【みんなではまろう】岩波文庫『太平記』一巻のみどころ【南北朝】
- MoronaoKou
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余は室町幕府六代将軍足利義教である。くじ引き将軍・還俗将軍・悪御所などあだ名は沢山あるが命が惜しくないのなら気軽に呼んでくれ。たまに持豊や満祐にスマホを奪われるが気にするな。話し掛けると絡繰りリプが発動するぞ。持氏に加勢する際はブロックでお別れじゃ。よろしく頼む。
あああほんとに岩波太平記欲しいよぉ><もう観念して買っちゃうか。読めてない本一杯重なってるけど…。教科書代高いけど…。もう買うしかない気がする
2014-04-26 11:14:26秩父党惣領。長寛2年(1164)〜元久2年6月22日(1205年7月10日)。桓武平氏良文流畠山氏、父は畠山重能。頼朝さま挙兵に伴い源氏に帰伏する。 写真は実家の深谷市にある銅像、愛馬三日月と。右手が不安定。 【説明書き】https://t.co/GB4ARocveN
岩波文庫太平記一巻のおすすめのみどころ
太平記って平家物語のつもりで読もうとすると、文字データのバイト数で大体二倍以上ボリュームがあって、源氏物語には及ばないものの、軍記物語としては最も長い作品なんです。
2014-04-26 11:16:51とはいえ、どこを拾ったらいいかは読んでみるまでわからないよね~(・ω・) そんな人の為にオススメの部分を拾ってみるので。とりあえず読んでみて。
2014-04-26 11:20:31まず一巻の大まかな粗筋(・∀・) 鎌倉北条氏が腐敗した政治を行う世紀末日本に後醍醐帝が爆誕!幕府を倒すべく各地の武将をスカウトしたよ!スカウトされた赤松さんや楠木さんは大暴れ!難航していた倒幕計画も彼らの活躍でいい感じ!
2014-04-26 11:24:03ポイントとして登場したばかりの後醍醐帝や、その皇子、大塔宮の描写のキラキラぶりは読んでみて(・∀・) 太平記の装飾過剰な文体っていうのが、よく出ているよ。
2014-04-26 11:26:31P43の皇子達の御事には後醍醐帝の息子たちの紹介があるけれど、「一実円頓の花の薫ひを、荊渓の風に分かち、三諦即是の月の光を玉泉の流れに浸せり」とか、とにかく形容が派手なんだ(・∀・)
2014-04-26 11:31:16倒幕計画はスタートするものの、なかなか上手く事が進まない。計画に参加した武士の裏切りから計画が露見して、最初の合戦シーンが一巻目にして始まるよ(・∀・) P61では、平家物語の今井兼平自害の真似して死ぬ武士がいたりする。血なまぐさいけどちょっと滑稽なんだよね。
2014-04-26 11:36:53源平好きの衆には特におすすめ、岩波文庫太平記一巻のみどころのひとつ(▼ω▼キ)ノ RT @asijaga2nd (略)最初の合戦シーンが一巻目にして始まるよ(・∀・) P61では、平家物語の今井兼平自害の真似して死ぬ武士がいたりする。血なまぐさいけどちょっと滑稽なんだよね。
2014-04-26 11:49:00よく見ると、この時討伐を受けた多治見や土岐の様子は、寝起きで乱れた髪をなで上げて結い上げていたり、そばで寝ていた遊女に起こされて事態に気がついたり、生々しい描写があって面白いよ(・ω・) 遊女のお姉さんが妙にかっこいい。
2014-04-26 11:40:25「傍に伏したる遊君、物馴れたる女なりければ、枕なる鎧を取って打ち着せ、上帯を強くしめさせて、なほ寝入りたる者共をぞ、忍びやかに引き起こしける」
2014-04-26 11:43:17次に面白いのはP67、主上御告文関東に下さるる事。帝から直接下された御告文にまつわるエピソード。身分の低い東国の武士が、それをじかに読んだら、鼻血吹き出して血を吐いて死んじゃったよって言うんですね(・∀・)コワイヨー。
2014-04-26 11:49:50三種の神器とか直接目にすると、目がつぶれるとかいいますよね(・∀・) まあ、義詮が聞いた話だと、太平記で鼻血吹いて死んじゃったことになってる斎藤利行は実際はこんな死に方してないみたいなのですが、こんなことが昔は言われていたんですよね。
2014-04-26 11:52:15さてP86。ここは一度声に出して読んでみて欲しい太平記の有名な文章ですね。俊基朝臣の東下り。でも有名な流布本とは少し違うんですが、これも装飾ごてごてで派手な文章。
2014-04-26 12:04:20