ごちそうさん見聞録

「あまちゃん」に続き、半年にわたる視聴記録を。キムラ緑子語録、希子の名前の秘密、め以子と正義などについて好き勝手につぶやいたものであります。
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カルヴァドス @cornelius0321

②だからこそ孫が可愛いし、海軍に志願する活男に本気で「行かんといて」と哀願するのだ。血のつながりの有無は関係ない。私たちは与えられた「役割」によって家族になるのである。 #ごちそうさん

2014-02-22 12:58:25
カルヴァドス @cornelius0321

「爆弾はあまり当たらない」という国のプロパガンダに「そんなわけないでしょ」とにべもない悠太郎。役所で働く人間が、国のことを一番信用していないという事実。これ、今もそうだろう。 #ごちそうさん

2014-02-24 08:16:19
カルヴァドス @cornelius0321

土地の明け渡しと家の取り壊し(今風に言えば土地収用法に基づく行政代執行)が『足尾から来た女』のシーンと重なる。悠太郎の仕事ぶりは、庶民から恨みを買うような対応だな。わざとかどうか知らないが。 #ごちそうさん

2014-02-24 08:17:28
カルヴァドス @cornelius0321

和枝質店による美術品、古着、絶賛鑑定中w #ごちそうさん

2014-02-25 08:03:49
カルヴァドス @cornelius0321

藤井さん(TKO木本)は、「紅子=ぬか床」と悠太郎にだけ「小さなったな」と声をかけた。私たちは好意を寄せる人の変化(髪型やアクセサリーなど)に敏感だ。この場合の「小さなったな」は「老いたな…」だろう。悠太郎ももうじき孫ができる歳だし。 #ごちそうさん

2014-02-26 01:41:16
カルヴァドス @cornelius0321

元来の几帳面さから、資料を読み込んで空襲対策を真面目に考える悠太郎。でもその性格が災いして、事なかれ主義の役所の連中の無理難題によって次第に精神的に追い詰められていく。悠太郎の中で少しずつ何かが壊れはじめる。外圧に耐えきれず潰れる卵のように…。 #ごちそうさん

2014-02-26 13:23:04
カルヴァドス @cornelius0321

役柄では父・正蔵と確執があり、実生活では料理人の息子である東出昌大=悠太郎。役柄では料理人の娘であり、実生活では父・渡辺謙と確執があった杏=め以子。見事なまでのねじれっぷり。さて、役柄では夫婦で実生活でも…と、これに関しては真相は不明w #ごちそうさん

2014-02-27 03:32:31
カルヴァドス @cornelius0321

軍の指令部の人(TKO木下)、どうせなら鶴瓶の顔で出てきたら良かったのにw 藤井さん(TKO木本)を見て「おぼえてるでぇ〜」、カルメラ食べて「美味いもんは美味い」とか言いながら…。 #ごちそうさん

2014-02-27 08:33:07
カルヴァドス @cornelius0321

髪に少し白いものが混じるようになって、ようやく悠太郎が老けてきた。逮捕されてからの心労の表れか。それにしても、希子が「蘇州夜曲」を歌うとは!透明感のあるいい声。 #ごちそうさん

2014-02-28 08:22:11
カルヴァドス @cornelius0321

川久保がますます宮五郎(ノブ&フッキーが真似するバージョン・写真左)に似てきた。 http://t.co/vUGLStcssk … #ごちそうさん

2014-02-28 09:15:51
カルヴァドス @cornelius0321

海軍に志願した活男のために陰膳(かげぜん)を欠かさないめ以子。悠太郎が満洲へ行くことをその理由とともに伝えるのかどうかは明日になるまで不明だが、西門家の食卓にもう一つ陰膳が増えることだけは確か。陰膳は旅行や出征のために不在となった者の無事を祈るためのものだから。 #ごちそうさん

2014-02-28 12:55:16
カルヴァドス @cornelius0321

「食べてばっかりでしたね」「楽しかったですか、そういう人生」と悠太郎は過去形で問い、「みんな一緒にアパートメントに住んで、孫たちとお爺ちゃんの作った地下鉄に乗りたい」とめ以子は未来を語る。普通ならばつながるはずの過去と未来を、戦争は容赦なく分断する。 #ごちそうさん

2014-03-01 08:24:58
カルヴァドス @cornelius0321

妻の笑った顔が見たいから満州行きを告げなかった夫と、真相を知って夫を追いかけても涙をこらえて送り出した妻。二人とも顔で笑って心で泣いているはずだが、「再開を願う美しい別れ」を夫婦の共同作業で見事に完成させたのだ。 #ごちそうさん

2014-03-01 08:33:55
カルヴァドス @cornelius0321

ふ久の産んだ子が三つ子なら、「円」、「周」、「率」って名付けることもできたのに、残念w #ごちそうさん

2014-03-03 08:22:56
カルヴァドス @cornelius0321

産婆さんに来てもらうのはわかるが、戦前の一般家庭でのお産って、まだ綱にしがみつく方式だったんだ。私はこの綱を見ると、「大奥」を連想する。 #ごちそうさん

2014-03-03 11:21:20
カルヴァドス @cornelius0321

人命無視の防空法、強く要求しなければ閉ざされたままだった地下鉄など、非常時に庶民を放置する国には実力行使して自分たちの身を守るしかないということか。め以子はさながらジャンヌ・ダルクのようだ。 #ごちそうさん

2014-03-04 10:36:57
カルヴァドス @cornelius0321

手紙もドーム駅舎も、め以子にとっては悠太郎そのものなのだろう。悠太郎本人がいなくても、悠太郎に守られているという安心感。 #ごちそうさん

2014-03-04 13:03:26
カルヴァドス @cornelius0321

台所のかまども、ちゃぶ台も、ぬか床も、昨日まで当たり前に存在していた日常の生活が一瞬で灰塵に帰す喪失感。空襲でも地震でも、津波でも、この喪失感は精神的にキツい。「こんな目に遭うために生きてきたんじゃない」と感じる人は多い。 #ごちそうさん

2014-03-04 13:08:13
カルヴァドス @cornelius0321

小作人たちの中には借金を取り立て、農業のやり方を指図する和枝を鬼女とみなす者もいるが、封建的な農村に近代的で合理的な農業経営を導入したというのが真意だろう。企業経営者として見れば、和枝は素晴らしい感覚の才女だ。 #ごちそうさん

2014-03-05 08:47:50
カルヴァドス @cornelius0321

和枝が嫁いだ農家が箕面にあるという設定らしいが、箕面じゃなくて、能勢じゃないのか。能勢って今も農家が多いし。電車も阪急じゃなく能勢電鉄だったりして。能勢の農家をおしゃれで高級な阪急のイメージで偽装コーティングしてる気がする。 #ごちそうさん

2014-03-05 17:53:00
カルヴァドス @cornelius0321

「女は一人でご飯食べられるようにならんと」という和枝の言葉、部屋で一人で食えではなく、私のように自立しろという意味だろ。 #ごちそうさん

2014-03-06 08:11:32
カルヴァドス @cornelius0321

中抜きされる分を見越して配給に出す芋を選別する一方で、「行かはる(出征する)んやったら、お国の人にならはるいうことや」と言って泰介のために自分で柿の葉寿司を作る和枝の筋の通り具合が完璧すぎて…。め以子、和枝のこういう所を見て学べ。 #ごちそうさん

2014-03-06 08:25:23
カルヴァドス @cornelius0321

夢を語る息子とそれを聞く母。微笑ましいはずの親子の語らいなのに、その根底には「死への不安」がある。その矢先にもう一人の息子が…。やり切れないな、今日の話は。 #ごちそうさん

2014-03-07 08:15:33
カルヴァドス @cornelius0321

「このくらいでは、あては死ねんかった」という和枝の言葉、「死ななかった」ではなく「死ねなかった」という言い方が重要。子供を喪う経験をしてきた和枝だからこそ、母親の気持ちが嫌というほどわかる。 #ごちそうさん

2014-03-08 08:17:23
カルヴァドス @cornelius0321

憔悴して戻ってきため以子をひっつかんで畑に突き倒し、一緒に食事をして欲しいというめ以子の懇願すら拒否する和枝は、「冷たく突き話すことで、誰よりも温かくめ以子に寄り添っている」。 #ごちそうさん

2014-03-08 08:22:48
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