2014年4月12日

サターン、V-2etc…宇宙ロケットの”翼”に迫る

Shavitの話を調べていて、面白い資料に行き当たりました。V-2、レッドストーン、サターンetc 最近あまり目にしなくなった尾翼&動翼付ロケット。その翼に込められた設計意図とは…。
33
LH2 @LH2NHI

「イスラエルの宇宙ロケットShavitの面白ギミック」をトゥギャりました。 http://t.co/87VNCcLlzl

2014-04-12 21:28:17

さて、イスラエルのShavitが空力操舵という話をもっと調べようとしていると、面白い資料に行き当たりました。

LH2 @LH2NHI

これに関連して、ロケットの空力制御や尾翼の話を調べていたら…おあつらえ向きの資料を発見しました。 http://t.co/vBjF1twH56 V-2にレッドストーン、サターンにパーシング…ロケットの翼の思想と実例が出るわ出るわのすごい資料です。

2014-04-12 00:17:39
LH2 @LH2NHI

こちらはおなじみV-2ロケットの空力表面。固定翼に加えてジェットベーンと空力舵面がありますが、実はピッチ、ヨーだけならばジェットベーンでいいらしい。 空力舵面を翼先端に付けたのは「ロール制御力不足」を補うためだった。 http://t.co/onfswjs0RZ

2014-04-12 00:25:09
拡大
LH2 @LH2NHI

そして面白いのがレッドストーン。 私今までレッドストーンの制御ってV-2と同じく機体後部のジェットベーンと空力舵面だけだと思ってたんですが、 実は前方にもAir Veneがあり、さらにこれがRCSのノズルも兼ねていて可動する! http://t.co/aFnW6eQmVc

2014-04-12 00:30:37
拡大
LH2 @LH2NHI

そして知らなかったサターンロケットの空力ギミックの数々。 サターンIは空力不安定で、それを抑え込もうとすると第1段のノズルジンバル制御角が過大。というわけで尾翼をつけることに。

2014-04-12 00:38:02
LH2 @LH2NHI

しかし何を思ったか、尾翼は大きな尾翼4+スタブウィング4とし、さらに底面熱輻射を防ぐため外側エンジンの排気ダクトをスタブウィングの先から吹く謎仕様。おかげでタービン可とう管が必要に…。 http://t.co/CNheOE0iCt

2014-04-12 00:42:23
拡大
LH2 @LH2NHI

さて、大型化したSaturnIBでは、尾翼は同じ大きさのもの8枚となりかなりすっきり。 初期のAS-201-202では排気ガスをスタブから吹く仕様はそのままでしたが… http://t.co/4EsjBBjHmv

2014-04-12 00:45:32
拡大
LH2 @LH2NHI

後期型では外側エンジンの排気ガスはノズルスカートのフィルム冷却に使われることになりました。これでエンジンから機体に廃ガス配管を取回す必要もなくなってすっきり。 http://t.co/ZsSMSNJk9V

2014-04-12 00:46:57
拡大
LH2 @LH2NHI

その点Saturn-Vは洗練されている…のですが、こんな面白いアイデアもありました。 スパイラルストレーキ http://t.co/SqbgUvP9PG

2014-04-12 00:49:51
拡大
LH2 @LH2NHI

地上では、円筒のロケットにたいし風が吹き付けると、ロケットの後流側交互に渦が発生します。(と書いてあるけど早い話がカルマン渦ですよね) この励振力がロケット機体に過負荷を与えるのです。 風洞実験の結果このストレーキは大きな効果が! らしいですが、これ飛ばしたらロールしそうな気が…

2014-04-12 00:53:41
LH2 @LH2NHI

しかし実際、地上風はロケット機体の強度を決める要因となっていて、 H2Aでは、機体とMLの間に機体支持機構(あのタワーと機体をつなぐ赤色のアームです。)を設けている理由もそれだったりします。 https://t.co/rtOYpWQpua

2014-04-12 01:03:00
LH2 @LH2NHI

というわけで、以上、Shavitから始まったロケット空力表面よもやま話でした。

2014-04-12 01:04:01

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?