「原発事故と放射線のリスク学」
- glasscatfish
- 6925
- 2
- 16
- 8
@glasscatfish 「両方に共通して欠けているのは、ある大きさのリスクがあったとき、どうすべきかという議論や思考。」という意味です。補足します。
2014-04-16 15:16:42中西準子氏講演『ゼロ・リスクを求めすぎて、ペルーで水道水の塩素消毒を止めた結果、コレラが蔓延し7000人死亡した時のお話~放射能問題におけるリスク・トレードオフとは…』(2012年9月9日) http://t.co/JSoLF0YLgD パネリスト:山下俊一氏・坪倉正治氏
2014-01-05 16:41:47化学物質のリスク論と放射線のリスク論の比較検討
「原発事故と放射線のリスク学」で最も印象深いのは、中西準子先生のライフワークである化学物質のリスク論と放射線のリスク論を対照させている部分。 どちらも、実測できないリスクの部分で規制が求められている。実測できなくても、リスクは存在する http://t.co/ZQMaRNSiYB
2014-04-17 08:24:35@glasscatfish ここで、注意しているのは、放射線の場合に有意となる年100mSv被曝で0.5%のリスクは決して小さな値ではないということ。 個人の受け止め方とは別に、規制当局は対処必要。これ以下の領域のリスク推定にLNTを用いる妥当性などについて丹羽先生との対談を収録
2014-04-17 08:38:32@shun148 あらかじめ閾値ありとされていた物質についてはNOAELと安全率でよいでしょうが、放射線は無理ではないですか。「中西準子 しきい値なしモデルとリスク受容の課題」http://t.co/tc6qvvnh0q より http://t.co/T2YS9KlPRG
2014-04-10 11:40:49@glasscatfish 丹羽ー中西対談の中では、がん幹細胞が被曝影響で幹細胞のニッチェから排除される(従って癌になれない)という最新の研究(2010年以降あたり)紹介がとても面白い。
2014-04-17 09:20:34@glasscatfish また、放射線と他の発がんリスク因子の相互作用の研究から、100mSv以下の低線量被曝を生活習慣や他の発がんリスクをコントロールすることで「克服できる範囲の被曝」と表現されているのも、よい説明になる場面が少なくないのではないか。
2014-04-17 09:23:59@glasscatfish 中西先生はアメリカの化学物質規制の経緯も紹介。これも明確なリスクが実測できない領域での規制。 言ってみれば(この言葉は使われていないが)ダブルスタンダードなのである。法には目標を示すが、杓子定規な理想論では現実の世界が破綻してしまう。
2014-04-17 08:51:17@glasscatfish 水道など各分野で議論を重ねて、1/1万〜1/百万という値が導入されていった。統一規制ではなく。もちろんリスクーベネフィットだけでなく、リスクーコストも考慮して この「各分野での議論」がリスクーベネフィット&コストで行われることが重要ではないかと思える
2014-04-17 08:58:54100万分の1なんて数字が出てくるのはTTCの考えと思うけど,あれもたしか動物に単回投与した時のTD50かなんかなら,ゼロを通る直線で補外して,リスクが10万分の1とか100万分の1と日になる量を一生かけて摂るみたいなモデルのはず。
2014-04-18 00:51:48@glasscatfish 日本ではこの各分野でのリスクーベネフィット&コストの議論がなく、国際機関大好きで、「国際的」基準値というだけで一律に規制が導入される傾向になりやすい。 この為に、規制当局が自国にとっての規制の意味を分かってないような事態が生ずる。専門家も育ちにくい。
2014-04-17 09:06:06@glasscatfish 非常時での規制値をめぐる混乱、コストやベネフィットの観点が欠落した除染、などにもこの「国際的」基準導入が影響しているのではないか。 (一連のツイートの表現は、中西先生の著書に無い物も多く含みますので、ご注意下さい)
2014-04-17 09:14:08@glasscatfish 低線量被曝のリスクは、他の数多い発がんリスクのリスク変動の幅の中に埋もれる程度と言える。 避けることが出来ない低線量被曝リスクが気になる場合は、他のリスクを少し低下させるだけでも良い。極端に走る必要はない。【了】
2014-04-17 09:30:09中西準子氏・雑感650-2013.10.24「福島の外部被ばく量は過大評価されている-現実は,今の評価値の1/2か1/3である-」 http://t.co/Z9kruxwOLs 実効線量と測定量との相関図 http://t.co/GVDYWDL3vo
2014-01-03 14:12:14ブログ:Yama's memorandam 環境モニタリングにおける空間線量(率)について http://t.co/BQ5S9kO2s3 中西準子著 「原発事故と放射線のリスク学」を読んでみた http://t.co/ZhB8xuzmvP
2014-04-18 06:59:32中西準子氏『時代の証言者~リスクを計る』 http://t.co/WCjGzCeqna 「安全の標榜には嘘を感じますが、危険を強調しすぎるのも、問題です。なぜならば、被害者がいる。…しばしば、「影響は大きい」と警鐘を鳴らすことで、特定の人が不幸になってしまうことに、気付きました」
2014-01-05 13:12:04除染・帰還・移住
【新着記事】福島の「帰還か移住か」を考える――経済学の視点から/中西準子×飯田泰之 http://t.co/q8qAiPJnNQ
2014-03-14 08:23:36中西準子氏『除染のあり方』ワークショップでのスライド http://t.co/JWoZeMs1l5 「国が示した外部被ばく量の計算方法はおかしい。外部被ばくは過大評価されている。現実は計算値の1/2~1/3」 http://t.co/v80iSyJ4u7
2014-01-31 16:42:15帰還問題は、空間線量率やインフラ整備だけの問題ではない。 帰還した地元で職に就き、将来の生活設計を再考出来るかの問題 でも被ばく量の誤解は未だに多くまずはそこから… 中西準子氏の http://t.co/tkrLKTIRUi より http://t.co/VuVmgW6vEf
2014-02-07 23:41:39これを言えるまでに3年が必要だったのかと思うと、大きな社会的影響のある問題の、さまざまな受容のプロセスの難しさをおぼえたりもする/「帰還か移住か」を考える――経済学の視点から/中西準子×飯田泰之 http://t.co/NdHaTn5XE4
2014-03-14 11:41:08