【艦これSS】羽黒ちゃん処女調教済み小説【完結】

龍のな＠リョナRPG開発中！！ @ry_nona

「あ、の…。おろしてください…」 コップをテーブルに返しながら、羽黒は懇願した。提督の腕が回されたままでは、降りられそうにない。 提督は腕の力を緩める。そろそろと、羽黒は床に下ろされた。足に力が入らないが、なんとか立てそうだ。 #ながらSS

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「自分で服は着れるな？」 羽黒は無言でうなづいて、服を直し始めた。湿った下着が気持ち悪い。部屋に戻ったら換えよう。やっと開放されたのだし。 「今日はもう、仕事はない。ゆっくり休め」 「わかり…ました」 #ながらSS

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提督は、椅子を回して、くるりとテーブルに向いた。背中を向けられたことに、なんとなく羽黒は寂しさを覚える。…なぜだろう。嫌な事をこれほどされているのに。寂しいなんて。 #ながらSS

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「すみません、失礼、します…」 服を直して、羽黒は部屋を後にする。 提督に言われたように、もう、自室に戻ってゆっくり休みたい。もう、眠って、忘れてしまいたい。 #ながらSS

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閉まる扉の隙間から見える、羽黒の後姿を、提督は、どこかつらそうな目で見ていた。 だけど、羽黒は、その視線にも、その視線の意味も、気付くことはなかった… #ながらSS