「汝が願いは何ぞや!?汝が求める理想は如何に!?求める心があるならば、前へ進むというならば、吾輩の叡智を汝に貸そう! さぁ、そして問おう──汝が吾輩の賢民(マスター)か?」
2014-04-01 00:41:24「たった一日の聖杯戦争と?ふむ、これまた酔狂な。されど、民の求めに応じるが王よ。民は自らでも生きられるが、王は民無くして生きられぬからな。……ふむ、それに丁度一仕事したかったところだ。喜ぶがいい、今日の吾輩は絶好調である」
2014-04-01 00:50:06「さて?我が賢民(マスター)よ、まずはどう攻めるかね?――ほう、まずは工房か。ああ、無難だが堅実な話だな。吾輩のクラスでは拠点は重要だ。では賢民が寝ている間に拵えておく。しばし待っておれ」
2014-04-01 00:56:16「嗚呼、どうせただの一日で終わる夢よ。しからばその一瞬を如何に輝き満たすか。短期戦の聖杯戦争とは、これもまた一興。さぁ、魔神どもここに集え。我が宝具『絢爛たる神域の王殿』を開放(けんぞう)しよう」
2014-04-01 01:02:50伴侶を多く持つことはそれだけ力の誇示となる。逆に言えば力が伴わなければハーレムエンドなぞ有り得んのだ。全員を養えるだけの力がなくてはな。それに吾輩は政略結婚とはいえ、多すぎれば関係も完全に事務的になるぞ。
2014-04-01 01:54:24「考え方」とは面白いな。知るだけでは知識だが、活かせれば知恵だから。で、汝はその雑多な生活技術を載せているムック本から、知恵を得られているかね?
2014-04-01 01:56:28「おはよう賢民(マスター)。遅い目覚めだが無理もない。賢民の寝ている間に襲撃があってな。ランサーとアサシンだったが返り討ちにしたぞ。もっともお陰で魔力をちと余分に使わせてもらったがな」
2014-04-01 11:31:11「ふむ、この攻撃はライダーの仕業か。まさか移動中に空から来るとはな。電車が粉々になったぞ。しかし……戦闘機を駆るライダーとなると現代に近い時代の英霊であるか……?」
2014-04-01 13:42:43(ある王の夢を見た。不義に生まれながらも叡智を手にし、国を栄華に導いた王の夢を。王はただ、己の欲望からではなく、民のために全てを欲した。民とは領域の外のいずれ民となるもの達も含んだ)
2014-04-01 13:58:24(王の価値観の基準は民であった。民無くして王は無し。戦を執ること無く、未来の自分の民をも受け入れていった。だがしかし、王が賢王たりえたのは、神より賜った力のお陰であり、そして、王はその神を裏切ってしまった)
2014-04-01 14:04:56(全てを受け入れすぎたのだ、王は。神は己のみを信ずることを良しとし、そう王と契約した。だから、王が受け入れた外部の民草の神々を崇めることは、決して許されはしなかった)
2014-04-01 14:08:08(そして神は国の崩壊を約束し、外部の神々を引きずり下ろし、王の叡智を奪った。王は、間違えてしまった。また、貶められた神々を、それでも率いた王は、魔王とも成ってしまった。王の死後、国は分裂れた。そして王は……)
2014-04-01 14:12:53