来ハゲる」 「油物や糖類を取りすぎると更に頭皮には宜しくないですね」 「決定打」 「おや、難しい日本語もご存知なんですね」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「でも、仲良くしたい気持ちもある」 「そうですよね。散々な事を色々話してしまいましたが確かに帰結としては私もそうなります」 「HAYATO、サンは、世渡り上手。いい方法、教えて欲しいです」 「……それは、誰から聞いたのかなー？」 「オトヤ！」 （…………）

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「まあ、一番簡単な方法は相手が喜ぶことをしてあげること！　相手の闘争心も削げるから一石二鳥だにゃ」 「なるほど。じゃあ、カミュの好きなものを」 「そうそう。多分甘いものとかだろうね。今度良いお店紹介するよ☆」 「嬉しい！　じゃあ私も、今度お勧めの和食屋さん教えます！」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「……和食屋さん？」 「マサトが最近、気になっていると言っていた和食屋さんです」 「セシルさん…！！！　貴方から得たご恩は一生忘れません…！！！！」 「あ、後さっき音也から聞いた話についても詳しく教えて下さい」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「はいはーい、じゃあ次の方ー♪」 「へえ、思っていたよりもずっと凝ってるセットじゃないか。前の番組のものをそのまま利用しているのかな？」 「お名前をどーぞだにゃ？」 「おっと失礼。じゃあさっきのを準えて、Rとしようかな」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「じゃあRさん、初めまして☆　セットのこと褒めてくれてありがとうにゃ！ボクもここが凄くお気に入りなんだにゃ！」 「……ここに座ると少なからずショックを受けるね……」 「……お黙りなさい」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「それでっ！Rさんの今日のお悩みは、なにかなー♪」 「俺の仕事について、なのかな…？」 「！！！　こっ、これはお宝話が聞けそうだにゃ！どっきどきわっくわくだにゃ！」 「……それを語るにはこれを出すのが一番かな」 「あっ、スタッフさんありがとにゃ！　……これは、お手紙？」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「ああ。悩みの本題は宛先を見てもらえればわかる」 「……聖川さん？」 「おや、ちょっと声色が曇ったね。面白いな」 「……本題をどうぞ」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「俺と聖川と蘭ちゃんでコンビを組んでもうすぐ二年。……実は、一年目の時はまだ俺も若くて、つい、つんけんしちゃってね、なんの言葉を言えなかったんだ。だからせめて、ってね。昨日したためた」 「それで？」 「それを自分で渡すのが気恥ずかしくてね」 「……！！！」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「本当は俺の手から渡すのが一番なのはわかってるけど、丁度目の前にHAYATOがいるから」 「ま、まさか貴方……」 「幸い聖川はお前の大ファンでね。俺が渡すより、この番組の後に出てくるあいつにHAYATOからお手紙が！　ってなったら最高の演出だと思わないかい？」 「この私に……」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「だって、俺から渡すとあいつ警戒しちまうんだ。嗚呼大丈夫、それ、呼び出しの手紙だから。そんな大事な用件は書いてないよ。大事なことは俺の口から言うから。お前にはお膳たてをして欲しいんだ」 「…………」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「……ムシがいい話なのはわかってる。でも、俺にはこの手紙を書くので精一杯だったんだ」 「レン……」 「情けないだろ。もうあいつとは長い付き合いだってのに、こういう特別な時にしかうまく伝えられないことばかりでさ。しかも今からもう緊張してるんだ」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「……仕方ありませんね」 「……ありがとう。悪いね」 「貸しですからね」 「はいはい」 「それで、これを細かく千切って聖川さんのルンバの餌にすれば良いんだね？」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「えっ、ちょ、俺の話聞いてた！？」 「冗談だにゃ。HAYATOの名にかけて、責任持って聖川さんにお渡しするから安心するにゃ」 「…まったく、おいたが過ぎないかい？　……ありがとう。これで俺のお悩み相談はおしまいだよ」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「わあ！！！すっごい広いねえ、ここ！！お悩み相談だけじゃ勿体ないよー」 「……んー、ちょっとあれな発言があったけどムシするね。おはやっほー！」 「おはやっほー！　初めましてHAYATO！　俺、ずっとテレビ見てたよ！　あっ、俺のことは『O』って呼んでね！」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

（…さすが音也、今までの誰よりもやりやすい）

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「Oさん初めまして！　ボクの番組見てくれてたんだ。うっれしーなー☆」 「終わっちゃったの残念だったなー。あ、前うちの学園にも来たよね！　早乙女学園！！　あの日丁度授業があったせいで会えなくてさ、すっごく悔しかったなあ」 「そこまで覚えてくれたの！　うわあ、嬉しいにゃ！」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「あっ、ごめんね、べらべら喋っちゃって。お悩み相談なんだよね、ここ」 「そうだったね。ボクもちょっと忘れちゃった。てへへ。で、Oさんのお悩みは何かなー？」 「……同室の人についてなんだけど」 「…………」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「あれっ、どうしたの？」 「いえ、なんでもあ……ないにゃ☆　先を続けて欲しいにゃー」 「うん。じゃあ続けるね。それで、同室の人についてなんだけど」 （嫌な予感しかしません）

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「普段は、クールで冷静ですっごく格好いいんだ！　仕事も真面目で丁寧だし、むしろ俺、その人のことは尊敬してる」 （クールと冷静は同じ意味なのですが…これは一応褒められているということで受け取っても良いのでしょうか） 「だけど」 「ん？」 「最近、なんか少しおかしいんだ」 「……？」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「急に無言で起き上がるとパソコンに向かって行って一心不乱に何か作業を始めたり、部屋の隅にある聖域？　ってところで毎朝必ず同じ時間に拝むようなポーズしてたり、あと、絶対前まではゲームなんてしなかったのに、パソコンゲームを始めたり…しかも課金してるみたいなんだ」 「…………」

聖川厨を拗らせた一ノ瀬トキヤ @kojirase_tokiya

「話しかけても無視っていうか、まるで聞こえてないみたいにスルーされるか、すっごくビックリした反応して大急ぎでノートパソコン閉じて抱えるかで…」 「…………」