【トルコ・UAEとの原子力協定、参議院外交防衛委員会を通過（4/17）】…各党は何を発言し、政府はどう答えたか。ツイート中継まとめ

満田夏花 @kannamitsuta

参議院外交防衛委員会 アントニオ猪木議員：放射性廃棄物の不法投棄について。日本の廃棄物は水洗なのか。くみとりなのか。 岸田外務大臣：1992年にロシアの不法投棄が明らかになり問題化。その後はそのような事例はない。国連海洋法条約で締約国は海洋汚染を防止する義務を負う。（日本は？）

満田夏花 @kannamitsuta

アントニオ猪木議員：汚染水について、海外でどのような報道がされているか？ 政府：緊急性が高い問題で、政府が前面にでる。汚染水の影響は港湾内にとどまっている。海外のメディアについては、懸念、日本政府の取り組みを報じるもの。IAEAは、海洋においての汚染濃度の上昇は限定的と。

満田夏花 @kannamitsuta

参議院外交防衛委員会 小野次郎議員（ゆい）：福島原発事故の後、我が国の企業が原発を売り込んだ、優先交渉権を得たという状況についてお尋ねしたい。 経産省：ベトナム、トルコ、リトアニア、ブルガリア。

満田夏花 @kannamitsuta

小野議員：国内で売れなくなったので、海外で売るようにしているのでは？ 外務省：国際的にも、震災前から日本の技術に対する期待が高かった。 小野議員：トルコの場合。原発メーカーが総理に同行。特定の原発建設プロジェクト。企業努力の域を超え、政府が企業をサポートしている。

満田夏花 @kannamitsuta

岸田外務大臣：トルコ側の要請について我が国として協力を進めて行った。我が国の世界最高水準の技術を提供していきたい。 小野議員：原発関連資機材について、JBIC/NEXIのファイナンスの付与の際の安全確認について質問があった。そもそもJBIC/NEXIの支援はすべきではない。

満田夏花 @kannamitsuta

小野議員：原発とその他のインフラ輸出を、同様のレベルで論じるべきではない。 経産省：我が国成長戦略の一環として、促進していく。安全性の高い原子力技術を提供していく。

満田夏花 @kannamitsuta

参議院外交防衛委員会 小野議員：原発事故の経験を踏まえて、原発依存を下げていくというのが最大の教訓だったはず。 それなのに、海外では、自民党が企業献金を得て、企業を引き連れて、原発を売り歩く。これは、諸外国を欺く行為である。

満田夏花 @kannamitsuta

参議院外交防衛委員会。 質疑終局。続いて討論。 中西議員：反対の立場から。福島原発事故は未だ収束せず、汚染水処理も後手後手。国会事故調の事故原因の特定も、放射性廃棄物の処分も道がみえない。 いくら、「事故の教訓」を国際共有といっても説得力ない。

満田夏花 @kannamitsuta

中西議員： 中東での政治的不安定からみても、危険。トルコでは市長自らが建設反対。 政府からは原発輸出の安全確認について、経産省自らが確認することを排除しないという驚くべき発言。推進と規制は厳しく分離すべき。 いますべきことは事故の収束。

満田夏花 @kannamitsuta

井上議員：国際的道義に反する。シノップ住民も、市長も、原発に反対している。それを押さえつけて、原発を輸出することは許されない。 また原子力協定第８条で、「核燃料の濃縮・再処理」を許している。これはたいへん危険。 今、日本政府がなすことは、脱原発を世界に訴えること。

満田夏花 @kannamitsuta

参議院外交防衛委員会 トルコ・UAE原子力協定の採決。 賛成多数で、承認。

満田夏花 @kannamitsuta

トルコ・UAEとの原子力協定。参議院の外交防衛委員会で先ほど可決されました。無力感をかみしめています。 シノップの住民たちの痛切な訴えは通じませんでした。

満田夏花 @kannamitsuta

参議院の審議を通じて多くの重要な点が明らかになりました。とりわけ、JBIC/NEXIの輸出信用付与にあたっての確認体制。 賛成議員も含め、多くの議員が懸念を表明。経産省お手盛りにしてはだめです。 原子力協定は、原発輸出の「必要条件」にしかすぎません。まだまだできることはあります。