- no_use_winpie01
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街のお客様の場合
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@no_use_winpie02
親子が一組。風鈴くださいな。 小さな子供を連れている。朱夏はにっこりと両親に風鈴を渡す。受け取った両親は、それをそのまま子供に渡す。 朱夏は、何も言わない。
2014-04-21 20:33:00
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@no_use_winpie02
その両親を彼女は覚えていたろうか。 あの風鈴を持った子供がいつか大人になって青き春を無事終えた頃、そのそばには誰がいるだろう。風鈴をくれた両親はまだいるだろうか。 もしも風鈴を返せないならその思いは残したまま、あの頃と同じようにしましょう。受け継がれていく想いは、夏のお祝いに。
2014-04-21 20:36:15
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@no_use_winpie02
朱夏を毛嫌いする人もいる。春にしがみついたままの、まだ心が子供なままの人。悔しいね。思いを受け入れて貰えなくて痛い思いもしたかもしれない。 大切な商品壊されたり、石を投げられたり。辛いこともあるけれど、彼女は夏のお祝いを続けます。
2014-04-21 20:42:02
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@no_use_winpie02
彼女に石を投げた心が子供な人が、夏を迎えられない人かもしれない。その人に風鈴を売ることは出来ない。そんなの悲しい。 もしも夏を迎えられた時が来たら、ちゃんと渡せるから。その時には精一杯のお祝いを。そしたらこんな言葉が聞けるかも。「あの時はごめんなさい」って。気持ちは伝わる。
2014-04-21 20:45:34元ネタは…
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@no_use_winpie02
人の一生を四季に例えた、「青春」「朱夏」「白秋」「玄冬」という言葉が元のお話です。朱夏ってのは30代前半以降をさします。つまりお前ら!20代はまだまだ青春真っ盛りなんやでえ!!←
2014-04-21 19:52:28閲覧ありがとうございました!