10周年のSPコンテンツ!
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心ゆさぶれ!先輩 ROCK YOU @senpai_rockyou
ここでトゥルーストーリー――スイッチ一つで何かが変わります!人口が最も少ない鳥取県の図書館にいま、全国から関係者が視察に訪れ注目されています。かつて昼寝スポットと揶揄されていた、図書館を改革したのは一人の司書、小林隆志(たかし)さん。
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その秘策は…なんと「悩み相談」だった!?図書館らしくない図書館誕生の物語、教えてあげる。
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それまで、とんと縁がなかった図書館に33歳で異動になりました。だけど、愕然…地方財政の悪化で予算は削られ…図書館の必要性が問われていたんです。司書の人たちもなんだかやる気なさそうだし…参ったなぁ。会議で打ち出された方針は「働く人向けのサービスの拡大」でした。
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税金をたくさん払ってくれる、働くオトナに図書館の価値をアピールする作戦です。でも同僚たちは、ビジネス本を集めたコーナーを作っただけで満足気。ん〜意味あるのかなぁ、こんなの…。考えてみれば、自分自身、ビジネスマンの現実を知らずに来ました。
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だから中小企業向けの勉強会をのぞいてみたんです。そこで、衝撃をうけました。仕事帰りの夜、誰もが真剣な眼差しで勉強会にのぞんでる…!長引く不況で、鳥取から撤退する大企業もある中、みんな、必死で明日を模索してました。そして、閃いたんです!それはいったい…!?
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職員「何やってるんですか?!」小林「出前できないかなと思いまして…」図書館で働く小林さんが考えたのは、ビジネスマンが集まる勉強会に、テーマに合わせた関連本を持ち込む!というもの。上司に掛け合って許可を貰い、その場で貸し出しできる準備もして。上手くいくかは正直ドキドキ…。
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小林「お疲れさまでした!出前図書館でございます!」この試み、中々好評だったんです。もっと詳しい本なら図書館にもありますからと宣伝もして…各地で出前図書館を続けて半年が過ぎた頃…一人の男性に出会いました。
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なんでも、起業を目指すセミナーに通って3年目。自分の企画を商品化する手だてが見つからず悩んでいて…男「入口のシャッターを台風や強風から守るモノなんですけど…」あるのは簡単な設計図だけ…困りました…アドバイス出来るような知識もないし、図書館に戻って、同僚の司書たちに顛末を話すと…。
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意外な声が…!司書「あの、ちょっといいですか?たしか気象庁の総計資料の中に全国の台風のデータがあったよな…」司書「強風に負けない金属加工の研究論文は地下にある本に引用されていましたね…」司書「この図書館には無いけど、東京の図書館にシャッター市場動向調査があったはずなんだ」
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やる気なしと思っていたら、なんだかスイッチが入っちゃって…とにかくみんな博識で驚かされました。瞬く間に関連図書が集まったんです。小林「皆さん、これ、すごいチカラになれますよ!」これが図書館司書が持つ本来の「チカラ」
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それからシャッターを守る道具をいかに実現化するか、図書館中の本を提供するのは勿論のこと、東京にしかないデータは国会図書館まで行ってかき集めました。独自にグラフにまとめて渡したり、大学の研究論文を探しだすと…男「なるほど!役に立ちます」
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1年後、企画は商品化され、新たな防災グッズとして数々の賞を受賞したのです。男「本当にありがとうございました」職員「いやぁ…我々は、ただ、悩みのひとつひとつ応えただけですから…」
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こうして私たちは気づかされたんです。図書館には巨大な知識が集まっている。だから司書たちの資料を探し出す力を使えば大概の悩みに答えられる!って。
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これこそ、図書館活性化の道!例えば離婚の相談には…実用書だけでなくメンタルケアための文芸書や絵本もそえて。ペットのお悩みには…飼い主の心を癒す本なんかもオススメしちゃいます。
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悩み相談から始まり、ついには、事業や研究所への橋渡しもするなど図書館がいつしか人々をつなぐ街のプラットホームとなり、ライブラリーオブザイヤーにも選ばれました。とことん役に立つ図書館。そんなお話。
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VTR終わって――奈美さん「待っててもしょうがないから、こっちから出張して出かけていくっていう、なかなかその発想はわかないし」加藤「膨大な本の中から、自分がホントに読みたい本て見つけれなかったりするでしょ?」木南「そう、難しい」加藤「俺、すげぇいいと思う」木南「すごいいい!」

コメント

えびとろあなご蒸し@ロボガZポセス鯖 @ebitoro 2014年5月6日
 これ、多賀城市役所や件の武雄市長、その他全国の図書館職員にも目を通して欲しい記事だわ。施設の近代化ばかり模索する「システマニア」には気付けない「気付き」があって目から鱗。
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