エイプリルフール2014

バナナになりきりきれてないバナナ。
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†┏┛ツキノナツキの墓┗┓† @KSK5krbs

グリグリ(皮のむかれた自身を頬に押し付ける)

2014-04-01 13:12:32
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ベシンッ(引っぱたかれたようだ・・・)

2014-04-01 13:13:19
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・・・・・・(へんじがないただのバナナのようだ)

2014-04-01 13:14:30
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ひたひた(OLの美智子さんが近づいてきたようだ)

2014-04-01 13:16:59
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「君を最初からバナナで食べるつもりなんてなかった」

2014-04-01 13:18:21
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「私、バナナジュースを作るつもりで君をひと房298円で買ったの」

2014-04-01 13:20:09
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・・・・・・(値段は聞きたくなかったようだ)

2014-04-01 13:20:35
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「まさか君が自分で皮を剥いて食べられようとするとは流石に思っていなかったけどね」

2014-04-01 13:21:45
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そういってOL独身の美智子は苦笑いした。チャームポイントである彼女の笑窪がバナナには何故か寂しく思えた。

2014-04-01 13:23:00
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美智子が半分皮を剥かれ、床にうつ伏せになって転がっているバナナを持ち上げた。

2014-04-01 13:24:43
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「ごめんなさい。私、やっぱりバナナは苦手だわ」

2014-04-01 13:25:10
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「バナナジュースだって、甥っ子が飲むのを作るだけで精一杯なの」

2014-04-01 13:25:38
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「だから・・・・・・冷凍、させて?」

2014-04-01 13:26:06
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そう悲しげに微笑んだ美智子を見たバナナは動かなくなってしまった。

2014-04-01 13:26:47
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本当にただのバナナになってしまったバナナの皮を全て剥き、ラップでくるんだ美智子は最後にぽそりと呟いた。

2014-04-01 13:27:30
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「バナナ、食べられるように甥っ子君に指導してもらおうかしらね・・・・・・」

2014-04-01 13:27:53
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最初は五歳児ショタに食べられそうになるバナナだったのにいつのまにかOLさんに食べてもらいたいバナナになってました。 プロフィールが安定してないのはそのせいです

2014-04-01 13:32:33